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初心者のための投資のこれから<2月号まとめ>(無料) 2024年2月最新版 

FXを中心に、ドル円相場を、株、仮想通貨の今の状況とこれからの分析を、初心者向けにお伝えします。

配信日 1日 4日 17日 22日 

2024年2月最新版 1日配信分

節分、福を呼び込みましょう

1月31日深夜(日本時間1日午前4時)
1月のアメリカFOMCが開かれ、

アメリカの政策金利

が発表されました。
4:00 米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
前回5.25-5.50%   今回5.25-5.50% 変更なし 据え置き

 その前の前日夜からのドル円をみてみましょう。
ドル円の動きは147.80円にありました。
そこから深夜にかけてドルは大きく下がり始めます。
それは ① 22:30発表の「10-12月期四半期雇用コスト指数(前期比)」 前回1.1%  今回0.9%
②「米国1月シカゴ購買部協会景気指数」 前回46.9 (47.2) 今回46.0
とふたつのドル安方向の指数が出たこと、また金利は据え置きの観測が濃厚だったからです。
 147円台から146円台へすすみます。146.083円まで下がります。
そこから横ばいになりながら発表の4:00を迎えます。
 会合後に発表した声明で、「委員会はインフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信を強めるまで、誘導目標レンジの引き下げが適切になるとはみていない」と記し、利下げを急いでいないことを示しました。
  発表後、上下に振れた後、上昇します。146.869円まであがり、またそこから下がります。

 FOMCは今回、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標レンジを22年ぶり高水準の5.25-5.5%に4会合連続で据え置くことを全員一致で決めました。据え置き決定は事前の予想通りです。
  FOMC声明では、追加「引き締め」の可能性への言及が削除され、「インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信を強めるまで」利下げは適切でないとの見解を示唆しました
 4:30 会見が始まるとドル円は下がり始めます。

4:30  パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見 

 議長は、3月利下げは「最も可能性の高いケース、ないし基本シナリオと呼ばれるものでは恐らくないだろう」と述べました。同時に、「勝利宣言するつもりは全くない」とも

 そうして、ドル円は146.326円まで下がった後に急反発をして上昇します。月末フォローもあり、売られていたドルが大きく買いもどされました
 結局、金利発表でドル円は上昇、会見で下降という形になりました。

 パウエル議長の会見はそれほどタカ派ではありませんでしたが、金利の利下げはまだまだという感じです。

その証拠に、「フェッドウオッチ」をみると、次回のFOMCの利下げ観測は半々だったのが35.5%へと落ちました。
3月も据え置きが濃厚になっています。(*2月の「FOMC」はありません)

 明日2月2日はアメリカ雇用統計です。148円~146円という大きなレンジの相場を下抜けるのか注目です。


 去年の、2023年1月3日配信をはじめてから1年がたちました。
「今まで、ツイッターでツイートしてきた、FXのドル円の内容をより詳しくまとめてみました」
 としてはじめたこのnotoです。
 なるべく今の相場の動きを知らせたくてはじめましたが、初心者へといいながらあまり初歩的なことは書きませんでした。(それくらい自分で調べておけというスタンスでした)
 今年から新NISAも始まり、投資に興味を持つ人も増えてるようです。去年から?、もしかしたら今月から?始めた人もいるかもしれません、
 もう少しわかりやすく、初心者が儲けるための情報を加えておこうとおもいます。これからもよろしくお願いします。

次回から初心者向けのコーナーを追加しますね

円安の冬になりました

2月4日配信分

2月2日金曜日にドル円は大きく動きました。
2月最初の重要指標、

アメリカ雇用統計、失業率の発表

がありました。

1月非農業部門雇用者数変化(前月比) 前回21.6万人 (33.3万人) 今回35.3万人(予想18.0万人)
米国1月失業率  前回3.7% 今回 3.7%(予想3.8%)
米国1月平均時給(前月比) 前回0.4%  今回0.6%(予想0.3%)
米国1月平均時給(前年同月比) 前回4.1% (4.3%) 今回4.5%(4.1%)

