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黒猫流写真講座 7 ボケとツッコミ

本日は、ボケとツッコミについて、・・・なんでやねん。

ということで、黒猫風漫才教室・・・ではありません、あくまでも写真教室です。
ということで、改めて写真の「ボケ」についてお話を改めてさせていただこうと思います。

写真の基礎を学ばれた方なら聞いたことがあると思いますが、レンズは絞り込めば絞り込むほど入ってくる光の量は少なくなる代わりにピントが合う範囲が増えます。
その反面、絞りを開けばレンズを通過する光は増えますが、ピントの合う範囲は小さくなります。

すでに書きましたが、さらに焦点距離の短いレンズほど同じ絞り値であればピントの合う範囲は増えて、逆に長い焦点距離のレンズほどピントの合う範囲は狭くなります。

コンパクトデジカメなどでは、初心者でも失敗が少ないように比較的焦点距離の短めのレンズを使っていますので人物も風景も両方はっきり写ってしまうことになり、結果的に平面的な写真になったりします。

逆に一眼レフでなおかつ、長玉(焦点距離の長いレンズ)を使うときれいなボケが対象が浮き上がるという効果があります。
特に300mmのF2.8などの開放値の明るいレンズで、少しだけ絞ってやると人物にはピントが合う代わりにそれ以外の風景がぼやけて綺麗に写るといったメリットが有りますよね。

私は元々鉄道写真を撮りたくてカメラを始めたんですけど、高校生の頃に母親に写真を見せたら、写真が冷たいと言われました。
そう、電車しか写っていなくてすしたもの動かす人たちに息吹が伝わってこないという意味だったんですけどそれを理解するのに100年は・・・違うって、何年かかかりました。

そうした中、少しづつ自分のオリジナルを探していくんですね。
漫才の世界では、ボケというのはかなり高度なテクニックのようですが、写真もボケはかなり高度な技ですので、写真が上手くなりたい方はぜひ、きれいなボケに挑戦してあらゆる人のツッコミを受け入れてくださいね。
きっと写真が上達するでしょうね。

まぁ、私みたいに天然ボケではダメですけどね。(^_^;)
イメージ 1
画像は、逆光でぎりぎりの露光を狙って擬似的にモノトーンを狙ったもの。
blackcat オリジナルです。(^_^;)


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