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2022 Morbi bridge collapse(モルビ橋崩落)

韓国の転倒事故に続いて、インドでも悲しい事故が起きてしまいました。

少なくとも141人が死亡。180人以上が救助されたが、多くはまだ行方不明とのことです。犠牲者の多くは、現在わかっているところで、47人の子供を含む10代の若者、女性、および高齢者。

モルビ橋の概要

モルビ橋は、インドがイギリス統治下だった19世紀に建造された橋で、およそ140年以上経っていたそうです。
写真を見てわかるように、大変狭い橋です。長さは230メートル、幅1.25メートル。

モルビ吊橋は、インド・グジャラート州モルビに位置し、マックチュー川にかかる吊橋である。1879年2月20日開通
約7か月間の修復工事を経て、2022年10月26日供用再開。
同年10月30日、崩落し130人以上が死亡する事故が発生した(モルビ吊橋崩落事故)。

モルビ橋は、6か月間修理のために閉鎖された後、グジャラート州の新年に間に合わせるために2022年10月26日に再開されたところだったそうです。
その際、安全点検を行わないまま、リニューアルオープンしたのが大事故につながったようでした。

事故後の調査により、橋のケーブルは交換されておらず、交換された床の重量に耐えることができなかったことがわかったとのこと。

事故当時のチャート

数分の差があるかもしれませんが、崩落したと言われている時間は、アセンダントに天王星がコンジャンクションしています。
やはりアングルに天体がコンジャンクションすると、思いもかけないようなことが起きるように思います。
そして、天王星は北ノードとコンジャンクションになっているので、多くの人に影響します。
この日の月は、山羊座にあり天王星&北ノードとはトライン、南ノードとはセキスタイルで、ノード軸をコンプロマイズしていました。

北ノードのサビアンシンボル 牡牛座13度
ポーターが重い荷物を運んでいる(物質的な欲望が過剰になっている状態)

確かに、重かったでしょうね。
建造当時は、橋には一度に15人の制限があったそうです。それはそうですよね、狭くて長い橋ほど揺れが大きく危険なはずですから。
その狭い橋に、事故当時は500人以上がいたとのこと。最新の公式収容人数は125人になっているので、約4倍の負荷がかかっています。

偶然、過集中人災の記事を見つけたので、一部引用させていただきます。

韓国の「梨泰院圧死事故」と、インドの「モルビ吊り橋崩落」、明らかに共通する第一点は「過積載」「過集中」。
そしてこれは、韓国史上最悪の犠牲を出した「セウォル号事故」と全く同根の商魂が引き起こした「人災」であることを第一に指摘しておくべきでしょう。

元記事はこちら

「今だけ、金だけ」の資本主義によって起きた人災なのですね。

上のホロスコープに小惑星を表示させると、天王星と土星のスクエアが、小惑星サッフォとでTスクエアを形成しています。
また、韓国の事故チャートと同じように、冥王星、リリス&パラス、エリス、プシュケが作るグランドクロスも見られます。

小惑星サッフォー

小惑星サッフォー(1864年に発見)は、紀元前6世紀のギリシャの女性詩人・サッフォーにちなんでいます。

あくまで伝説ですが、サッフォーは船乗りのパオーンに恋をしていたが、失恋してレフカダ島の断崖から飛び降りて自殺したとされています。
レフカダ島は、小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)が生まれた島で、ラフカディオはレフカダ島にちなんで命名されたそうです。

相変わらず、私のtweetは画像が表示されません。

サッフォー(1877年)/シャルル・メンギン画

事故に遭った方たちは身投げしたかったわけではないのに、お気の毒にもサッフォーのように水に沈んでしまった。
まるでオカルティックな話になってしまいますが、これも火星と海王星スクエアによるイリュージョンなのかもしれません。

亡くなられた方のご冥福をお祈りしますと共に、行方不明の方が一刻も早く発見されてご家族のもとに帰宅されることを願ってやみません。

インド西部グジャラート州で起きたマチュ川に架かる19世紀の吊り橋崩落事故を巡って、捜査当局は10月31日、橋の管理会社関係者9人を殺人罪および殺人未遂罪などの疑いで逮捕した。

崩落時に何人が吊り橋の上にいたかは不明だが、生存者の証言では、身動きが取れない程の人の数だったという。

yahooニュースより

コレラとパンデミック

最後に余談ですが、モルビ橋が建造された1879年は、日本ではコレラが大流行していた年で、約10万人が亡くなったそうです。そもそもコレラの発生源は、インド大陸だったと言われています。

過去200年間に7つのコレラのパンデミックが発生し、最初のパンデミックは1817年にインドで発生しました。

そしていま、ウ****の都市マリウ**でコレラ発生の可能性があるとWHOは警告しています。
次のパンデミックは、ひょっとするとコレラかもしれません。


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