 1月の米雇用統計では雇用者数が1年ぶりの大幅増となりました。
ドル円は一気に上昇します。
146.638円から147.375円に跳ね上がります。
さらにその後も上昇を続け148.062円まで値段をつけて横ばいになり、さらにドル高方向に動きました。結局、ドル円は大きく円安になり、148.310円で今週を終了しました。

 改めて見てみましょう、失業率は変わらず、賃金の伸びも加速。前日までの雇用の悪化というデーターはどこに?、今回の雇用統計は調整が見込まれるという話もありましたが、実際には、労働市場が予想外に再び勢いを増していることが示唆されました。この数字では、早期に米利下げが行われる可能性が一段と低下しました。(3月の利下げ期待は大きく下がっています)  ニューヨーク外為市場では、ドル指数が反発。米雇用統計後に米国債利回りが急上昇したことでドルが買われ。週間ベースでは5週連続の上昇となりました。
 分析によれば、賃金は労働時間の減少によって押し上げられた可能性が高く。1月分の調査が実施された週は、米国の多くの地域で厳冬が続き、経済活動が混乱していました。テキサス州で氷点下となったほか、中西部では大雪、北東部では洪水が発生という、この悪天候のために就労しなかった労働者数は50万人を超え、ほぼ3年ぶりの高水準となったのです。
 週平均労働時間は34.1時間と、前月(34.3時間)から減少してます。
労働市場が個人消費の原動力となり、景気拡大を支えてきたことを示しています。一方で、雇用ペースが緩やかに減速しているのかについては疑問です。労働参加率は62.5%で、前月と変わらず。男性の参加率は低下したものの、女性の参加が進んでいます。
 思えば、前日にあった、FOMCで、FOBは利下げをしない方向を示しました。当然の今回の雇用統計の資料、データーをあらかじめ入手しています。この数字でみれば、パウエル議長から利下げの話など出るはずもないわけです。
 
 ドル円はレンジ相場の下限から、一気に上限にもどってしまいました。
今後のドル円はどう動くのでしょうか?
 正直、またレンジ相場にもどってしまいましたので、「ドル安、円高」になるのは、春までおわずけです。

 これからも方向性のないレンジ相場になりそうです。これが一番勝ちにくい相場になります。
 
 中東紛争がまた激化してきました。アメリカの地銀には問題が発生しています。日本の銀行にも問題が起きていますから、もちろん、今月に何が起こるかわかりません。
 しかし、とくに何も起こらないなら、ドル円相場のトレードは控えたほうが利益が取れるでしょう。
 
初心者の人は可能なら、ドル円から少し距離をおいて、チャンスをまったほうがいいかもしれません(私はそうするつもりです)

17日配信分


今週は注目の経済指標であるアメリカCPIのほか、ドル円を動かす要素がたくさんありました。今後の動きとともに見ていきます。
まず、2月13日の

アメリカ消費者物価指数CPIの発表です。


 2月13日22:30
1月消費者物価指数(CPI)(前月比) 前回0.3% (0.2%) 結果0.3%(予想0.2%)
米国1月消費者物価指数(CPI)(前年同月比) 前回3.4%  結果3.1%(予想2.9%)
米国1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比) 前回0.3%  結果0.4%(予想0.3%)
米国1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比) 前回3.9%  結果3.9%(予想3.7%)
 予想を超えて、大幅な上振れです。
149.309円から急上昇、150.348円までドル高になります。その後も上昇していき、150.80円台までドル円は上値を伸ばしました。
コア指数は8か月ぶりの大幅上昇を示し、1月のCPIは食品価格や自動車保険、医療費の上昇を反映しています。住居費は全体の伸びの3分の2余りに寄与。外来医療費とペットサービスはいずれも1月としては過去最大の上昇となりました。市場は低下を見込んでいましたからショックも大きく、FOBの利下げ見込みは大きく後退しました。
フェッドウオッチをみると、3月の利下げ予測は据え置きに後退しています。5月の利下げ見込みも6月にずれているほどです。
そして、次は
2月15日22:30 アメリカの小売り売上の発表です。

