お金のないAさん
こんばんは。角砂糖です。
今回は、私が最近辟易しているAさんの話をしたいと思います。
心がささくれだっているので、楽しい文章ではないと思います。
それでも良いよ って言う方はお読みください。
Aさんも、私と同じく仕事をしながら役者をしています。
上から目線で書くと、それなりに良い役者だと思います。
自然な表現が自然にできる。
どんな役でも自分のものにする。
ただ、全部自分にするからいつ見ても同じ言い回しで、正直Aさんを目当てに舞台を観劇したいとは思わない。個人的にはですが。
でもその“いつもの”が欲しい時もある。
魅力的な役者です。
そんなAさんも自分が出演する予定の公演が中止や延期になる等していました。
しかし、Aさんが抱えた問題はそこではありませんでした。
お金がない。
Aさんは新型コロナウイルスが流行って程なく、そう口にするようになりました。
給料が激減したそうです。
国や自治体からの支援は少なく、家賃や光熱費を払うので精一杯。
人間、生活が脅かされるほどお金がなくなるとかなりのストレスを感じます。当然ですね。
毎日毎日、支援をお願いしていました。
それと同時に、国や政治に対する批判も多くなっていきました。
知人の助けもあり、生活が多少安定してきてからも国や政治に対する批判は止まりませんでした。
自分が困っていた時に、助けてもらえなかったので当たり前かもしれません。
そしてAさんは、周りの人に「飲みに行こう」とよく誘うようになりました。
お疲れ様会、久しぶり会、忘年会、新年会…などなど何かと理由をつけて。
個人的に、辟易しているのはこの発言です。
ストレス発散したいのは分かります。
鬱憤がたまっているのも分かります。
ただ、今言うか。
リモートでは駄目なんだろうか。
大人数でなければ駄目なんだろうか。
どういう心理状態なんだろうか。
Aさんの周りには、医療従事者もたくさんいます。
Aさんの発言にピリついているのが分かります。
その人達の心を乱してまで発言、そして実現したいのか。
あまりにもストレスがたまりすぎて、色々なことが分からなくなってしまっているのか。
見えなくなってしまっているのか。
Aさんの実際の気持ちは私の知るところではありませんが、少なくとも私自信は、この配慮のなさに辟易しています。
そしてしばらく続くであろうこの状態を、辟易しながら見守ろうと思います。
読んでくださってありがとうございました。
またね!
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