今まで貧乏自慢をする人を嫌っていました。たとえば、ボンカレーの写真をSNSに上げて「～～円の食事」と投稿してしまう人。ニュアンスとしては「このような貧相な暮らししかできない自分（は惨めだ）」という含みがあるもの。なのに、MacPCを買ったりいろいろガジェットを買ったり——、その写真を上げるのは恥じらいもなくできてしまう人。

なぜ‟嫌い”なのかと自分の心を探れば、「わたしも貧乏だから」というのが思いつきます。同じ怪我をしていて、自分は痛がっていないのに、相手はわんわん泣いて痛さをアピールする。そのときの嫌悪感とほぼ同じ感覚です。

が、しかし。現在のわたしもシンプルにお金がありません。貧乏自慢をしたいわけではないし、今の生活レベルに不足なところはありませんが、貯金があまりない。

人生100年時代に突入して、身体にガタがきても頭が鈍くなってもきっと働かなければならないのだろうなああーーー、と思うとちょっとしんどいよね。人口もどんどん減ってきていますし。

薬調整して気持ちが浮上してきて、現状のいろいろなことが見える余裕ができてしまい、現在軽い焦燥感と投げやりな気持ちと苛々と……、とにかく複雑な心境です。

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あまり収入がないので、非常時は国からの支援があってなんとかしのげています。でも、これがいつまでも続くわけでもないし、支援に期待するわけにもいきません。と思うと、次はどの手を打てばいいのか——、と迷うわけです。

現在パートタイムで短時間の仕事をしていますが、ひとり暮らしだと短時間でもわりと疲れてしまう。手間を省くのなら自炊を減らせばいいわけですが、自炊を減らすとシンプルにお金がかかる。

きわめつけは、光熱費。今月のガス代が諭吉ひとり分でした。大丈夫、もう大人だから泣きません。（プロパンだから真面目にお風呂に入ると諭吉クラスです

でも仕事を広げようにも、スキルも体力もないのである程度のところでどん詰まりになって、入院する可能性も否定できません。事実、何度も入院していますし。

人生、つらい。

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でも驚くことにうちの母が言うには「この家族で貯金が多いのはお前だけだよ」とのこと。つまり、うちの家族はみんなお金がないのです。

子どもの頃はとくに、家の経済状況がよくなくて家族みんなで趣味のように内職していました。その当時、わたしは「内職」を「内食」だと勘違いしたときがあって、母から「ないしょくするよー」と言われ喜んだのが束の間、目の前に広げられたのはチラシの山でした。余談ですが、チラシ配りはあまり稼げず、コスパは悪いです（今はわからないけど

高校受験も独学でパスし、やや手ごわかった大学受験も血汗涙で独学でパスし——、そのようにあまりよくない頭で頑張っていたら、精神を病んで現在にいたります。

人生、つらい。

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この間、看護師さんに「ライターで食べていけなかったら、ペンタブ買って家族のネタを漫画にして副業しようかなと考えています」と半ば本気で言ったら看護師さんは笑っていました。もともと美術部で、美術の成績はよかったので（4か5しか取ったことない）いけるのでは？　と今でも思っています。安直ですが。

何をすればいいか。働くか働くか、それが問題だ。

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ハローワークにも行きましたが、やんわり「今の仕事のほうが条件がいいので手放さないほうがいい」と言われました。たしかに現状の仕事は（難しさを除けば）言うことなく、精神病みのわたしでも受け入れてくれるところです。

でも、シンプルにお金がない。人生つらい。

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毎年、自分の部屋にヤモリがやってきます。ヤモリは縁起がいいもの、とインターネットで調べてわかったので何か（お金とかお金とかいい仕事とか？）運んでくれないかな、と思ったりします。そんなところに期待するな、という話ですが。

人生、つらい。

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夜なので吐き出したくなりました。明日はハローワークの職員さんに電話で話を聞いてもらいます。幸いに食欲だけはあります。