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樺沢紫苑著『精神科医が教える 幸せの授業』

樺沢紫苑先生の最新刊、『精神科医が教える 幸せの授業』は、2021年3月に発売された『精神科医が見つけた 3つの幸福』の図解版です。

約2年半前にも『精神科医が見つけた 3つの幸福』者著感想キャンペーンに応募しました。

記事後半に当時の感想文へのリンクもありますので、よろしければご覧ください。私の2年半の文章力の変化も垣間見れると思います。


🍀『精神科医が教える 幸せの授業』著者主催「感想キャンペーン」応募記事です

樺沢紫苑先生の最新刊『精神科医が教える 幸せの授業』を読んでいます。

この本は、2021年3月に発売された『精神科医が見つけた 3つの幸福』の図解版です。

当書にも書かれている『幸せの三段重理論』とは、「心と体の健康(セロトニン的幸福)つながり、愛(オキシトシン的幸福)成功、お金(ドーパミン的幸福)を意味し、これらの優先順位が重要とされています。

この『幸せの三段重理論』を、2021年3月に発売された『精神科医が見つけた 3つの幸福』で一足早く知り実践し、人間関係や考え方が大きく変わった私の体験談を書いていきます。

今から3年前までの私は、他人の目や評価を気にし、自分の趣味すら隠し、否定や嫌われることを恐れ、身近な人以外との交流は、極力避けて生きてきました。

とは言え、同じ趣味を持つ仲間と楽しく行動している人達を見て、寂しさを感じ、それを自然に発信している人達を羨ましく嫉妬すら感じていたのも事実です。

今では何の躊躇もなく、「私の趣味は鉄道です」と言えますが、かつては人に言うことができずに、一人で電車の運転ゲームに没頭し、鉄道関連の本やグッツを買い集める日々でした。

また「日本の鉄道を全線乗る」という目標を追い求め、今になって思えば、「ドーパミン的幸福」を追求しもっともっと物欲達成感に駆られ、寂しさや羨ましさを紛らわせていたようです。

そんな日々に虚しさを感じていた時、樺沢紫苑先生の『ブレインメンタル強化大全』に出会い、睡眠運動それに朝さんぽの効果を知り「セロトニン的幸福」を得て心身ともに充実していきました。

整った心と身体は、自然に「オキシトシン的幸福」を求めていくようになりました。しかし人との交流を避けてきた私には、どうすればよいのかわからなかったのです。

そんな悩みを抱えていた時、樺沢紫苑先生の本で、今の居心地の良い場所にいる限り何も変わらないという「コンフォートゾーン」という概念を知りました。

私にとって、少し難しい樺沢紫苑先生のオンラインの場に、顔出しで参加しコンフォートゾーンを出るチャレンジをしたのですが、話の流れで、「鉄道が趣味です」と、まさかの自己開示をしてしまいます。

いつの頃からか、趣味ですら人に隠して生きてきた私は、急に怖くなりカメラを見ることが出来なくなりました。

モニター画面に視線をそらすと、チャット欄には「素敵な趣味ですね」「私も鉄道が好きだと言えませんでした」など温かいコメントや共感が寄せられていました。

樺沢紫苑先生からは、「コンフォートゾーンを出られましたね」との言葉をいただき、「オキシトシン的」「ドーパミン的幸福」を感じ、自分を受け入れてくれる人がいることに涙がでそうになりました。

やがて、リアルで人と接する場へ出ていきたいと、思うようになります。

その頃、当書『精神科医が教える 幸せの授業』のベースとなった『精神科医が見つけた 3つの幸福』が発売されました。

特に心に強く響いたのが「人間関係は勝手に育たない」「コミュニケーション術は学ばなければ知らないまま」人間関係も自分から行動しなければ何も変わらないという、今思えば当たり前のことに気づかせてくれたのです。

その日から私のお金の使い方が変わり、鉄道グッツの収集などではなく、コミュニケーションの本や講座など、当書に書かれている自分の中に蓄積され財産になる「自己投資」へ使うことが多くなります。

学んだとは言え、ぎこちないコミュニケーション術を使い、オンラインでの自信からか趣味を隠すことに躊躇しなくなり、多くの人の集まる場所に出ていくようになりました。

その結果は、今では一緒に鉄道旅に行く友人もでき、自分の趣味に基づくコミュニティも運営することができています。

趣味嗜好も違えど、月に数回あうだけの性別も年齢も違ううえに、本名すらしらないニックネームだけの交流、それでも深い悩みや思いを語れる当書に書かれている「ガス抜き」ができる人たちと出会えることもできました。

現在の私の心は、「幸せの三段重理論」を、優先順位に従って実践したことで、「オキシトシン的幸福」で溢れています。

反対に、部屋から溢れるほどあった「鉄道関連のグッツ・本・ゲーム」は姿を消し、同じ趣味の友人や、少しでも興味を持ってくれた人との列車の旅の方が、楽しくワクワクするようになっています。

いまでも、新たなコンフォートゾーンの外にでるのは、正直なところ躊躇や迷いが出て行動が止まることの方が多いです。

当書には「セロトニン、オキシトシンの基盤は「立ち直る力」であり、幸福の三段重の2段目を盤石にしておけば失敗を恐れる必要はない」と書かれています。

二段目までが盤石になった「今」この言葉を忘れずに、新しいことにチャレンジし続けようと改めて思いました。

イラストも多く楽しく読めるこの1冊。みなさんも、この本で幸せの授業を、受けてみてはいかがでしょうか。

🍀『精神科医が見つけた 3つの幸福』感想キャンペーン応募記事です(2021年4月) 原文修正(誤字脱字含む)なし

当時の記事は、いかがでしたでしょうか?
この頃は、記事など書き始めたばかり、あれから2年半を経て、私の文章力もアップしたのではと自分では感じているのですが---

この時は「優秀賞」に選ばれ景品のマグカップが届きました。
この時の感動が今でも、記事を書く原動力になっています。


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