★★★★⭐︎
Amazonでレビューしたものです

１．こういう遊び好きですよ

9話の表紙楽しい！
夏！
プール！！

普段ドラクエの職業服のみんなが、現代の水着姿でおおはしゃぎ！
目隠しに縛られてるマトリフがうけました。

ラストのおまけ4コマも面白かったです。
ダイたちがこの漫画を紹介。
自分の母さんが若い頃あんな格好で盗賊してたら、それはマァムもビックリですわな。
すごい穏やかな落ち着いた感じのお母さんなのに。。
子どものヒュンケルもかわいいです。生暖かい目。。

２．パーティの姫　海の姫　国の姫　

漁村でアバンの第二の技の修行中の一行。
静かな漁村に訪れる危険。
みんなで大きなカニを退けましたが、一人アバンは、海の中に引き摺り込まれ、人魚姫に見初められ、捕えられてしまいます。マトリフたちは急いで救出に向かいます。

舞台は海。
今回は女性陣が大活躍です。

レイラはマァムと違って、マトリフをあしらうのが上手なようです。とりあえず殴るマァムはパパ似か。。
そうやってあしらわれてもめげずにセクハラを続けるマトリフ。おい。
なんですかその、危ない水着って。どこで手に入れたんだか。もう時代は令和で、マァムもパンツは見せずタイツを履く時代だと言うのに。
というか、彼女の服はどうなっているんでしょう。胸がデカすぎだけど、それはまだ置いておいてもその形にぴったりの服ってあり得ないでしょう。オートクチュール？どうやって着るの？

人魚姫も魔物でした。
見た目の不細工さを気にし素敵な旦那を欲しがる乙女心と、無力な人間を支配しようとする魔物の力が、アンバランスに同居している、なんとも世間知らずなマーマンさん。
乙女になるには力が強すぎる、気の毒といえば気の毒。
もうちょい上手くなんとかならなかったかなーとは思います。綺麗だよって褒めてあげて悪いことしないように説得するとか。殺さなくても、、、

まあ、でも他の女の匂いさせてたらダメか。いなくても所有感ならぬ存在感を出してくる、フローラ姫。

アバンも罪な男ですなあ。

３．アバンの見えない心

そんなアバンに浮上した、心を閉ざす疑惑。
いつもニコニコへらへらしつつ、実は強く悪い奴への厳しいというギャップが彼の魅力ですが、みんなに優しいと言うことは誰にも執着しない特別な関係を築かないと言う裏返しでもあります。

オトギリ姫を美しいと褒め、彼女の傲慢な心と敵対した関係を残念と言いましたが、あれって女としては見てなかったですよね、どうでしょう？　まるで珍しい品種の魚をほめる学者のような、、と言っては言い過ぎでしょうか。

もちろん嘘をついて女心を弄ばない誠実さと、人も魔物も分け隔てなく評価する平等さは、ダイにも通じる勇者ならではといったところでしょうか。

超天才。
故の孤独。

恐れられ妬まれ阻害される。

それを分かち合えるのがマトリフとは意外でした。

この後も結局、アバンは国の有力な地位などにつくことはなく、勇者の家庭教師となり、マトリフはいじめられて隠遁生活なので、人の心の醜さを感じずにはいられませんね。

海波斬を会得し、アバンストラッシュの完成目指し旅立つ一行。
ハドラーたちも不穏な動きを見せています。
さて、どうなることやら。

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