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「集中力の最大化」で人生の選択肢を増やす働き方をしよう!

リモートワークが主体になってどれくらい経ったでしょうか。最初は慣れないことも多かったけれど、今では快適に過ごせるようになってきました。

「働き方」を振り返ってみると、世の中の常識も私自身も大きく変化していることに気がつきます。

リモートワークが導入されて上司や同僚と物理的な時間や場所を共有しない分、その人の仕事力は「成果物」のみではかられる時代になったと言えると思います。自宅でもオフィスと同等に、いやそれ以上に生産性を担保できるかが重要になってくると感じる今日この頃です。

そんな世の中の変化を感じてか、リモートワークの生産性が上がってきたことを体感しています。(※個人の主観です。)

集中力の発揮の仕方

リモートワークが主体になってから、飛躍的に引き出された力があります。それは「集中力」です。

家だと集中力が続かないとか、オン・オフの切り替えができないとかいう声を耳にする中で、「逆に集中力向上?!」と思われるかもしれませんが、これからの働き方の鍵を握るのは『集中力の発揮の仕方』ではないかと感じています。

みなさん、夏休みの宿題は
「先に片付ける派」
「毎日コツコツ派」
「最後に追い込み派」
のどのスタイルだったでしょうか?

3つのタイプのどれが正解ということではなく、最終的には決められた期限内に成果物ができていればいいと個人的には思うのですが、この持ち前の宿題力(仕事力)を知ることに、集中力を発揮するする秘訣が詰まっているように感じます。

学生時代、私は「先に片付ける派」でした。やらなければならないことが頭の片隅にあると落ち着かず、スッキリせずに毎日を過ごすことになってしまう性分です。だから、夏休み序盤の7月中には9割が片付くように、短期集中で宿題に取り掛かっていました。

そう、人には持ち前の「集中力の発揮の仕方」があるのだと思います。昔から、私の得意な仕事の仕方は”短期集中”なのです!

ところが、これまでのオフィスワークでの仕事を振り返ってみると、私は持ち前の集中力を発揮できていなかったように思います。足かせになっていたのは「時間と場所の拘束」です。

オフィスワークというものは、よくも悪くも「就業時間=会社にいるべき時間」と働く時間と場所が決められていました。例え仕事が早く終わろうが、原則オフィスにいなければならないし、個人的なことをしているわけにもいきません。

となると、

「どうせ18時まで帰れないから、そこまでに終わればいいや。」と、集中力よりも「拘束」に対する意識が強く働き、自然と就業時間いっぱいで仕事が終わるように、力を分散していたように思います。

在宅勤務になってから、自分でも驚くほど仕事の処理速度があがったのは、物理的な拘束がなくなったことが大きいように感じました。夏休みの宿題のように、超短期集中でその日の仕事に取り掛かり、粛々と仕事を終わらせていきます。


人生の選択肢を増やす


集中力が最大化できると、作業時間を短縮できるというメリットがあります。

仕事をはやく終わらせたあとのゆとり時間は、得も言われぬ開放感と達成感を得られるものです。オフィスでずるずると仕事をしていたときより、密度の濃い時間を過ごせているように感じられますし、仕事量は変わらずに時間を短縮できるので、生産性も高まっています。

時間に余力ができると、受け持つ新規案件の立候補をすることもできる(新規案件は原則挙手制)ので、総じて自分の仕事の処理能力と価値が高まって行くように思います。人より早く多く経験値が詰めるということは、これから先の時代を生き抜く糧になるはず…!(おおっぴらには言えませんが、自分の時間にすることも…)

リモートワークは業務姿勢が見えないからこそ、成果物で勝負する時代になりました。集中力の最大化で、仕事の生産性を高めるのです!


スケジュール共有で効率的な作業時間を確保

とはいえ、集中力はフルで発揮し続けるのはなかなか難しいものだと思います。

経験上、考えをまとめて資料作成をするようなときは集中して一気にこなし、単純作業はリラックス状態でやった方が効率がよいです。集中できる時間を確保する環境整備がとても大切で、電話やメール、チャットなどで集中力が途切れるのを極力避けたいところですよね。

同じオフィスにいれば、「あ、今は話しかけないほうがいいかも…」というオーラを察してくれることも多いですが(察しない人もいるけど)、リモートワークではそうもいきません。

ならば、こちらからお伝えするのがお互いにとって幸せな選択ではないでしょうか。私はその日の”ド集中作業タイム”を決めて、共有スケジュールとチャットのコメントに書き込むようにしています。(私は午前中に1〜2時間設定することが多いです。)

これは同僚たちからも評判がよく、今では同じようにスケジュールを共有してくれる人もいます。連絡を取りたい側としても、相手のペースを乱さない時間帯がわかるのは、お互い様なのでありがたいことです。

物理的に一緒に過ごす時間が少ないからこそ、自分の仕事状況を共有することは、相手への配慮でもあると思っています。作業効率も向上して意外と有用なので、ぜひ集中タイムを設けたい人は試してみてください!

これからの働き方を確立するチャンス!

今やメジャーになりつつあるリモートワークですが、慣れてくれば快適なもので、仕事も生活もバランスがとりやすくなってきました。

働く場所がオフィスにしばられなくなり、私のなかで「拘束される」という感覚がなくなったことで、自分の得意なペースで仕事ができるようになったことは新たな発見です。
働き方の変化に伴って、自分の意識や行動にどんな変化があったかにアンテナを張っていくと、自分の仕事のスタイルが確立しやすくなるのではないでしょうか。

また、同時に、不自由さと一緒になくなったものにも目を向けていく必要があると思います。仕事仲間と物理的な距離ができることで、コミュニケーションや仕事効率にどんな変化があったのかを知ることは、仕事環境をよりよくするヒントが詰まっているかも知れません。

これからもまだまだ変化し続けるし、新しい価値観が生まれ続けるのではないかと思います。

誰しもがはじめて経験する時代だからこそ、自分の変化としっかり向き合った、「これからの仕事術」を自分で生み出していけたらいいなと思うのでした。

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