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低温調理紹介(ヤギ肉編)

この記事は mohikanz Advent Calendar 2021 8日目の記事です。今年は cooking が独立してないので、本家にお邪魔しています。昨日は ぱあぷうさんの メンヘラがカウンセリング受けてる話 でした。カウンセラーさんの合う・合わないは物凄くあるので、今回は合う人に会えたようで良かったです。

時間がない人用まとめ

ヤギ肉、意外と臭くなくて、美味い。

発端

以前、 牛肉編 などやったりしましたが、今年は以下の Tweet から購入したヤギ肉です。

なお、特別セール分は1日で売り切れたそうです。良かったですね。

材料

ヤギ肉と言えば「臭い」という印象があったので若干躊躇しましたが、思い切って買ってみました。ロースとモモ。

ヤギ肉 ロース 200g
ヤギ肉 モモ 160g

ロース肉は冷蔵庫で解凍したので、ドリップが出てしまっています。モモ肉は存在を忘れられていたので、電子レンジ解凍。
比較対象が缶ビールなのは、持て余してその辺に置いてあったからです。

ここからしばらく写真ないです。

ヤギ肉の低温調理は、案の定殆ど情報がなかったのですが「脂も水分も少なめ」「大体ラム肉と同じ」という記述を見かけたので、その方向で行く事にしました。つまり、温度低めにして、コンフィにして油分を足し、ラム肉と同じくらいの臭み消しで。

手順

1. Anova を 55.0 ℃ にセットしておく
大体給湯器で 50℃ くらいのお湯を作って、残りの温度を Anova で上げてます。

2. ロース肉は、両面にしっかり塩・胡椒を擦り込んで、ハーブのタイムを乗せて、オリーブオイルと共にジップロック(袋)へ
ロース肉の方が脂身が多く、臭みがありそうだったので、タイムを乗せてみました。ドリップはしっかり拭き取ってから処置します。

3. モモ肉は、2cm くらいの厚みに切った後で、塩・胡椒を擦り込んで、オリーブオイルと共にジップロック(袋)へ
モモ肉は丸い形状をしていたため、厚さを均等にするため切りました。電子レンジの解凍も甘かったので。

4. 55℃で1時間ほど加熱
この1時間でご飯炊いたり、スープ作ったりします。今日のスープはドライトマト&にんにくのオニオンスープ。メインが肉なので、スープは肉なし。

5. 加熱が終わったら、よく熱したフライパンでさっと焼き目をつけて、スライスして皿に盛る
フライパンで加熱しすぎると、せっかくの低温調理が無意味になってしまうので手早く。でも、表面の殺菌と、メイラード反応で香ばしさをつけるためには必須。

6. 脂の残ったフライパンで、バルサミコ酢と味醂と醤油を煮詰めてソースにする
味醂じゃなくて蜂蜜が良いようですが、出すのが面倒だったので味醂で代用。…代用?

出来上がり

左がロース、右がモモ

いただきまーす。

温度が低いので、綺麗なロゼ色に仕上がりました。オリーブオイルでコンフィにしたので、パサつく事もなく、しっかりと肉汁が残っています。

まず、ロース肉から…
殆ど臭みがありません。タイムが良い仕事をしています。質の良いラム肉くらいのほんのりとした香りがあるくらい。
オージービーフの方が臭いんじゃないかな? と思うくらい。

次に、モモ肉は少し臭みがありました。こちらはタイムを使わなかったからかな? とはいえ、気になるほどではなく、噛みごたえもある肉質なので「肉食べてるーー!」って気持ちになれます。(伝われ

奥にちらっと写ってますが、ソーセージも買ってました。

こちらもラム肉と同じくらいの匂いでした。特に黒コショウの方はビールが進みそうな美味さ。

まとめ

買える機会もなかった + 臭いというイメージで食べたことのなかったヤギ肉ですが、思った以上に美味しかったです。
沖縄以外では中々一般的ではないヤギ肉ですが、機会があれば是非一度試してみてはいかがでしょうか?

明日は Hua_Lu さんです。ご期待ください。

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