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詩と散文詩でつづる「日本の自然と心のうた」

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本
映像作家　増田達彦（ペンネーム：みずすまし げんごろう） が、日本の風景の中を歩いて気づいた「心のうた」を、瑞々しい言葉で綴る詩・散文詩。あなたの心のちょっとした栄養剤になれば嬉… もっと読む
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日照雨（そばえ）

ありふれた　毎日が　 風のように　過ぎ去ってゆく 夏休み　子供たちは　 はしゃぎながら　駆…

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3日前
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日本の自然美 ＃13【水の旅】

空に浮かんでいるときは 雲　という名で呼ばれてた 雨　という名で落ちてきて 日本の森に　…

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13日前
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日本の自然美 ＃12【熊野みち】

あたりまえのことだけど 歩いて初めて気がついた こうして歩くこの道は だれかが歩いてきた道…

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1か月前
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日本の自然美　＃11【森の神様 クマ様】

吐く息の白さに 間近な冬の到来を知る 君もこの森のどこかにいて 同じように白い息を吐き 冬…

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1か月前
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日本の自然美・心のうた　＃10【木の実】

春には満開に花を咲かせ 虫や小鳥に蜜を与える 　　 夏には枝一杯に葉を繁らせ イモムシたち…

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2か月前
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日本の自然美・心のうた　＃9【青い鳥】

捜し求めて　さまよっても 君に逢えるとは　限らない どこかにいると　信じていても 逢えない…

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2か月前
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日本の自然美・心のうた　＃8【小鳥】

小鳥たちは知っているよ この町の公園にどんな木があるかを 　　 小鳥たちは知っているよ この木がどんな味の実をつけるかを 小鳥たちは知っているよ 冬でも美味しい蜜の出る花を 　　　 小鳥たちは知っているよ この町が少しずつ変わっていることを 何千キロも北の国から 自力でこの町へやってきた その命がけの旅に 頭が下がる 　　　 途中で君が見てきた世界は ずっと美しいままだっただろうか 何かが変わってはいないだろうか 　　　 小鳥たちはきっと知っているよ 無智なくせに傲慢で

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日本の自然美・心のうた　＃7【わだつみ】

僕の心の中には海がある 悲しみに波立ち 怒りに荒れ狂う 自分でも御しがたい海がある だから…

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4か月前
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日本の自然美・心のうた　＃6【貝殻】

貝殻は不思議だ 自らの体はナマコのように柔らかいのに その体からこんなにも堅く美しく 多彩…

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4か月前
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日本の自然美・心のうた　＃5【いのちの水】

ドウドウドウ　　　 ドンドンドン 水が山から飛び降りる 金の粒をきらきらさせて 山にいのち…

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4か月前
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日本の自然美・心のうた　＃4【石ぼとけ】

昔ながらの道ばたに 並んだ石の仏さま だれが願って立てたのか 何を祈って立てたのか 日照り…

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5か月前
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日本の自然美・心のうた　＃3【お寺の鐘】

私が生きていることで 誰かの役に立ちますか 私が生きていくことで 何かの役に立ちますか 草…

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5か月前
8

日本の自然美・心のうた　＃2【彼岸花】

だれも見たこと ないけれど だれもがかならず行くところ 極楽浄土に咲くという 真っ赤なお花…

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5か月前
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日本の自然美・心のうた　＃1【ちいさな祠】

昔の道を歩いていると 小さな祠がありました しゃがんでお参りしていると 心が昔に飛びました 日和がよくて ありがたい 家族が元気で ありがたい 日照りに雨で ありがたい お米が豊作 ありがたい おまんま食えて ありがたい 村が平和で ありがたい 昔の人は道すがら 小さな祠に身をかがめ 何でもかんでも神さまの おかげと感謝をしています お参り終えた人々は みんな幸せそうでした ふと気がつくと目の前に 今も祠がありました 　2011年　富山県・三重県　みずすまし

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