兆藤ヨサ

メンヘラが書き溜めたダークみしか無い詩を死ぬ前に放出しようと思い立ちました。

兆藤ヨサ

メンヘラが書き溜めたダークみしか無い詩を死ぬ前に放出しようと思い立ちました。

最近の記事

何度死んでも私は私

人を上手く慰めることができる人が羨ましい 私には同じ言葉が言えない 私はいつも暗い諦めと暗い観察と暗い分析と少しの行動だけしかしないから、何も考えず希望と声援だけを持って思ったとおりの方向へ進んでいくってことがやりづらくて仕方ない 私にはあまり慰めって要らないんだろうか そんなことない、嬉しかった時もあるし助けられたこともある なぜその感情を憶えていられないんだろう 自分が繋がらない でもこの状態に戻りたいと思う日が確実に来るんだ いいことなんか一つもないなどと傲慢に過ごし

    • 少し戻って ゆっくりやり直す

      私にはまだ鉄のお面が要る たぶん誰も救えないお面 絶命するまでの麻酔のようなもの やっぱり人を信用してないんだ私

      • 頭の中に

        懐かしい故郷が私の頭の中にもある しばらく帰れなくてそこに住む人たちへの挨拶はたったの一つも送らなかった 化膿に効く野草が雑木林の入り口まで広く群生して、静かな風の翻す艶が同じ高さの葉先で踊っていた 野草以外に何もない草原を眺めた木製の腰掛けは、いつも温かい日差しで温められていた 今日もそこで私の分身が日光浴をしている 天気が良く昼が長いので、一日のほとんどをそこで過ごす 揺れる草と、流れる雲と、回る太陽の速さを比べては、遠くの動かない林を眺める 思い出を思い出すでもなく、

        • 外で死ねば中で生き返る?

          日記を消すと楽になる 消したい日記じゃなくても消すとスッとする 紙一重のところで進む方向をずらしてしまったのかな 頭がいっぱいになって外部保存したものなのに消去するなんて

        何度死んでも私は私

          いつも味方よ

          ことばも思い出も減っていく 皮だけになったら、誰かに中身と時間を詰めてもらおう 動けなくなったら、顔の無くなった人形みたいに生きていよう たぶんもう誰か来てくれるはず 私はこんなに演じたから

          いつも味方よ

          air

          私は人間じゃない 音の光の中でなら言える 自分に対して、相手に対して、周囲に対して、存在しない人たちに対しても、そう言える 今までよりも楽に言える 人間になりたいけどなれないと言える 私には無理かもしれない、時間が足りないかもしれない、と言える 許してほしいわけではなくて、でも、やっぱり許してほしい これ以上ここにいていいのかって言ってもいい? 何も返ってこないけど 夢はうまく造れるんだ だから大丈夫 これからもうまく生きられる 何の目的も無いままいつも誰かのために生きられる

          過去を満足させるため

          次に振り下ろされたら戻ってこれる自信がない 何が邪魔なんだろう それとも軽くなりすぎたんだろうか? 大丈夫 助けてくれる人がいるから私がどうなっても大丈夫 きっと助けてくれない大勢の人たちの中に少しだけ味方がいるから大丈夫 今まで隠し埋めたものも掘り返したいけど、どこに埋めたか忘れちゃって、なかなか反芻できない だけど大丈夫 記憶だけあればいい 感情が伴わなくても味方は強くて優しいから大丈夫 こう言うために私は自分を生かしたんだもの

          過去を満足させるため

          きっとそのうち自分も

          大丈夫だね 私が何を捨てても、誰かが助けてくれる もう大丈夫

          きっとそのうち自分も

          心という演技

          自分には心なんぞ無いんだと思ってた時期がある 「心」という言葉も嫌いだった それを発音する人間を消したかった 心を作らないと適応の妨げになるので、人の真似をした 模倣で獲得するオリジナリティなんて、芸術もいいとこだ 今はやっと人らしく振舞える だけど作り物はやっぱり、押し込めた記憶を外へ伝達するための道具としては用が足らない というより、そのような用を足せる形に作ってしまってはいけなかった 私がしたかったのはその場しのぎだ もうできたから、次のことをしなきゃ このまま

          心という演技

          途中経過

          兄貴のマネして紅茶飲んでたの ちょうどバッグの中に仕事場から頂戴してきた美味しいラスクがあったから 一緒に食べたの さっきはやっとバイトから解放されてゆっくりお洗濯できた 幸せだよね、ゆったりお洗濯できるって 仕事してれば痩せたりはするけど、家の中を放置してしまうから、仕事はある意味毒物だよね 両立?何それ したい人がすればいい 隔週の勤務なら幸せ感はもっと増すのになあ 今日は蒸し暑いから部屋を寒くして快適 早く雪が降ってくれたらいいなあ 熱中症で死ぬより凍死の方が幸せ もう

          早く暗いところに戻りたい

          先延ばしにした感情がどうやって噴出するか知ってた 避けたかった スキルなんか持たずに素直に殺されていれば良かった 後悔したって遅い 生き続けるための言い訳をまだ捻り出せるって確信して、ここに残ってしまった 結局死ぬ勇気とやらが充填されてなかったんだ 実感が無い 自分がここにいて誰かに話しかけられているって実感がまるで無い 私の発しようと判断して発している言葉や考えは、確かに私のものだけど、それは誰のためのものなのか よく分からない どうしてこんなに嘘つきになったかってのは、嘘

          早く暗いところに戻りたい

          今考えてること

          私はいつも自分を外から眺めていないと自分がどう感じているかが分からないらしい 自分の中に入ってしまうと、途端に感情は消える いや、違うか いやいや、違ってない どっちなんだろう 私を雇った人たちは、私の精神衛生までは面倒見てくれない だから自衛するしかない 文句言わせない 金がほしい 出せ残業代 出させてやる ムダに残ってるんじゃないっていつか分かって後悔しろ 私に謝罪しろ 私を雇うなら1.25も1.35も予算に組め 後からせせら笑ってやる 自分が仕事できないくせに人に残る

          今考えてること

          古い本のホコリのような

          秘すると真実は真実以上になるんだ だから成就のスピードを少し緩めるためにここに書いておこう 私は日記を少しずつ捨てていく

          古い本のホコリのような

          誰にも殺されないこと

          これじゃ笑われちゃう 自分でも笑っちゃうわ またこんなことして って うん前からやってたの ずっと前からこうやって だってこれが一番の楽しみなんだもん これ以外は儀式 形骸 工具 媒体 楽しいよ 許されている限り生きてることは だからこれからも一人でいる

          誰にも殺されないこと

          るるる

          出すわけないでしょ本性なんて 私を殺すのは私 他の奴じゃない 今順調に私を追い詰めてるんだから邪魔しないでね これが私の目指していた地点? 何なんだろう 人の不幸で完成する心なんて 無くてよかった? いやいや あってよかった これも人間なんでしょ

          ららら

          流れていけ流れていけ全て無頓着に 私に触れずに去っていけ 住処なら私じゃなく次の者へ伺って 私の心は薬でツルツル 魚も棲めない綺麗な状態 ああ最高って最低 最低って最高