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メンタルの底で癒されたこと

ここ最近は急に気温が下がってしまって人生のやる気が出ない。
ただでさえそうなのに現実というものは大変に厳しい。

現実が私の頬を殴るたび、私はしっかりそれに屈して寝込んでしまう。
今回現実は私に「金で買えないものに限って失うのはあっけない」と言いながら頬を殴った。冗談じゃない。金で買えないものなんてごまんとあるのに、そんなものわざわざまた自覚させにくるんじゃない。ついでにそれが失われたら不可逆だということも自覚させるんじゃない。
ただでさえ金を稼いだところで手に入らないものが多いのに、冗談じゃないよね。あまりにひどくて2回も冗談じゃないって書いてしまうくらい。

今回はいつもなら効く料理もヒトカラも役に立たない深いメンタルの底をずっと彷徨っている。
そんな間に少し癒されたことを紹介しようと思い、この記事を書いている。

・散歩
今回現実に屈したにあたって実は仕事は全く関係ないので、極端な思考で家に帰らなければ(同居人には悪いけども)考え事の続きはしなくていいんじゃないかと思った。
そこで、金曜の仕事終わりに思い切って通勤電車を途中で降りて3駅歩いた。普段電車で過ごしてしまう、何があるかなんて全く知らない街並みを歩いた。
現代はありがたいことにGoogleマップさえ読めればどんな位置からでもいずれは家につける。歩いているうちにそこかしこにある飲み屋・料理屋に人が入って笑い声や話し声が聞こえてくる。普段あることも知らないようなスーパーや有名チェーン店があることを知ることができるので新鮮だった。
これはいい気分転換になった。

・洗濯
たまにメンタルが落ちているのではなく、ただいろいろなものが汚れていて不快なことに気づいていないだけというパターンが自分の中に存在する。
このパターンを先に排除しないとただの汚い人になってしまうので結構大問題だ。
毎回メイクブラシやシーツやぬいぐるみなどいろいろ洗濯しているけど、
今回は冬らしくなってきたので衣替えしてからずっと洗えずにいた秋冬物のニットを少し洗ってみた。
洗濯表示を確認した上で洗剤を溶かしたぬるま湯にそっとつけてみると…
あっという間にお湯が黒くなった。もう茶色とかではなく漆黒になった。
これをずっと着てたのか…と少しため息が出たけど、これから綺麗になるんだからこの際気にしない。何着か分けて手洗いして干したら少しスッキリした。心なしかニット達も少しくすみが取れて色鮮やかになった気がする。

・掃除
これも同じく先に何とかしておかないといけない。とはいえ毎日やる掃除洗濯ではなく使いはするもののそうそう掃除しないエリアをやる。
今回はPC画面の指紋や汚れ取りだ。メンタルがささくれてくるとダイニングテーブルではなくPCのある作業用デスクで一人ご飯を食べることが多いので、埃や指紋・こぼしたものでPCがひどく汚れてしまっていた。
これを拭き取ってきれいにするだけでなんかPC画面が見やすくなった気がする。小さな収穫だ。

以上3つを紹介した。
今はメンタルの底にいるのにどれもこれもなんと億劫なと思うことばかりだけど、これを少しづつやることがいわゆるご自愛につながる。
その先にメンタルが何とかなる日がくるのだろうか?今はわからないけど、いつかそうなるんじゃないだろうか。そうなるといいなと思っている。

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