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レ セゾン@帝国ホテルでのゆったりした時間


出光美術館の後、ランチをしてきた。

春に友達の誕生日の時は『吉兆』と和食だったので今回はフレンチ。

帝国ホテル

ロビーがクリスマス仕様になっていた。

写真の撮り方を工夫したのだが、この時、この真後ろの階段ではウェディングフォトを撮っていた。

立って撮ると、背後の階段の新郎新婦が写ってしまうので、低い位置から撮影した1枚。

真紅のバラが美しい
大きなクリスマスツリー
館内ではスイーツアート展が
催されていたみたい

後から知ったので他のは気づかなかった。
これは、『レ セゾン』に上がる階段の横にあったお菓子のクリスマスツリー🎄。


フランス料理
『レ セゾン』

本館中2階にあるフランス料理店。

戻ってきてから行きたいと思いながら、昨年は行けなかった。

「クラシカルモダン」をテーマにデザインされた店内は、メインダイニングとしての重厚感と、洗練された現代的な雰囲気が調和する空間です。
シェフには、フランス・シャンパーニュ地方を代表するレストラン「レ クレイエール」でシェフを務めたティエリー・ヴォワザンを招聘。素材を厳選し、伝統を踏まえながらも新たな感性を取り入れて作り上げる料理は驚きと発見の連続です。
心地良い空間と最上の料理とが生み出す贅沢なひとときをお楽しみください。

https://www.imperialhotel.co.jp/j/tokyo/restaurant/les_saisons/

2005年にティエリー・ヴォワザンを招聘さてリニューアルオープンした。

レストランの雰囲気

本館のロビー奥の階段を上がり
右手に進み、さらに右手に行くと
レストラン入り口
待っている間の椅子から撮影
奥のソファで座って
写真を撮っていただいた
真紅のバラ

ちょうど私達が予約した時間、3組ほど到着して、順に案内される。

私達は真ん中の組だったが、そのまま席に行くのかと思ったら、私の誕生日ということもあり、スタッフの方から写真を撮ると促され、撮影していただく。

レストランのカメラと私のスマートフォンとでそれぞれ撮っていただいた。

その後、シェフがいらして、
誕生日のお祝いの言葉と、ゆっくり楽しんでくださいと伝えにきた。
フランスの方だからフランス語も交えて。

そして着席。

私の席からの眺め

他の席も埋まっていた。
これは食べ終わった頃撮影した1枚。

狭い場所が苦手だから、この空間も心地よい。
テーブルとテーブルの間隔が広いのは私には大事。

私たちの席は囲いがあるみたいな席だった。

私の背後のバラ
すべてプリザーブドフラワー
テーブルが広いのもよい
これはパンをカット中の1枚だが
カットする音がまた良くて
そしてバターがとても美味しい
卓上のバラは生花

コース

5皿と4皿と特別コースがあった。

5皿の前菜が食べたいと思わなかったので、4皿のコースにしたけれどお腹いっぱい。

次もし食べたい前菜の場合は、パンを控えて、プティフールなどは辞退しないと無理かと思う。

食前にシャンパーニュを勧められ、どれにするから悩む。
6種類もあるのだ。

ソムリエの方のおすすめやいろいろ相談して、

ブラン・ド・ブランとブラン・ド・ノワールを半分ずつ。
その後もう1杯飲むことにした。

夜も飲むから昼は2杯までが程よい。
睡眠不足もあり、実際帰りは眠くて仕方なかった。
弱くなったわ。
若い頃シャンパーニュとフレンチのマリアージュランチでひと皿につき1杯、合計6杯飲んだのが昼の最高。
今はそんなに飲めない。

自分の適量をゆっくり楽しむのがいい。
まさにそれがスロードリンク。
『いい時間とお酒』

シャンパーニュはどちらも美味しかったが、ブラン・ド・ノワールがより昨日の気分だった。
ピノ・ノワールのコクが今の季節にちょうど良いと思う。

ローランペリエのロゼも美味しそうだった。

価格は細かく覚えてないけれど一番高いのが、ローランペリエのロゼで5,800円(グラス)だったと思う。

字が小さくて、メニューをスタッフの方が持っていたので見えなかったのだ😭
かろうじて一番下のが読み取れたローランペリエのロゼ。

ブラン・ド・ノワールが4,800円くらいだった気がする。これは銘柄が見えなかった💦

ボトルの写真を撮るのはスタッフの方の手を止めてしまうし、
友達との会話や食事に集中したかった。

とにかくシャンパーニュの温度も程よく美味しいかった。
前菜まではシャンパーニュで。

お料理

一つ一つが端正だと感じた。

バターの美味しさも、パンも。
パンは2種類。
酸味が聞いたパンと海苔が混ぜ込まれたもの。

カンパチの上にピスタチオのムース
醤油のパウダーにペッパー
横に四葉のクローバーが
添えてある
前菜
下仁田ネギ
青い部分をチップスに
コンソメのジュレと
手前のソースには
マヨネーズも少し
和テイストを感じる
メインのお魚
北海道産のあんこう
手前は肝
ソースは海老の殻を炒めて作る
アメリケーヌソース
メインのお肉は胸腺肉
他にキノコ、鶏の鶏冠と内臓を
焼いたものが添えられ
周りはリースに見立てたパイ