1月小売売上高(前月比) 前回0.6% 結果 -0.8%(予想 -0.1%)
米国1月小売売上高(除自動車)(前月比) 前回0.4% 結果 -0.6(予想 0.2%)
今度は予想を下ぶれしています。
149.980円にあったドル円は一気に下がり149.511円まで下がります。
 しかし、すぐに上昇、ドル高に戻ってきます。ドル円は、150.091円にもどり、また、下がります。そこから蛇行をするようにレンジとなり150円台での値動きになります。
 1月の米小売売上高は広範に減少し、約1年ぶりの大幅減となった。昨年末ホリデー期間の消費は力強く伸びたので、12月と比べれば、1月の個人消費は下がります。そのためか、市場は大きく下げることはなく、むしろその前のCPIのほうが影響は大きいということです。

2月16日22:30 卸物価指数PPIの発表です。

1月卸売物価指数(PPI)(前月比) 前回-0.1% 今回0.3%(予想0.1%)
米国1月卸売物価指数(PPI)(前年同月比) 前回1.0% 結果0.9%(予想0.6%)
今回は予想を上振れの上昇です。150.330円から150.629円へ上昇します。
その後は金利の低下とともに150.10円台にまた下がっていきます。
 結局、今週のドル円は、150.185円で終わりました。

さて、
来週はおおきな経済指標はありません、あえて言えば、02/21にある、28:00(日本時間午前四時)の 米国 米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表ぐらいでしょう。(たぶん、タカ派でドル円はまた上昇です)

 このあとは、戦争の拡大か、アメリカ地銀の破綻でも起きない限り、ドル円の方向は変わりません。今後はまだドル高方向の上目線です。とはいえ、ドル円は151円を越えると為替介入の警戒感で上がりづらくなります。何より、アメリカにとっても高すぎるドルは、アメリカに不利益をもたらします。強い経済指標と弱い景気観測で、上下を繰り返すばかりです。
 長期的にはドル安円高方向というのは以前から書いていますが、それは早くても3月。または4月以降の話となっています。
 結局、150円前後のレンジ相場がまた続きます。稼ぎづらい、初心者には負けやすい時期がまだまだ続きます。
 
 実は、私はドル円のトレードをやめています。かわりに、仮想通貨とCFDでの取引を行っています。
 ドル円相場はFXをはじめるときに、初心者にはわかりやすく取り組みやすいのですが、今はやりにくい時期が続いています。
 いまは、最小通貨でゲームのようにポジションを楽しむことをしてください。(本当はポジションをとらないほうがいいのですが、初心者の時はなかなかそれができなくて、きっとポジションを負けても取り続けていると思うので)勝つことよりも、負けることを減らすにはどうするればいいのか?考えてください。
 頑張りましょう!

22日配信分


ドル円相場は150円台を小さなレンジをしながら上下を繰り返しています。ほとんどが株価と債券の金利の影響を受けるだけで、高値安値を繰り返している状況です。
 今週は大きな経済指標もありませんから、トレンドを生むような動きが出る可能性も正直ありません。
 FOMCの議事録の内容発表がありました。あまり影響はありませんでした。AIの半導体メーカー「エヌビディア」の決算発表は予想通り大幅利益でした。(769%増益 今年2-4月(第1四半期)の売上高見通しは、240億ドル(約3兆6000億円)プラスマイナス2%と、アナリストの予想平均(219億ドル)を越えてます)
  これがニューヨーク市場が開いた後に影響がでるくらいでしょう。
そして、日経も高値更新をしました。これもある程度影響は出てきます。
しかし、
FXへの影響は限定的だと思います。

