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【営業って、どんな仕事?】第四話 俺、策士になる。 

好きな商品は、ワクワクしながら取組む。これが、人生においても仕事において自分の強みになった。

『どうせ叱咤されるぐらいなら開き直って、俺、策士になる。』

面白い仕事をみつけた、、、、、しかし、メイン担当の商品では業績があがらず、毎日のように叱咤される。

だから営業は嫌いだ~~イヤだ~~

さて、どうしょう、、、、、

悶々と悩み続ける日々。悩みが頂点になると、電車にのって考え事をする習慣が僕にはあった。

家から博多駅まで、普通列車にのって往復6時間位の考える旅にでる。

閃いた、、、、、

社内(支店)での、POSシステムの扱い優先順位をあげればいい。

ここは、開き直って行動するしかない。

僕は小さな頃から、欲しいものがある時にはやる行動がある。

ちょっと高額なもので欲しいものがある時にやる方法。

親に「買ってくれ」とは、自分からは言わないし、買ってくれる親でもない。

自分で貯めたお金で買うにしても親の許可がいる。

そこで、欲しいものがある時は、

カタログを集め、雑誌を集め、親の前で夢中に読むようにする。

時々、「これいいな~欲しいな~」と独り言。

長期戦覚悟のやり方。少なくとも半年以上はやる。

これを応用してみた。

あえて、POSでの営業活動を見せつけていく。

いわゆる「社内営業活動だ。」

それも、プロモーション活動だ。当然、根回しもするのだ。

事業部の人に、支店長に電話してもらい援護射撃もしてもらった。

当然、長期戦になる。

そして、少しだけメイン担当の商品の営業にも目を向けて取り組む。

好きな商品でないので、自分の中で葛藤もおきるが、次につなげていくために。

メイン商品の営業は、ルート営業だ

販売店や特約店、取扱店に売っていただく仕事だ。

ルート営業の仕事は、納品や見積もりの作成、クレームの対応、集金。そして拡売費の処理がある。

拡売費というのは、競合他社に勝つため、販売店から要望を受けて、通常の仕切値より安くして納品することだ。

僕が処理できる拡売費の枠を越える場合は、事業部に拡売費の要望書を送って決済してもらわなければならない。

当然、直ぐに決済されるわけがなく、事業部担当者との折衝もある。

この拡売要望書を書くのが、結構大変な作業になる。

とにかく、これまでよりも迅速に対処する事から始めた。

そして、販売店の営業マンとの同行営業活動も増やした。

そうしたことで、販売店の営業マンとも仲良くなってきた。

すこしづつ、メイン商品の売り上げ目標にも近づくようになった。

でも、これでは、POSシステムの扱い優先順位はあがらない。

もっとインパクトのある支店長に対する社内営業活動が必要だ。

どうしよう、、、、、、、何か他にすることはないか、、、、

入社して3年半ば、だいぶ自分で考えることに慣れてきた。

考えることに喜びを感じ始めた。そして書籍も読むようになった。

しかし、、、、この社内営業活動は、難敵だ。なにせ、支店長に対してだ。。。

んん~~~、どうしよう、、何かいい策はないものか、、、、

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