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BIRTHERs' INTERVIEW Vol.4 / BIRTH LABコミュニティマネージャー 青木 雄太

こんにちは。BIRTH事務局 / BIRTH LAB ディレクターの松尾です。

今日は、BIRTHの”コミュニティ”を支える大黒柱、BIRTH LABコミュニティマネージャー青木雄太さんを紹介します。

相棒の青木くんなので、だいぶくだけたインタビューとなっていますが、隣で同僚が話すのを小耳に挟むテンションでお読みいただければ、嬉しいです。

夏になると、アロハシャツがトレードマーク🌺

青木くんが「コミュニティ」にこだわる訳とは

松尾「青木くんってさ、めっちゃコミュニティすきじゃん。そもそも、なんでだっけ?」

青木『コミュニティ』って言葉自体に出会ったのは、震災の時まで遡るんだよね。震災が起きた時は、仙台で大学生で。直後実家に戻ったりもしたんだけど、夏には、東北に戻ってきて。その時、気仙沼大島の被災地ボランティアに行った時が始まりなの。」

松尾「そうだったんだ。ボランティアでは、どういうことしたの?」

青木「まさしく「地域のコミュニティづくり」のボランティアだったんだよね。島内のいろんな人のところに遊びに行ったり、イベントを立てたり。ざっくり言うと、活動を通して、震災で心を痛めてる方のメンタルサポートをしてたって感じかなぁ。」

松尾「なるほど、この経験が今の活動に繋がるわけか。」

青木「この時、コミュニティづくりって、すごく人の役に立つ活動なんだなって思ったんだよね。社会の枠から抜け落ちてしまいそうな人を救える活動かもしれない、って思った。」

松尾「今のコミュニティへの熱量は、こんな原体験があったんだね。」

青木「そうそう。あと、もうひとつ心に留めてる大事な出来事があって。」

松尾「なになに?」

青木「ボランティアしてから数年後、大島を訪れたの。そしたら、震災からしばらく経っていたから、コミュニティ活動への補助金が無くなっていて。変わらぬ熱量を持っている方はいたけど、でもとても経済的にしんどそうだった。コミュニティづくりはしたいけど、この状態で生きていくことは、自分にはできないって思ったんだよね。」

松尾「なるほど…」

青木「だから自分がやる『コミュニティ運営』は、戦略を意識してる。ちゃんと関わる人が成果を得続けるモデルにしないと、どんなに素晴らしい活動でも続かない。」

BIRTHのコミュニティマネージャー青木になるまで

松尾「大学院を卒業して、ストレートにコミュニティマネージャーの仕事をするようになったわけじゃないよね、たしか。」

青木「そうそう、いわゆる大企業に就職して、起業しようと思って飛び出して、ニートになって。」

松尾「ドラマチックだなぁ(笑)」

青木「そうそう。本当にいろいろあったんだけど、いろんな方と出会って話してるうちに、今絶賛開発・運用してる、コミュニティマネージャー向けの会員さん情報管理システム『TAISY』のアイディアを思いついたの。」

松尾「おお、TAISY!聖徳太子のTAISYね!」

青木「そう。で、システム作るなら、実際に現場にも入りたい、手触り感を持って開発したいと思っていた時に、プロデューサーの内田さんに声をかけてもらって、今に至るって感じ。」

松尾「そういう流れだったのかぁ」

持続的であるために、成果にこだわる

松尾「実際、青木くんが入ってから3年ぐらい?BIRTHのコミュニティで、どんな変化を感じてる?」

青木「日々だと小さな変化だけれど、最近BIRTHERsの方(BIRTH施設の月額会員さんなど、BIRTHを通じて繋がるみなさん)同士でビジネスや協業が生まれてるのは、すごく嬉しい変化だし、成果かなぁ。」

先日のBIRTH THANKS WEEK 1 DAY PARTYの様子

松尾「すごい嬉しい変化だよね。ちょっと前じゃ考えられない。」

青木「本当にそう。コロナ禍に入って、オフラインの活動が圧倒的に制限された時に、改めて、BIRTHのコミュニティをどうやって活性化していくべきなのか?どうやったら、よりBIRTHで価値を感じてもらえるのか?すごく考えた。コミュニティマネジメントの理論と照らし合わせながら、より意識して戦略的に運営を始めたんだけど、その成果が少しずつ見えてきてる感じ。」

▼ 青木くんのコミュニティマネジメントに関する考察は、ぜひこちらのnoteから

松尾「TAISYも大活躍だね」

青木「ありがたいことに。システム上に会員さんから聞いたお困りごとや課題が蓄積、共有されてるんだけど、着実に解決していってる感じはあるんだよね。実際にBIRTH LAB・WORK麻布十番だと、問題の解決率は63%。」

松尾「リアルな数字(笑)」

青木「うん、なんとなく仲良し、いい感じのコミュニティで、数年後に続かなくなっちゃうコミュニティだったら、あんまり意味がないからさ。これからも関わっている方々が其々に成果を感じられる、お互いを助け合える良いコミュニティにしていきたいな。」


ここ1年ちょっと、ずっと一緒に仕事をしている青木くん。『コミュニティ』に対する異様なほどの熱量(青木くんのnote見たら、コミュニティに関するnoteがざっと88本ありました。。すごすぎ。)はどこからくるんだろう、と思っていました。

今回、その熱量の大元にある「役に立ちたい」っていうとても優しくて、純粋な想いを知り、温かな気持ちに。より青木くんと働けることを誇らしく思いました。

実はストリートダンスもできます

冷静さと情熱を併せ持つ青木くん、いつもありがとう。ぜひこのnoteで、青木くんに会いたい、と思った方は、BIRTH LAB(麻布十番)or 神田 にいらしてくださいね。

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