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映像作家と構成作家、どこが違うの? について

こんばんは!
birdfilmの映像作家、
増田達彦です。

肩書の「映像作家」ですが、
構成作家」ではないの?
とよく聞かれます。

で、その違いを、私なりの考えで
簡単に解説しますね。


「構成作家」が活躍するのは、
主にテレビ番組の制作です。

例えばバラエティーや情報番組、
ドキュメンタリーなどで、
企画会議にアイデアを出したり、
台本を作る時の構成を考えたり、
実際に台本を書いたり、
バラエティーだとネタを出したり
面白くするアイデアを出したり、
映像編集の際に、
ディレクターの横について、
編集プランや、
ナレーションを考えたりする人。

つまり、プロデューサーや、
ディレクターに知恵を出す人

というのが近いかも。

私の印象としては、
ディレクターの横にいて、
もっと「ああせい、こうせい!
とアイデアを出すから構成作家

あ、悪意はありませんよ。
私も一時期、やってましたし、
構成作家の友人はいますので。


「作家」と名が付きますが、
台本など文字を一切書かず、
口だけで商売する人も多いです。
でも、いい構成作家は、
ちゃんと台本や素敵なコピーを
考えて書いてくれる人です。

そういう意味で、
「構成作家」と「放送作家」は、
ほぼ同義語ですね。

ラジオの深夜番組などに、
面白いハガキを次々と出す、
いわゆる「ハガキ職人」から、
「構成作家・放送作家」
になる人もよくいます。

一番わかりやすい出世例は、
作詞家でもある秋元康さんかな。



水中撮影中の増田

で、一方、「映像作家」は、
世の中にあんまりいません。
シンプルに言えば、
映像を作る人」です。
写真も動画も映像なので、
写真家やYouTuberも、
広い意味では映像作家。

でも、彼らは、自分たちを、
「写真家」「YouTuber」
と名乗ることでしょう。

私の勝手な定義ですが、
商業的な受注ではなく、
映画であれビデオであれ
芸術的、あるいは社会的に、
意味のある、あるいは、
創造性や物語性がある、

オリジナルの映像作品を
自主的に作る作家が
「映像作家」

実際に映像を作る作家です。
見てみると、ええぞー!
というのが「映像作家」。

ちょっとふざけました。


水中撮影は疲れます


まあ、細かいことはいいんです。
自ら映像を作るのが映像作家で、
放送現場でアイデア出す人が、
構成作家、という、
ざっくりとした感じで、
ご理解いただけたら幸いです。


くだらない解説ですみません。
ここまでお付き合いいただき、
ありがとうございました。
<m(__)m>

birdfilm  映像作家 増田達彦

















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