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「株式会社山口達也」について

会社設立おめでとうございます。


まずは、
「株式会社山口達也」
設立おめでとうございます。
心からお祝い申し上げます。

自助グループに参加されてとても良かったです。
それだけでなく、資格をたくさんとって、びっくり。
たくさん勉強したのですね。
素晴らしいことです。

写真とっても痩せましたね。
頑張ってダイエット・トレーニングされたのでしょうか。
髪も伸びて、格好いい姿を見ることができて、嬉しいです。
こうしてみると息子さんに似てますね(逆ですが)

自ら病気を抱え治療を継続しながら、勉強をして資格をとり、会社を立ち上げるというのはとても大変なことだったと推察します。
(いやあ、私なんかプチ個人事業主でヒーヒー言ってますから、、、)

「株式会社山口達也」について

アルコール依存症を受け入れ、一生付き合ってくと決められて、本当に本当に、よかったです。

一口もアルコールを飲まない決意表明、とても立派です。
治療の基本で根幹でもあります。

ただ、
危ういな、
とも思います。

初っ端から意気込みを挫くことを書いて、本当に本当に申し訳ないのですが、アルコール依存症で再飲酒、スリップするのは、よくあることです。
ご家族、主治医の先生や周囲の人には、その危うさも含めて彼を受け入れ、支え、導いていただきたいものです。

また、精神疾患の回復は人それぞれで、サポート環境も人それぞれなので、自分の方針や考えを他の人に押し付けるのはやめた方が良いかな、と思います。
もちろんアルコール依存症の治療の重要な基本が断酒なのは本当ですが、依存症でも断酒が難しい人やしようとしてもできない人、それを治療方針にはしていない人、色々です。
山口さんのように、実家の兄弟が前面に出てくれて、別れた奥さんや息子さんも応援してくれるような人は、多くない。正直恵まれていると思います。

2020年9月にバイク事故。
翌2021年の1月に自助グループ参加。
それは良かったです。
で、
1年ちょっと後で、
2022年3月にインストラクター、
3ヶ月後の6月にカウンセラー、
4ヶ月後の10月にアドバイザーって、、、

結構なペースですね。

ASKは聞いたことあります。
高知さんもとった資格なんですね。
松本先生がバックにいらっしゃるなら大丈夫かな。

ADPは知らない、です、、

企業の方針ですが、、

「アルコール依存症の周りにいる方々」「依存症全般」に対する講演活動。
このために勉強したり資格を取ったりしたということですね。
高知さんもこういった活動をされて生活されているようですかね。

「企業向けの危機管理セミナー」??
これはちょっとよくわからなかったです。
企業内で依存症にならないようとか早めに見つけようとかでしょうか?

「SDGs」は、TOKIOで、というかDASHでやってきた活動ですかね。
SDGSにも色々ありますが、貧困や飢餓ではないですよね、きっと。
ジェンダーも無理がありますよね。
気候変動とかエネルギーとかになりますかね。

もう少し具体化されると良いかもしれませんね。
内容がはっきりした方が依頼をしやすいかも。

今回の株式会社、TOKIOやジャニーズにはいってありますよね、、プロフィールに入っているし、、
と思ったら、
国分さんのさりげないフォロー!(文字通り)
にんまりしました。
国分さんは、誕生日といい、こういうさりげない行動が上手ですね。

桝さんも島田プロデューサーもフォローしてくれていましたね。
偉いなあ。
二人とも、一緒に仕事をしていてあんなことになって、結構な迷惑をかけられたでしょうし、島田Pなんか現在進行形で影響を受けていますのに。。。
それでめ山口さんを応援してくれるんですね。

ネット上の賛否両論に思うこと

ネット上では賛否両論、色々な意見が登っておりました。
私が見た範囲だけでも本当にたくさんの人媒体が色々なことを言われていました。

やっぱり彼はこれだけの注目を集める有名人なんだな、と思いました。

それらに対して、いくつか思った点を述べてみます。

意見1

まず、
"人目に出てくる仕事ではなく、一般な人目につかない仕事をすれば"
という意見。

これに関してはなんとも言えないですね。
以前にも書いた通り私は宮大工がおすすめでしたし。
長瀬さん事務所退所と株式会社TOKIO発表と、、、それから、、 20200725 twitterまとめ再掲 #TOKIO
山口さんの飲酒交通事故を受けて宮大工のご提案 20200926のtwitterまとめ再掲 #TOKIO #山口達也

