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初心者のための投資のこれから<4月>(無料) 2024年4月最新版 14日配信分

FXを中心に、ドル円相場を、株、仮想通貨の今の状況とこれからの分析を、初心者向けにお伝えします。



春を楽しんでいますか

 すっかり春らしくなり、桜も満開、もう散り始めた所もあるよですね。
さて、「初心者のための投資の~」といいながら、あまり初心者には丁寧でない、『ひじきのFX』ですが、そのあたりの理由を後でかいておきました。
 しかし、4月になって、ほんとうに初心者の人、FX,、仮想通貨、アメリカ株式など、投資を始めようという人に、もう少し、わかりやすく、丁寧にこの投稿をしていこうかと思います。

 さて、今週は注目の「CPI」(アメリカ消費者物価指数)の発表があり、ドル円は153円まで上昇しました。そのあたりのことをふくめて、今週の流れを見ていきましょう。
 
 ドル円は日本政府、日銀の為替介入警戒感からか、ずっと151円の高値、152円手前でレンジ相場をつくっていました。まるで、152円を超えると為替介入が入るのではとみんなが思っているような雰囲気でした。

3月10日 21:30(日本時間)発表
3月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回 0.4%  結果0.4%(予想0.3%)
米国3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回 3.2%  今回3.5%(予想3.4%)
米国3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) 前回0.4%  今回0.4%(予想0.3%)
米国3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回3.8% 今回3.8% (予想3.7%)
3月のCPIの結果はすべて予想を上回っていました。
ドル円は大きく上昇を始めます。
151.796円から152.416円に急上昇します。 152.506円のところで、急に売りが入ります。一瞬、「為替介入か?」と思われましたが、151.974円で停まると、また買われ始めて上昇、152.975円に戻ります。(おそらく、アルゴリズムによるものか、大口の利確による大量の売りだったのかもしれません)
 そして、その深夜には、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表があり、内容がやはりタカ派であることで、ドル円はさらに上昇、朝方には153円を越えていきました。
 こうして、153円台となったドル円相場には為替介入の話が各所から出ています。もうじき、介入があるのではないか?155円であるのでは?ドル円は160円までいくのでは? などなど

翌日11日には「PPI]の指数が発表されました。
米国
3月卸売物価指数(PPI)(前月比) 前回0.6% 今回0.2%(予想0.3%)

こちらは、低い数字が出て、ドル円は下がります。
153.115円から152.835円まで下がりました。その後、金利の上昇とともに、次第にドル円はあがり今週は153.210円で終了しました。

いま、イスラエルとイランの戦争がはじまりそうで、中東の地政学リスクが高まっています。(これを書いているときに、ミサイル発射の報道がありました、汗)
 トレード的にはリスクオフで、スイスフランと円の上昇(買われる)原油の高騰(価格上昇)が考えられます。同時にドルも上がります。

そうドル円相場では、円高が一時的に来ることが予想されます。
円が買われて円高になって、為替介入の可能性はひくくなるかもしれませんが、日米の金利差の構造は全く変わらないので、下がればまたドル円は上昇するでしょうし、また、為替介入のリスクが高まり、話題になるでしょう。

今後の展開はどうなるのか?正直、不安定要素が大きくて読めません。突然のヘッドラインのニュースで、株も為替も大きく動きます。こういう時はなにもせず、様子を見るのが正解でしょう。
 あえていえば、大きくドル円が下がれば(円高ドル安)になったら、ロングポジション(買い)もあるとおもいます。
 しかし、わかりずらい、ドル円ではなく、ほかの為替ペアを選ぶという手もあります。(GPB/USDあたりがおすすめです)
 こういう時は、とてもトレードの勉強になるときです。FXは単純な動きではないことを実感してください。



負けないトレーダーになる ワンニャンポイント!   <今回はおやすみ>

冒頭に書きましたように、「初心者のための~」というわりには、丁寧ではありませんでした。それは、例えば、今回の「CPI」という略字も、そのまま書いて、(消費者物価指数)という注釈をいれないで、文章をすすめていました。つまり「CPI」の意味が分からない人は、自分で調べてCPI=アメリカ消費者物価指数ということを頭に入れてほしいと思ったのです。
 FXにはいろいろな基本用語があります。加えて、経済用語やニュースで流れる用語など、たくさん覚えておかないと理解できない用語や名称がたくさんあります。 
 初めての人には大変ですが、これは基本で、これぐらい覚えて知らないようではとてもとてもFXをやって稼いでいくなんて無理な話だと私は思っています。
 よく「クレクレ君」という、ちょっとした蔑称があります。
つまりなんでも「教えてくれ」「おしえてちょうだい」と、人に尋ねるばかりで自分では何もしようとしない人をさします。
 これはそういう人のことを見下した表現です。
始めたばかりの人は無理もないのですが、若い人だけでなく、けっこう年配の人も多いです。しかし、これは自分の努力なしに、手軽に儲けたいという心理の表れでもあります。
 わからないことを人に聞くのはいいですが、なんでも教えてもらえると思っていたら、それは間違いです。
 自分自身が努力をしないと大事なお金を一瞬で失う厳しい世界がFXです。そんな態度では遅かれ早かれお金を失い退場して、他人のせいにして文句を言うだけの人になるでしょう。みなさんにもそうなってほしくはありません。正直、1年は勉強みたいなものです。用語もファンダメンタルも、テクニカルも一通り勉強して、実践して、ようやく基本です。そこからようやくスタートです。はじめて1年で爆益なんで不可能です。(たまに1年以内に爆益をするひとがいますが、数年後全てを失います、ほんとうにそうなります)  がんばって、あわてずに自分のスタイルを作っていきましょう。
 おじさんは、みなさんを応援します
                    黒猫ひじき

大きく育ちましょう

柔軟に頭の中を入れ替えて最新の情報を仕入れましょう、相場で生き残るためにとても必要です

<この「ひじきのFX]では経済指標のファンダメンタルを中心に、ドル円などの動き、相場の方向性をおしらせしています。相場の方向性を間違わなければ、勝ちやすくなります。なにより、短期に逆張りになり含み損を抱えても取り返すことが出来ます。この方向性を間違えると大きく損切りをして退場の憂き目をみることになります。テクニカルについては、動画をみて(ユーチューブなど)勉強した方が身に付くので、ここでは解説していません>

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