伊豆の感想

今年の連休は伊豆に行きました。私の実家です。

伊豆のうち、熱海のあたりは東京都民の富裕層の別荘地になるらしく東京のお金持ち価格でいろいろ考えさせられるものでした。JRの駅があると間違いなく東京価格で、その先の京王電鉄系の私鉄の電車が通っている温泉街もすべて東京価格でした。私の親が使っているマックスバリュは近所の漁港から入荷しならいらしいです。地元の新鮮なお魚はお観光客さまたちが食べるものらしく、私が親を連れて行ったすし屋はおいしかったです。

東京埼玉の場末サウナを基準にしたとき、静岡県浜松市のサウナは、利用者のうちガテン系の割合がおおく、東京埼玉でもガテン系っぽいひとがいるんだけどぽっちゃり系ばかりで、浜松はがっちり体系の人が多いです。浜松サウナにいる20代の子はおおむね腹筋がばきばきに割れていてサッカーとフットサルの話題のほか、地元への不平不満と東京へのあこがれとビッグになりたいきもちでいっぱいの会話をしていました。伊豆の温泉にいるおじさんはみな中肉中背で金と金儲けと政治の話ばかりをしていました。リアルっぽさがすごかったです。自慢話も。リアルなあれな人たちの解像度が高まりました。50代富裕層男性は案外リベラル。その他、大学生風若者の集団がサウナと水風呂と外をドラクエのごとくなかまでつらなって行ったり来たりしていたのでこのドラクエキッズも東京っぽかったです。

あとは実父が痴呆と持病にあらがっているすがたをみてこれこそが人生だなあと、自分もしぶとくみっともなくいろいろなものにしがみついて生きていこうと思いました。

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