ただ、一般人が同じようなわいせつ事件を起こして不起訴になっても、飲酒運転して事故を起こしても、彼のように全国ネットで大々的に報道されることはないですよね。
日本中にこれほど事件事故を起こしたことが広まっている人だと、一般人の仕事に就くこと自体が難しい可能性も当然あるかと思われます。それはその立場になった人でないとわからないでしょう。
有名人が事件を起こして一時引退して、また芸能界に復帰することは多く、その都度やっぱり華やかな芸能界がいいんだろう、と批判を目にしますが、なかなかそれ以外の社会にいられない入れない溶け込めないという可能性もあるかな、と思います。
そうでない私にはわからないし、判断できないですね。
もと犯罪者だって食べて生活していかないといけないです。

意見2

次に、
"株式会社山口達也ができたのは、TOKIOやジャニーズの後押しがあるからできたんでしょう"
というもの。

これは、そうでしょう。
そもそもジャニーズは彼が辞める時に今後もサポートすると言っていたのだから、後押しして当然。残りのメンバーにしたってほったらかしにすれば「あれだけ長い付き合いなのに」と言われ、サポートすれば「犯罪者を援護して」と言われるのだからどっちにしてもいう人はいう。なら、今後再発防止の観点からもサポート監視はあった方が良い。

意見3

さらに、
"被害者の気持ちを考えて欲しい、被害者は見たくないと思う"
という意見。

これに対しては、「あなた被害者ではない。被害者の気持ちなんて本人に聞かないとわからないでしょう。勝手に代弁しないように」と言いたいです。
そもそも事件の発表の時に被害者のお父さんが、誰の人生も変えたくない、と発言されていたと思います。それが全てだと思いますけどね。被害者の気持ち希望こそ尊重するべきで、それを自分の考え思いで勝手に歪曲しないで欲しいです。

“私が“性被害性犯罪を受けて“私が“辛いから、“私が“性犯罪者を見たくない、見ると“私が“思い出すから、というのでしたら、わかります。とてもお気の毒です。
でも犯罪を起こしたとはいえ、他人の人生を左右する権利は被害者以外にはなんですよ、残念ながら。彼の事件事故は不起訴や罰金という形ですでに終結しています。

性犯罪はなくそう、なくなるべきだと私も思っていますし、隔離などの活動行動範囲の制限、チップの埋め込みや物理的科学的去勢、場合によっては懲役死刑も含めて、もっと重罰化するべきだと思っていますし、それだけ重大な犯罪だと思っています。された側は一生の傷が残ります。PTSDの30%は30年以上症状が残り症状に苦しめられるそうですし。むしろ不起訴よりもしっかり刑を定めて施行された方がいいでしょう、つぐなったと一つの指標になるので。不起訴になるとどのくらいどういった反省や償いをしたらいいのか曖昧ですからね。

意見4

そして、
"性犯罪をアルコール依存症で隠している、性犯罪とアルコール依存症は関係ない"
という意見。

これはちょっと違うかな、と個人的には思っています。

人間には性欲があり、性欲があること性欲をもつことは、犯罪ではありません。
食欲睡眠と並ぶ3大欲求と言われ、ヒトという生物に備わっているもので、子孫を残すのに必要なんだそうです。ただ、食欲や睡眠欲と異なり、欲求を満たすのに相手が必要になるので、トラブルの元になりやすいという問題があります。
(個人的に恋愛に縁のない人生を送っている身としては、性欲はなくてもいいかなあ。その時間と労力を他のことに向けた方が健康的だし趣味もできるし社会も発展するし。子孫を持つには人工授精でいいのではないかな。まあ賛同は得られないでしょうけど。)

でも、大人の成年男性(女性でも同様)が、未成年女性(男性でも以下略)に対し、性的に欲望を抱くのはすっごく気持ち悪いです。私はあってはならないと思います。成年女性でもすっごい歳の差の若い相手というのは不快感を感じます。
しかし、現実には、多くの成人男性が未成年女性に性的に魅力を感じ、性的に興奮を覚えたりしているのも、また残念ながら事実でしょう。
そもそも日本で、男女の結婚可能年齢が18歳成人年齢になってから1年経っていません。それまで女性は16歳から結婚可能でした。結婚した後に性行為がないというのは考えにくく、また多くの場合は結婚前から性行為があるでしょう。そして16歳以上の未成年女性と結婚するのが同様に18歳以上の未成年男性とは限らず、多くが成人男性だったはずです。つまり、16歳以降の未成年女性に対し性的欲求を感じ実行するできる成人男性は、多く存在しているということです。
私の短い婚活経験でも、多くの男性が「とにかく若い女がいい」と言っていました。未成年17歳までは全く性的に魅力を感じず、女性が成人18歳なったら急に性的対象になるというものではないのでしょう。

