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ボクのちょうれい 「イノベーションを生かすも殺すもノリ次第」

TEDというプレゼンテーションの場を知ってますか?
ボクは結構好きで、最近はあまり見てなかったんですけど久しぶりにちょっと見直してみたんですよ。

そのなかで、デレク・シヴァーズさんという人のプレゼン内容が面白かったんでちょっと共有したいなと思います。
※正直この記事読む人は実際の動画見て頂けたら充分ですw

巻き込み力より重要なのは巻き込まれ力

うちの会社では良く「ファーストペンギン」というフレーズが出ることが多い。ちなみに「ファーストペンギン」っていうのは

ファーストペンギンとは、群れで行動するペンギンのうち、魚を捕るために一番最初に海に飛び込む勇気あるペンギンのこと。そこから転じて、ベンチャー精神あふれる起業家や、必要以上にリスクを恐れずに新しい挑戦をする姿勢のことを表す。
海には天敵の存在や荒波に流されてしまうといった危険があるが、食糧でもある魚が生息する場所でもあり、より多くの魚を獲るチャンスがある。そうした恐怖と迷いのジレンマに打ち勝ったペンギンが、最初に先陣を切って海に飛び込んでいく。
リスクを取ってでも期待する大きな成果を得ようと、初めてのことや新しいことにチャレンジするその姿から、よく似た境遇であるスタートアップなどの起業家のことを敬意を込めて「ファーストペンギン」と呼ぶ。
[参照:シマウマ用語集より]
https://makitani.net/shimauma/first-penguin

ということですけど、要は一番乗りで何かを始めた人ってぐらいで考えておくと良いかな。これは別に起業家に限ったことじゃなくて、社内活動においても同じことが言えます。

例えば社内においてずっと紙で管理されていたデータがあったとします。今の時代紙で情報のやり取りとかやべーっては思いますけど、そういう企業は割と今でも多く残ってますwww

じゃあこれからの時代に合わせてコストカットも出来るし、思い切って紙から電子化しましょうよ!と声を上げた人がいたとします。

「それはめっちゃ便利だ!!」
「すぐやろう!!」
「最高!!!」

という風になるかといったら、、、まあなりませんよね。そんな感じでなっていたら世の中の会社の多くはとっくに紙でのデータ管理を卒業してますからね。(それに掛かるコストとか色々あるけど)
多くの場合は同僚その他から、

「紙のデータ移すのめちゃめちゃ面倒だよね」
「やっぱり紙での方が信頼できるし」
「電子化って言われても良くわからないから」

みたいな感じでおそらく大反撃が待ってます
別に電子化じゃなくてもいいです、ちょっとした社内制度の変更案でも社内イベントの開催でもなんでも良いです。発言した人は「これやると良くないですか?面白くないですか?」ってアピールをする訳です。
つまりファーストペンギンとして声を上げる役です。でもそういって上がった声や上げた人に対して、

「あいつなにいってんだよ」
「マジめんどさいこといっちゃって」
「なんか熱く話してるけど、マジ必死ウケるw」

という風な空気が多くなってませんか?
自分自身の態度でも社内の空気でもそうですが「余計なことは言うな・するな」の環境になってると、変化の起きにくいのが常態化してしまい会社全体が鈍化してしまいます。

そもそも基本的には人間というのは変化を嫌う傾向がありますのでしょうがないっちゃない部分もありますが。

説明部分がめちゃめちゃ長くなりましたが、結局はファーストペンギンでなにか行動を起こしたり声を上げた人がいたら

「それいいじゃん、ちょっとやってみようよ」
「なにか手伝おうか」
「皆なんか面白そうなの考えてるみたいよー」

と、一緒になって巻き込まれていく人達が超絶重要なんですよね。もちろんなんでもかんでも賛同しろということではないですが。
変化することに対して猜疑心ばかりではなく、良いものだと感じたらその苦労などはひとまず置いておいて、実現する・しないにしろ一緒にアクションを起こしてみるという文化みたいのが生まれると空気感が変わります。

単純にこういう事もっと発信して良いんだと、各メンバー自身が意識出来ることでさらに色々なアイディアも生まれやすくなってきて良いことづくしです。

要はノリの良さって大事

さっき「ファーストペンギン」とか「巻き込み力」とか「巻き込まれ力」って言いましたけど、もっと単純に言うと『ノリ』だと思ってください。

『ノリの良い人良い会社、ノリの悪い人悪い会社』
これだけ聞いたとしてもどっちが変化に対して柔軟でイノベーション起こしやすそうかって想像つきますよね?

「ボク、ノリとかそういうのよくわからないんで」
「自分ノリ悪いんですんません」

そう言ってくる人も割と多いですけど、これからどんどん技術含めて世の中が変化していく中でそういうスタンスで自己否定してると世の中の動きに対応しづらくなってきます。

一応ノリとか言ってますけど、これ陰キャとか陽キャとかそういう話でもないです。社交的だろうが内向的だろうが関係ないです。
なんならボクは超絶インドアでしたし。今はちょっと変わりましたけど。

別の時にキャラクターに関してはもうちょっと話をしようとは思ってますけど、その人のキャラクターとかパーソナルの部分を言い訳にしてしまうのと、これはやったほうが良いと感じてるのにやらないっていうのは全然話が違いますからね。

変化する最初と途中の工程は大変でめんどくさい事ばかりです。必ず今やらなくも良いことだってあります。
でもそれがいつかはやらなくちゃいけないことだったり、やったほうが良いなら、前向きに乗っかっちゃってやる、時には自ら声を上げてファーストペンギンになってみる。
そうやってやることでどんどん動きやすい環境を作っていくことが出来ます。

あと、新卒の子達や中途でも入ってきたばかりの新人なんていうのは恥かき放題キャンペーンなんだから、「知らなかったしすみませ~ん」のノリでどんどん色々動いていったほうが良いと思うw


そして自分に協力してくれる頼れる仲間を一人でも良いので作っておくと凄く良いというアドバイスだけしておきます。

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