架空の階段
階段を上る
どこまで上るのか
先が見えない狭い階段
換気が悪い
そろそろ息切れしそう
僕を追い抜いて階段を上る人に焦る
体が当たらないように気を付ける
下りは楽という人もいるが
下りもコツが必要
踏み外さないように
こけないように
手すりを持ちながら
少し休んで 眼鏡を磨く
曇った眼鏡をきれいに磨いたら
先に見える
階段の形が変わったり
消えてなくなっているかも
あくまで かもしれない
だけど
そんな僕が見ていた階段は
きっと架空の世界
※500mlさんのイラストが素敵で何度も使わせていだたいていたことに気がつきました。今回はピンとくる絵を選び、200文字の詩を書いてみました。内面を書くことが苦手ですが、詩だったら書けそうと思いました。まだまだ階段の中ですが、少しでも楽に考えられる方法を模索中です。
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