もちろん未成年は、成長段階の未成熟な存在であり、両親あるいは保護者の監督下保護下にあるあるべき存在で、社会で守っていく存在です。自らの言動に責任が取れる立場ではありません。性行為について互いに同意を得て行うのは成人してからにするべきであり、成年者が未成年に対し性的行動を行うべきではなく、同意の有無なく処罰の対象になるのは当然です。

問題は、
未成年に対し性的に魅力を覚え興奮すること、
ではなく、
その衝動のまま行動に移してしまうこと、
です。

アルコールという物質は、脱抑制をおこす特徴があります。
お酒を飲む方は多く経験されると思いますが、アルコールを体内に摂取すると、多くの場合、陽気になって気が大きくなり、そして普段なら言わない発言や行動が出てしまう、という状態になります。
これは脱抑制という状態で、前頭葉という脳の部分の機能がアルコールによって低下することで起こります。普段やってはいけないことをやらないように、言ってはいけないことを言わないように、ブレーキをかけているのが脳の前頭葉という部分です。
アルコールを摂取すると多く脱抑制になり、普段はしないようにしている希望欲望行動が出てきてしまうのです。その中には性欲に関することも含まれます。それはアルコール摂取により一定の確率で起こり得ることで、物質の特徴です。

性欲を持つことは犯罪ではありません。仮に未成年に対し性的欲求を持ってしまったとしても、それをもったまま表に出すことなくおさえていられれば、それは犯罪ではないでしょう。
でも、性欲のままに同意をえない他人に対し性的行動を起こしてしまうことは、犯罪です。
さらに、アルコールを摂取することによって、脱抑制を起こすことは、犯罪ではありません。
しかし、アルコールを摂取することによって脱抑制を起こし、脱抑制を起こしたことによって、性欲のままに同意を得ない他人に対し性的行動を起こすことは、犯罪です。
では、
脱抑制を起こすアルコールを摂取することがやめられない精神疾患がありました。
その精神疾患に罹っている人がアルコールを摂取することは犯罪でしょうか?
さらにその人がアルコールを摂取して、アルコールを摂取することによって脱抑制を起こし、脱抑制を起こしたことによって性欲のままに同意を得ない他人に対し性的行動を起こすことは犯罪でしょうか?

刑法39条という法律があります。精神疾患によって起こした犯罪行為を罰しなかったり、その罪を軽減される、となっています。

私は、アルコール依存症と、彼の犯罪行為が関係ないとは言い切れないと考えています。もちろん詳しい状況経過について情報がないため断定はしきれませんが。

もちろん、病気だから依存症だから何をしてもいいとはならないです。
アルコールを摂取することで他人に迷惑をかけることを繰り返している人が、またアルコールを摂取することは、罪になることを検討してもよいと思います。
アルコールを摂取してしまうことで他人に迷惑をかけることを繰り返している人が、それでもアルコールを摂取してしまう病気の可能性があれば、病気の治療を受ける必要がありますし、その病気の治療を受けないことが罪になることを、検討する余地があると思います。
病気と認識し治療を受けていてもなお、病状の変化によりアルコールを摂取してしまい他人に迷惑をかけた場合は、刑法39条に基づき軽減を検討するべきでしょう。

これからのこと

5人のこれから

リーダーが朝の番組でバンドについて言及してくれたというネットの呟きを見ました(実際は見てないのでわかりません。録画忘れた、、)
また、彼の株式会社設立により、「TOKIO合流が、、」と触れる媒体もあ李ました。

本当に合流してバンドをやってくれるのだろうか?

私はまた5人で活動して欲しいと思っていたし、それを希望し期待している。
また5人でステージに立って欲しい、その姿を見たいと思いっている。

期待していいのだろうか、また揃った姿を見られることを。

でも、それには、結構な乗り越える壁がある。

私がネットをさらった中でも、TOKIOのファンの間でもまだ、意見が分かれているようだった。
山口さんの活動に否定的な意見、活動はいいが合流に否定的な意見、等々。
その辺をなるべく分裂を避けて統合させていくか、どうか、になるだろうか。

そしてもし、
来年9月の30周年に合流するとすると、
「この株式会社山口達也はなんだったんだ?」
となるだろう、と思う。
私も思う。

実質会社活動が1年程度で、TOKIOに戻るということになると、結局芸能人をやるためだったのか、TOKIOに戻るための口実だったのか、依存症のサポートなんてやる気なかったんだろう、と言われてしまうだろう。依存症関係の人たちにも批判されてしまう可能性がある。
会社として社会貢献をした、という実績を、成果を積む必要があるだろうし、それにはもう少し時間がかかるのではないだろうか。
だから、来年9月はちょっと早いかなと思います。

