YOSHI|パラレルワーク診断士

中小企業診断士と企業社員のパラレルワークで仕事をしています。 https://data…

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中小企業診断士と企業社員のパラレルワークで仕事をしています。 https://data-insight.biz

最近の記事

ワードクラウドでみる事業再構築補助金のトレンド

中小企業経営者の方で「事業再構築補助金」というキーワードは、詳しくは知らなくても、どこかで聞いたことはぐらいはあるという方が殆どかな思うようになりました。(事業再構築補助金の説明はいろいろなサイトで説明されているので省略します) また、noteに掲載していない業種は私のホームページに順次掲載してまいりますので、是非クリックしてみてください。 第1回から第9回までの採択数推移8月上旬に第10回の公募がかかったばかりですが、令和3年3月の緊急事態宣言の中で始まった第1回から令和

    • 中小製造業の脱炭素化への取り組み:旭鉄工の事例

      はじめに中小製造業の脱炭素化は、地球温暖化対策として急務となっています。特に、自動車部品製造業などエネルギー消費が大きい業種では、その取り組みが求められています。今回は、その一例として旭鉄工の取り組みを紹介します。 旭鉄工の取り組み旭鉄工は、自社開発の生産状況の可視化ツールを使用して、電力使用量の見える化と削減を通じたカーボンニュートラルを推進しています。具体的には、電力ロガーを使って各設備の消費電力を実測し、そのデータをフィッティングにかけて関数を導き出し、消費電力を割り

      • キャリアビジョンがなぜ重要なのか!

        先日、東京都中小企業診断士協会中央支部主催のセミナーに参加してきました。 「成功するための診断士世界の歩き方とキャリアビジョン策定のポイント       スタートアップ診断士、若手ベテランも必見!       成功のためのロケットスタート・リスタート」 という、主に診断士を取得したばかりの方向けのセミナーです。 講師は、診断士界隈では有名な青木公司先生。 以下は、当日資料からの抜粋です。 たしかに僕の勤務先でも自分のキャリアを定期的に考える研修をやってるけど、会社員で

        • パラレルワーク診断士になりました。

          2023年5月1日、中小企業診断士の登録が完了しました。 この1か月前に、会社に副業・兼業申請を提出し受理されていたので、僕のパラレルキャリアもスタートしました。 副業・兼業申請が受理されたときは、退職をしたわけでもなく、給与も身分も何も変わらないのに、なぜか新しい職に就いたような変な気分でした。 私のホームページはこちら そもそも、"パラレルキャリア"という単語をはじめて用いたのはピーター・ドラッカーが著書『明日を支配するもの』で提唱したことに始まるそうです。 新た

        ワードクラウドでみる事業再構築補助金のトレンド

          新規事業アイデア発掘法 - 中小企業経営者のための創造的発想ガイド

          1.はじめに新規事業アイデアを発掘する方法についてお話ししたいと思います。新規事業は、中小企業の成長や競争力の向上に欠かせない要素です。しかし、日々の業務に追われていると、新しいことに挑戦する余裕がなかなか持てないかもしれません。そこで、この記事では、中小企業経営者が新規事業を生み出すために必要な環境整備やアイデア創出の基本、外部からの刺激やテクノロジーの活用方法、アイデアを具体化するプロセスなどを紹介します。これらの方法を参考にして、創造的な発想を身につけてみましょう。

          新規事業アイデア発掘法 - 中小企業経営者のための創造的発想ガイド

          脱炭素経営で中小製造業をリードする:下流企業の要求に応える方法~カーボンニュートラル取組み事例から分析~

          1.下流企業の脱炭素要求と中間製品製造業の課題気候変動への懸念が高まる中、多くの下流企業がサプライチェーン全体の環境負荷を低減する取り組みを求めています。これに対応することは、中小製造業の成長と競争力を維持するために不可欠です。まずはじめに、下流企業の脱炭素要求と、中間製品製造業が直面する課題について詳しく検討します。 1.1 下流企業の脱炭素要求の高まり 近年、大手企業からサプライヤーに排出量の削減を求める動きが増加しています。 本田技研工業: 主要サプライヤーに二酸

          脱炭素経営で中小製造業をリードする:下流企業の要求に応える方法~カーボンニュートラル取組み事例から分析~

          未来を変える選択:『Earth for All』が示す持続可能な世界への道

          こんにちは。今日は、先日発売された「Earth for All 万人のための地球: 『成長の限界』から50年 ローマクラブ新レポート」という書籍について、私の考えをシェアしたいと思います。この書籍は、「成長の限界」から50年後の現在を描いており、人類と地球の未来について、深く考えさせられるものです。 まず、過去50年間どうだったかということについて振り返ってみましょう。成長の限界とは、1972年に発表された「成長の限界」という本のことです。この本は、世界モデルというコンピュ

          未来を変える選択:『Earth for All』が示す持続可能な世界への道

          リモートワークで環境に優しい?CO2削減効果を検証

          新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、リモートワークが急速に広がりました。しかし、果たしてリモートワークは環境に優しいのでしょうか?CO2削減効果を最大化するためには何が必要なのでしょうか?この記事では、リモートワークによるCO2削減効果を検証し、持続可能な社会に向けた一歩となる可能性を探ります。 現在のところ、リモートワークによるCO2排出量の算定方法は統一されておらず、個々の状況によって大きく異なることが示されています。国際エネルギー機関(IEA)のレポートや他の研究から

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          製造業のカーボンニュートラルへの挑戦:次世代を見据えた取り組み

          製造業のカーボンニュートラル化は、私たちの未来を大きく左右する重要なテーマです。今回の記事では、その取り組みについて詳しく解説します。一緒に、持続可能な未来に向けての挑戦を見ていきましょう。 私は先日、ある製造業の工場を訪れた際に、環境への影響が気になりました。排出されるCO2や、資源の消費による地球への負荷が、現代の製造業には大きな問題となっていることを実感しました。また、地球温暖化や気候変動が顕著になる中で、企業の環境責任が問われる時代になっています。製造業は、CO2排

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          脱炭素経営、Step1で大事なことは何?目的設定の重要性を知ろう!

          こんにちは、今日は、企業が脱炭素経営に取り組む際に必要な6つのステップのうち、最初のステップである「脱炭素経営に取り組む目的設定」についてお話ししたいと思います。 脱炭素経営とは、温室効果ガス(GHG)の排出量を削減し、気候変動への対策を行うことで、社会的責任を果たすとともに、ビジネスチャンスや競争力を高めることを目指す経営です。世界では、パリ協定やSDGsなどの国際的な枠組みが整備されており、企業もその一員として積極的に行動することが求められています。 では、企業はどう

          脱炭素経営、Step1で大事なことは何?目的設定の重要性を知ろう!

          脱炭素経営に取り組む6つのステップ

          こんにちは、今回は、脱炭素経営に取り組むためのステップを紹介します。 脱炭素経営とは、事業活動における温室効果ガスの排出量を実質ゼロ(カーボンニュートラル)にすることを目指して、企業が経営戦略や事業方針を策定する取り組みのことです 。 脱炭素経営には様々なメリットがあります。例えば、 売上アップ:新たな市場やニーズを捉えて、新規事業や新商品を開発したり、自社製品のCO2排出量を低減させて他社と差別化したりできます。 資金調達:ESG投資やグリーンファイナンスなど、気候

          脱炭素経営に取り組む6つのステップ