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2022ー23 プレミアリーグ 第26節 ウルヴァーハンプトンvsトッテナム 備忘録記事

ウルヴス1-0トッテナム

得点者(TOT)
なし

得点者(WOL)
82' 37アダマ トラオレ

両チームのフォーメーション

ハイライト

 ミッドウィークに行なわれたFAカップではチャンピオンシップに所属するシェフィールド・ユナイテッドに敗戦を喫したトッテナム。今節は、ウルヴスのホーム、モリニュー・スタジアムに乗り込んでの一戦となった。

 トッテナムは前節のチェルシー戦から2人のスタメン変更。両WBがペドロ・ポロとペリシッチ。CBに真ん中にラングレが入り左WBだったデイビスはLHVに入った。

 序盤はウルヴスが激しいプレッシングをかけてくる入りとなった。4-2-3-1っぽい布陣で入りつつ、前からボールホルダーに牽制をかけて行く。

 しかし、トッテナムはそれを剥がして前進に成功。ウルヴスの2CHの間や、開いたバイタルを使うことが出来ていた。これによりプレッシングを開始6分で諦めさせることに成功した。

 また、ウルヴスのビルドアップも不安定。トッテナムは上手く人を捕まえながらウルヴスの前進を阻害。高い位置でボールを奪ってショートカンターまで繋げるシーンを作った。

 だがこの日のトッテナムはシュートが入らない。それに加え、ウルヴスDF陣は、ボックス内にしっかり人垣を作っていたのと、GKジョゼ・サーの牙城を崩すことが出来なかった。

 前半の終盤には、リスタートに抜け出したソン フンミンに決定機が訪れるもシュートはゴールの上。前半アディショナルタイムにはペドロ・ポロのFKがクロスバーに当たるなど、好機を活かすことが出来ず。

 前半のスタッツはトッテナムがシュート11本に対し、ウルヴスは0本。前半は圧倒的にトッテナムが支配したと言える内容だった。

 後半に入るとウルヴスはネトとレルマを下げ、コリンズとネトを投入。フォーメーションを3-4-1-2っぽい形にした。これによって、トッテナムのビルドアップ隊にウルヴスのプレス隊が噛合う形になる。

 これによって繋ぐのでは無く、アバウトなボールが増えてしまったトッテナム。そのセカンドボールを回収してソン フンミンがクロスバーに当てたシーン以外は殆どウルヴスに回収されていた。

 ウルヴスの保持の時間が長くなれば攻め込まれる回数も急増する。トップ下に入ったサラビアを捕まえられなかったり、トッテナムの左サイドに流れてくるトラオレを止めることが出来ず、シュートを打たれる回数も多くなっていった。

 徐々に防戦一方になって行った中、迎えた82分。途中出場のモウティーニョのパスを受けた、こちらも途中出場のヒメネスがシュート。フォースターが弾いたボールを最後はトラオレに決められ失点を許す。

 この土壇場での失点を最後まで守り切られて試合終了。前半に決めきれない中、後半相手の修正に対応しきれなかったトッテナム。CL圏内に進出に向けて痛すぎる敗戦となった。

雑感

 正直前半に決めきらなきゃいけない試合だったと思う。そこで1つでもモノに出来ていれば、落とすことの無い内容だったはずだ。

 後半に関しては相手の修正に対して、トッテナム側が手を付けなかったのが原因である。ベンチワークの部分を含め交代を早く回すだとか、修正をしないと難しくなるに決まっている。そういうベンチワークを含めて、ウルヴスの方が上手であった。

 ここからは中位~下位チームとの対戦が続く中で、1つでも落とせばCL圏内から引きずり落とされる所まで来てしまった。CL圏内を争うであろうブライトン戦までの3試合は全勝で終えたいところだ。

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今回はおやすみ


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