 それで、

今回はひさしぶりに「仮想通貨」「暗号資産」ビットコインの話をしたいと思います。


 ビットコインにあまり興味のない人もいるかもしれませんが、ぜひ、今は興味を持っていただきたいと思います。なぜなら、資金の少ない者が大きな利益を得るチャンスだからです。
 2年前2022年11月の底値、217万円から 現在の2月の価格は780万円、すでに 3倍になりました。
 ここで気づいてほしいのは、こんなに価格が上昇しているのに、テレビや雑誌で仮想通貨、ビットコインの話題や報道がされていません。(もちろん一部の経済紙や経済コーナーではされています)つまり、ビットコインなんか知らない、仮想通貨って何?という人が目に触れる報道媒体には登場していないということです。
 これは投資をする人ならだれでも知っている傾向です。
 そう、まだまだ仮想通貨の価格は上がります。興味のない人たちが仮想通貨の話題で持ちきりになるとき、女性がビットコインの話をするとき、そこがピーク、利益を得て利確し売り逃げをするときです。
 それまではまだ上昇の途中ということです。

 来月、3月中旬か月末にはビットコインの半減期のマイニング作業が終わると見れています。半減期が終わるといったんピークを迎えます。そこまでこれからも上がると思っています。
 ただし、気を付けないと行けなのはある程度、価格が上がれば大量の利確が起きて、価格が急降下します。
 1月にビットコインの現物ETFが承認されたときも、承認がされるまでは爆上がりして、承認後に急落したように、今回もまた下がるかもしれません。
 仮想通貨のボラリティは大きいので、予想以上に値が動きます。現物で保管している人はいいですが、トレードをしている人は十分にきをつけてください。
 現在のビットコインの価格上昇は大口、機関投資家が大量購入している事実があります。実は、一般投資家の購入はさほどではないというデーターがあります。つまり本当に上がるのはこれからということです。
 これも、私が上目線で仮想通貨を進める理由のひとつです。
 そして、アメリカの投資情報雑誌などが、最近、株よりも仮想通貨の購入を案内している記事がとても多くなっています。
 これは高すぎるアメリカ株価の今後の下落懸念を示しています。顧客に株式以外の投資情報を提供しないといけないからです。そこで今やたらと仮想通貨、ビットコインやほかのアルトコインへの投資記事が多くなっています。実はアメリカ国民は意外と仮想通貨に興味を持っている人は少ないのです。(興味のある人は、若い人や一部の人で、一般のアメリカ人はとても保守的です)
 その人たちが購入に参加してくることが予想されます。金ゴールド以外の資産として注目されているということです。
 私が本当に価格が上昇するのは、今年ではなく、来年2025年とみています。これは以前にも話しましたね。
 今年の5月以降、8月あたりでは株価や、仮想通貨の大幅下落も見込んでいます。いつも上がるわけではありません。下がるということもちゃんと、意識してトレードをしましょうう。
 
 そして、これからビットコイン以外の知名度の低いアルトコインの購入チャンスだとも思っています。(かって、草コインで爆益をあげ、大暴落を経験した人もいるかと思います、このことはまた別の回で話そうと思います)
 
 今、お話したのは私個人の見解です。
皆さんは、自分で調べてじぶんなりの見解を持つことがとても重要です。
 そのうえで判断して、行動をしましょう!

*現在、また投資詐欺が増えていますので、くれぐれもおいしそうな話には飛びつかないようにしてください。


柔軟に頭の中を入れ替えて最新の情報を仕入れましょう、相場で生き残るためにとても必要です

<この「ひじきのFX]では経済指標のファンダメンタルを中心に、ドル円などの動き、相場の方向性をおしらせしています。相場の方向性を間違わなければ、勝ちやすくなります。なにより、短期に逆張りになり含み損を抱えても取り返すことが出来ます。この方向性を間違えると大きく損切りをして退場の憂き目をみることになります。テクニカルについては、動画をみて(ユーチューブなど)勉強した方が身に付くので、ここでは解説していません>

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