７月に予定されている参議院選挙で「れいは新選組」の山本太郎が台風の目だってさΣ（・□・；）

あの山本太郎だよ。反原発のちょっと変わったにーちゃんぐらいにしか思ってなかった。
なんでも募金が１０億いったら参院選に候補者１０人立てるとか立てないとか。その募金がなんと１億８千万円ちかく集まって、安倍首相への寄付を抜いちゃったそうな(－－〆)

年金２０００万円騒動で支持率急伸

その山本太郎、当初は面白いタレント泡まつ候補と思われてたけど、金融庁が発表した例の「年金以外２０００万円必要」炎上騒動以降ネットを中心に急激に支持を伸ばしてるそうな('Д')。各種世論調査でも同じ結果、自民党だけでなく野党も危機感を持ち始めてるらしい。
彼は参議院の東京選挙区なんだけど、場合によっては、東京選挙区は身代わり候補を立てて、自分は全国区に打って出るとの噂も。

看板経済政策は、今ホットな「MMT」

その太郎さんが唱えてるのが今話題の「MMT]！モダンマネタリーポリシーって言うらしい。よくわからないけど、国債バンバンん刷ってばら撒けば景気が良くなってみんなハッピーって感じらしい。偏差値の高い人は、「財源はどうするんだ！！」とか「そんなことしたらハイパーインフレになる！！」とか正統派の経済学者やインテリからは避難ごうごうらしいけど、アメリカの民主党大統領候補のコルテス女子が唱えてから俄然話題になってる。元々アメリカではリーマンショック以降サマーズとかの正統派経済学者の信用がガタ落ちで、株高で景気が回復しても低所得の庶民には恩恵が殆どないってんで、不満が高まってたところに降ってわいたように出てきた、この奇天烈経済理論が大人気だそうな。尤もこのMMTを唱えてるのがNY大学のパッキンの女性教授とNY出身のラテン系の若くてエロい「オカシコ・コルテス」さんって言う民主党の女性大統領候補ってところがみそみたいだけどね。

それ以外にも、消費税廃止とか奨学金徳政令とかばら撒きてんこ盛り

それ以外の政策でも、消費税を５％に引下てその後廃止とか、「奨学金徳政令」とか、失業者には仕事をやる（ＪＧＰとか言うらしい）とか、一律３万円配るとか、ばら撒き政策てんこ盛り。詳しくは下のアエラの記事で
もちろん原発は即時停止だそうです(^^)/

外国人労働者解禁反対でなんとネトウヨまで相乗りし始めたらしい(－－〆)

その太郎さんになんと一部のネトウヨも相乗りし始めたらしい。きっかけは昨年成立して今年４月から導入された「外国人労働者解禁」。国会での法案投票の際に太郎さんは「外国人労働者導入」に反対票を投じてネトウヨの喝さいを浴びたそうな。一部では、「俺たちの太郎は麻生太郎じゃなくて山本太郎だった」って声も。それに加えて京都大学の藤井なんとか教授とか、国土強靭化で公共事業バンバンやりましょう！っていう人たちも。因みに太郎さんは数年前まで反原発運動で伝統の極左集団の「中核派」と仲が良かったんで、「えー！！Σ（・□・；）」って思う人も多いと思うけど。

実は極左とネトウヨは相性がいい？

山本太郎とネトウヨって一般的な印象だと「水と油」みたいだけど、実はこの２つは相性がイイらしい。よくよく政策とか主張を比べてみると似ているところが多い。まず国債一杯刷って庶民にばら撒くってところ。あと大きな政府。皆さんの老後は政府が面倒見ます！！（笑顔）ってところも低所得で引きこもりで老後不安のネトウ民にアピール。元々社会に不満を持っていて生活にも不安が多い人達って点は左も右も共通項。極左に関しても２１世紀になってからもマルクス主義とか共産主義とかを信じてるって、信仰主教みたいなもんでどっちもどっちの感もあるけど。

ナチスの党名も「国家社会主義労働者党」だしね

ちなみに極右の本家本元ナチスの本当の党名も「国家社会主義労働者党」って知ってた。「社会主義」と「労働者」って、党名聞いただけじゃ「ファシズム」じゃなくて「左翼政党」だよね。最近の政治学では「極左」も「極右」も同じ穴のムジナらしい。日本人からしたら同じように過激なキリスト教原理主義者とイスラム教原理主義者がもともと同じ経典を信じてるのにちょっと似てるかも。

低学歴、低所得のブルーオーシャン獲得か！

リーマンショック後ぐらいから言われてることらしいんだけど、日本の政治には「低所得」「低収入」ってカテゴリーのブルーオーシャンが広がってるって話がある。残念ながら旧民主党系の従来型リベラルはこのブルーオーシャンにリーチ出来ていない。理由は簡単で、旧民主党の支持母体は「連合」なんかの旧態依然とした労働組合。要は公務員とかＮＴＴなんかの旧官公庁系労働組合の正社員が支持基盤なんで、「非正規雇用の連中なんか知らん」って感じ。あと旧来の左翼は、中途半端なインテリが多いんで、「定収入・低所得」な田舎のヤンキーなんかとは正直話をしたくない。
なら「維新」はどうかって言うと、これまた本質は、利権屋と「ネオリベ」なんで、貧乏人とは親和性が低い（あと関西弁だし）。
ということで、日本政治に残されたこの「ブルーオーシャン」を「我らが太郎」さんが、掻っ攫っていく行くって話。

一部で将来総理大臣になるんじゃないかって話題に

普通に考えたら唯の元タレント泡まつ候補なんだけど、「非正規」「ネトウヨ」「引きこもり」「フリーター」なんかの今までの政治では全く顧みられていなかった層にリーチしてて、おまけに今回の年金騒動で社会の不安が高まっている状況で意外に健闘。将来日本が経済危機や天変地異なんかになった時には、困窮した庶民の支持を集めて、場合によっては「総理大臣」って話も出てきてるみたい。
少子高齢化とか年金問題とかどころか「待機児童」程度の問題にも、既得権益でがんじがらめで答えを出せない既存政党や政府、財界なんかを尻目に、一人ぶっ飛んだ政策と独特のキャラの太郎さんが、もしかするともしかするかも・・・・。

全然小説風じゃないじゃないか！って、次回から頑張って小説風にしますよ<(｀^´)>

頭の体操ってことで次回以降は、どんな条件なら山本太郎総理が誕生する可能性があるかってことをシミュレーション風に考えてみたいと思います。