どれも美味しかったが、好みを言うと前菜は和が少ない一皿でも良いかなあ。
せっかくフレンチを食べるのだから、和の要素がなくてもいい。

そういう意味で、札幌の『ブラッスリー風間』は好き。
フランス料理という感じがする。

メインのお魚、あんこうは身がしっかりと、ぷりぷりしている。
サフランで風味付けされていて黄色い。
肝も美味しかった。
洋風のあんこうもいいかも。

お肉は胸腺肉。久しぶりに食べた。
鶏の鶏冠はぷりぷりしていた。
内臓も私は好きなので問題なし。
ソースもクリーム系と白ワインのソースの2種類がかかっており、胸腺肉、キノコ、内臓、鶏冠が一体となって調和した味。
そこを周りのパイ生地にソースが上手く染み込んで、全体の味をまた反復する感じ。
パイ生地は重いからあまり好きではないのだが、この一皿のパイ生地はとても軽やかでサクサクして、お腹の負担にはならず美味しかった。

メインはお魚とお肉で1杯でいいので、重たくない赤に。
モンテリのピノ・ノワールにした。
香りもよく、ピノ・ノワールの軽やかさと同時に深みもあって、ビンテージは見なかったけれど、まだ色が若かったので果実味も感じられて、とても美味しかった。

デザート

デザートが怒涛だった。

プティフールが6品。
甘いものがたくさん無理な私には苦行になることがある。

左から
胡桃のヌガー?持ち帰り母にあげた
聞いたけど耳に残らず
フィナンシェ
左から
塩キャラメルのプチシュー
ラズベリーのマカロン
ライムのタルト

頑張って食べたがヌガーは無理で持ち帰り。

そして、デザート。

ビフォー
ソースがかけられた
この薄い薄い生地の中に
チョコレートとマスカルポーネチーズ


あまり甘くないということで、食べ始める。
コーヒの泡もそこまで甘くはない。
手前のアイスにおそらくカルダモンが入ってて救い。

確かに想像より甘くないかも、と思ったが下のチョコレートソースと、筒の中のチョコレートがしっかり量があり、後半甘さの波に飲まれる。

ここでスプーンを止めたらギブアップだ。なんとか一気に食べ終えたが、このデザート、それぞれ一口ずつくらいが適量。

そして、、、予期せぬことが。

誕生日だからと、さらにケーキ😨
さすがに無理でご好意を無にするのも
心苦しく。
これだけ食べて、
残りは友達に食べてもらった


『ケーキよりチーズが良かった!』
と心の声が出てしまった私に、なんとチーズを出してくださった。

しかも、モンドール♡

このチーズの塩味で、甘さでノックアウトされていた頭のくらくらと口の中が冷静さを取り戻した。

飲み物はハーブティーにしたけれど、コーヒーの方が良かったのかもしれない。


誤解なきようにだが、
美味しいのだと思う。

ただ甘いものがあまり大量に無理な私には苦しい。

好みとしては、デザートはチーズひとかけとワインがいい。

さらに、ですよ。
まだチョコレートが出てきたので!それは持ち帰りにした。

シェフ!
どれだけチョコレートがお好き?☺️

横のヌガーも食べきれず持ち帰り
母の口に無事入った

いい時間とお酒

スタッフの方のホスピタリティが素晴らしく、皆様丁寧で親切。

空間も、ゆったりして良くて、
穏やかで美味しく楽しい時間が過ごせた。

友達と撮った写真は封筒に入れて渡してくれた。

四葉のクローバー🍀も持ち帰り
封筒が用意されていた


ドレスコードだが、今回迷った。
カジュアルを抑えた服か、ワンピースか。

結局上半身がレースのワンピースにしたが、女性は私が見かけた方たちはほぼワンピースだった。

クリスマス時期だからかもしれない。

ご年配のご婦人が真っ赤なロングのワンピースで横を通られた時、歳を取ったらたまには派手なのも良いなと思った。

レ セゾンのスタッフの皆様のおかげで、素敵な時間を過ごせた。

2時半までなのにら15時までかかってしまい、後半焦る私達にごゆっくりと決して追い立てることもなく、素敵な時間を提供して下さった。
(私達が最後ではなくまだもう1組いらしたけれど)

ありがとうございました😊

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