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#4 自分を隠さなくなった「2つの理由」

太っている「容姿コンプレックス」からなのか、数年前までの、わたしは「他人から嫌われる」こと「自分のことを知られること」に、ものすごい恐怖心を抱いていました。

ところが「今」では、自分の「趣味嗜好」「自分の思い」「今の自分」などを、あまり臆することなく「表現」できるようになりました。

「ダイエット」により、「容姿コンプレックス」が、解消したのも「理由の一つ」ですが、それ以上に、大きい「二つ目の理由」「自己開示」をしたことです。

人を好きになると、相手に自分をよく知ってもらいたいと思うと同時に、相手のことももっとよく知りたいと思う。だからいろいろなことをたずねる。自己開示と好意は比例する。自己開示すればするほど、好意は増す。

斎藤勇著『図解雑学 人間関係の心理学』より引用

新卒で入社し、配属前の「新人研修」の時に、数人で集まり、それぞれの「自宅」へ、訪問することになりました。

「自分のことを知られる」ことを、恐れていた私は、自分の「趣味嗜好」が分かるものを、すべて方づけました。そう自ら「相手」から自分を、知ってもらう事を「拒絶」したのです。

一方で、ある同僚の「部屋」は、自分の好きな趣味の本や、アイドルのポスターで、溢れかえっています。

「自己開示」しなかった私は、次第に周りから距離を、置かれていることを感じました。一方で「自己開示」した同僚は、周囲と一気に、溶け込んでいきました。

出会った直後は、2人とも心の扉はほとんど閉じた状態です。それが自己開示をして、自分の心の扉を少しだけ開けると、相手も自己開示をするとともに、心の扉を同じくらい開けてくれます。
~(中略)~
これを「自己開示の返報性の法則」と呼びます。

樺沢紫苑著『ストレスフリー超大全』より引用

当時いや、つい数年前まで、なぜ自分だけが「距離」を置かれるのか、理解できず、挙句には「何もわかっていない」など他責の感情まで、持ちはじめます。ですが「根拠」を知った時、この出来事は「必然」だと、やっと「理解」できたのです。

とは言え、「自己開示」への「第一歩」を踏み出すことへの、ハードルは、高いものでした。

そこで「第一歩」として、「ツイッター」で、匿名で少しずつ「自己開示」を、してみます。

自己開示は誰にでもすればいい、というものではありません。親しくない人に自己開示をしても共感は生まれないからです。

樺沢紫苑著『言語化の魔力』から引用

とある「Zoomイベント」「発言」する機会がありました。思い切って「自分の趣味は鉄道」ですと「自己開示」をしました。

この「Zoomイベント」は、「ツイッター」で、何度も「コメント」で交流していた方が、多かったので、「安心感」と、ある程度の「信頼感」は、ありましたが、画面越しとはいえ、実際にお顏を、拝見しながら、話すのは初めてです。

そんな状況でも「嫌われたらどうしょう」「引かれてしまうかな」色々な感情が、頭を駆け巡ります。

ありのままの自分をさらけだすことに、「恐怖」を感じるのは、人の自然な心理です。
「否定されたらどうしょう」「批判されたらどうしょう」「受けいられなかったらどうしょう」普段の自分は、ある意味「仮面をつけた自分」ですから、多少批判されても我慢できます。
しかし、「ありのままの自分」を否定されてしまうと、人は大きなショックを受けるのです。

樺沢紫苑著『言語化の魔力』より引用

結果は「私も鉄道が好きです」「素敵な趣味です」安堵と共に、とても嬉しかったのを。覚えています。

「本当の自分を知られたら嫌われる」長年の「思い込み」が、外れた瞬間でした。

自己開示をして嫌われるのではないか、という不安は誰にでもあります。
しかし実際のところ嫌われない場合が多いです。
それどころか、喜ばれるのが普通で、それは心理学的にも裏付けられています。

樺沢紫苑著『言語化の魔力』より引用

数か月後に、その「Zoomイベント」に、参加した方と「リアル」で、お会いできる機会がありそこで、「私も中々「鉄道」が好きだと言えなかったのですよ」「自己開示」を、していただきました。

少しずつ、お互いの心の扉は、開いていき「今」では、一緒に「鉄道旅」をする友人になっています。

いかがでしたでしょうか。一歩踏み出して「自己開示」を、することで、「生きづらさ」は、大きく減っていきますよ。

#5「生きづらさ」を感じたら!はこちらから

引用させていただいた「本」


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