もちろん残念ながら、5人で集まる予定はなくて、それぞれに別々の道を歩み出している可能性もあり、それをそれぞれが応援しているだけということもある。
それならそれで残念ながら仕方ないですね。
寂しいけど、、寂しいけど、、寂しいけど、、、、

山口さんのこれから

合流の可能性を除いたとしても、
正直、心配です。

会社経営をして会社を維持し、成果を上げることは、大変なことだし、やったことなければ余計でしょう。
病気を抱えて通院や自助グループに通いながら仕事をしていくのは、雇われでも大変なことです。
さらに、会社の内容が、自らも患っている病気に苦しむ患者さんや関係者の支援というのは、とてもしんどい内容になるでしょう。

今まで山口さんが生きてきたエンタメの世界と、依存症の世界は全然違います。
エンタメって、基本みんなで楽しもうっていうものでしょう(まあ、エンタメも裏側は色々ありそうですが)
病気は、経験してよくご存知とは思いますが、楽しいものではありません。
辛い苦しく悲しいものばかりです。

死にたいって言われたら?
本当にその人死んじゃったら?

他人を変えられないし変わりません。人を変えられるのはその人自身だけです。
ただ見つめ、寄り添い、支え、変わるのを信じて待つことになります。
そして、人は、欲深く自分勝手で嘘つきで、人の言うことを聞かない生き物です。思いやれば思いやるほど、熱心に情を寄せれば寄せるほど、裏切られ、傷つき悲しみ怒り不安になります。
精神的に不安定になれば、再飲酒の可能性も増します。再飲酒すれば再度事件を起こす可能性が高く、そうなれば、ご家族や担当医など周りの方々、今頑張っているメンバーに再度の失望と迷惑をかけることになる。

それが、とても、心配です。

アルコール依存症という、多くの治療対象者が未治療のままの疾患について、世間に広め、該当者に受診を促すこと、依存症の当事者や関係者をささえること、周囲へ依存症への理解を進めることは、とても重要なことです。
そして、今回分かったように、山口さんのような知名度のある人が発信すれば、そうでない人より多くの人のもとへ情報が届くでしょう。
しかし、知名度は諸刃の剣であり、それについて批判をする人も多い。特にネット上では顔が見えないから暴言も含めて言いたい放題になっています(私もそうですが)。心ある人間なら酷いことを書かれたり言われたりして傷つかないことはありません。そして100の応援より、1つの心ない暴言の方が、人を簡単に追い詰めます。

わざわざストレスのかかる依存症をサポートするという事業を始めて公にして、再飲酒のリスクを上げなくても、と思ってしまうのです。

繰り返しますが、立派な活動です。そう思っています。疾患に悩み苦しむ人によりそい、支えようとする人たちはとても素晴らしく、その人たちを私は尊敬し、敬意を払っています。
ただ、とてもとても大変な活動なんです。

濁流に流されそうな人の手を握り、片足を岸に置いて流されないように踏ん張ると、踏ん張る側も疲れてしまいます。
このままでは一緒に流されてしまうと判断すること、判断したら他の人に変わってもらうこと、自分の手を他の人に握ってもらい引っ張ってもらうことも、必要です。

何より自分自身が心身共に健康であること!
規則正しい生活をして、バランスの良い食事をとって、たっぷり睡眠をとって、適度な運動をして、通院を、あれば内服を、続けること!!

そして、万一、万一、アルコールを口にしてしまったら、それを周囲に告げ自らが助けを求めることも大事です。
また繰り返しますが、アルコールを一生一口も口にしないというのは、アルコール依存症の治療の基本であり、とても大事な方針です。それをHPで宣言するのは勇気のいることで、立派な宣誓です。
しかし、アルコール依存症において、再飲酒、スリップは疾患の特徴というもので、とても多いのもまた、事実なのです。
スリップすることが悪いのではありません。
それを隠すのが悪いのです。

どうか、彼に、
変えられないものを受け入れる心の平穏を。
変えることのできるものを変える勇気を。
変えることのできるものとできないものを見分ける賢さを。

そして、
自分の弱さを認め、他人を頼ることのできる強さを。

貴方は一人ではない。
こんなにも多くの人が支え、応援してくれています。

微力ながら、私も応援している一人です。
今後のご健康を、会社活動の発展を、心からお祈りしています。
最近のお姿を拝見できて良かったです。
いつになるかわかりませんが、直接お会いできる日をお待ちしています。

追記

twitterの2つ目のつぶやき見ました。
こっちの方が実業家っぽいですね。
でも私はH Pの写真の方が爽やかで若く見えるから好きかなー。

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