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シレトコよかトコめぐり〜斜里岳登山

一度は雨で断念した斜里岳。休日と晴天予報が重なったので再び行ってみることにしました。

早朝から起き出して窓の外を見ると、満天の星空。予報通り、晴天になりそうです。

朝日を抱いた斜里岳が「いらっしゃい」って言ってくれてる気がする

前回泊まった山小屋『清岳荘』はこの日、9月25日を最後に冬季休業に入るとのことで、管理人ご夫婦は荷物の運び出しに忙しそう。北海道の山は一気に冬モードに突入していくんだな〜。

山小屋の展望テラスで朝食を食べたら、登山口の祠に手を合わせて出発!

斜里岳は沢に沿って登る山。何度も何度も沢を縫うように渡ります。楽し〜い!

古寺の参道を思わせる石の道
豪快に流れ落ちる滝もあります
どこまでも続く流れ
ここはまさかの登山道!中央奥に見えるピンクのテープを頼りに沢の左端を登ります


この沢、どこまでも豊富な水量で流れていて高度1200mを過ぎた辺りでようやくチョロチョロとした流れになりました。

沢が途切れてしばらく登ると、樹木がなくなり高山植物の世界に。花の季節は終わって紅葉にも少し早い、という時期です。

チングルマが色づき始めていました

展望を楽しみながら登って来ましたが、山頂だけは雲の上。下界はうっすらと雲に覆われて見えそうで見えない!

山頂方面には確かに雲が湧いてる
モヤモヤする〜

おにぎり食べてるうちに晴れるかな?と思いましたが、雲は居座っています。あきらめて下山開始。

振り返ると山頂の雲がなくなってる!

「下りで沢のルートを使うのは危険です」という注意書きに従って、分岐から新道を周回します。しばらく行くと『竜神ノ池』の看板が現れたので、ちょっとだけ回り道して行ってみました。

水底がきれいに見える透明度

勝手に沼のようなものを想像していましたが、透明に澄んだ水をたたえています。そして冷たくて気持ちいい!口にする勇気はありませんでしたが、強烈な鉄の匂い。

沢の岩が赤い色をしていたのはやっぱり鉄分だったのだな、と納得。でも、なんで池は赤くないんだろ?

ここから延々と続く長〜い急坂に根をあげそうになったころ、ようやく沢登りルートに合流。

再び渡渉を繰り返し、ドボンすることなく無事に下山しました。斜里岳楽しかったよ、ありがとう!

最後に少しだけ色づいた木を発見。紅葉が進んだらさぞ美しいでしょう


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