「陽炎」 歌詞
作詞・作曲:増田達彦(1977年)
天秤座CD「わすれもの 1976~」10曲目
ソファーに深く身体埋めて
荒れた想い出に火を点ける
どうしようもない空しさで
吸いさしを揉み消せば
たった5分で 昔の夢が終わる
ただ それだけのこと・・
※ 僕は色褪せたシャツを着て
陽炎の中に溶けて行く
電車の音が 夏を焦がし
気だるさは果てしなく・・・
おまえを好きだということも
忘れてしまいそうな午後
紅のついた吸いさしが
灰皿に残されて
昨日燃えた恋が今日終わる
ただ それだけのこと・・
街は色褪せて暮れてゆき
陽炎の燃える坂の上
僕は想い出を引きずって
気だるさは果てしなく・・・
※ 僕は色褪せたシャツを着て
陽炎の中に溶けて行く
電車の音が 夏を焦がし
気だるさは果てしなく・・・
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