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過食セラピー③

※NLPというNeuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれる最新の心理学を使って過食で悩む方々のサポートになるものを書けないかとずっと考えていました。
試験的に行いますので、その点ご承知おき頂きお読みいただければと思います。

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七つ目のルール「心を開く」


これはとても大切なことです。

私の方法が洗脳の一種だという人もいますが、それは全くの誤解です。

逆に、すでに洗脳されてしまったあなたの頭をもとに一戻すのが私の仕事です。

問題は、実ははじめからわかっている私の方法で過食をやめた人はよくこう言います。

「不思議なもので、あなたの言うことの九十九パーセントは初めからわかっていることだった。それなのに、どうして今、物の考え方がこうも変わってしまったのだろう?」

それは、過食の問題は、一度理解してしまえば、とてもシンプルな問題だからです。

ところが、いわゆる精神的なことに関する「専門家」は食欲の本質を理解しておらず、間違った説ばかり主張してくれます。

その結果、シンプルなはずの食欲の問題が、とても複雑に思えてしまうのです。

本書ではまず、食欲にまつわる誤解や幻想を解いていくことにします。

さて、民主主義の社会では普通、多数派の意見が尊重されますね。

では、こんなことを言う人がいたらどう思いますか?

「多数派の意見はいつも間違っている」

ある日、仲間との間で、ある話題について議論が始まったのですが、一人だけ意見の違う女性が、こんな論拠をたてて自分を正当化しようとしたのです。

彼女の言い分はこうです。十人のうち九人がそうだと言えば、その意見は正しい可能性が高い。


しかも、その九人がみな知的レベルの高いその道の専門家ならば、なおさらそうだ。

もっと多くの人が賛成し、より多くの専門家が含まれているとしたら、その意見に反対する人はさらに少なくなるだろう。

いたとしても、その人はよっぽど無知か、よっぽど自分の意見に自信を持っているか、どちらかだ。

私はみんなの意見に反対している。

つまり私は自分の意見に自信があるからだ。

この論理の中には、真実も含まれています。

結局、私たちは誰一人彼女を言い負かすことができなかったばかりか、彼女の論拠を正しいと認めざるを得なかったのです。

私がここで言いたいのは、「大勢の専門家が認める通説はもしかしたら間違っているかもしれない」ということ。

そして「間違っていると認めるのは難しい」ということです。

私は何も、「多数派の意見はいつも間違っている」という論拠をもって、

「私は多数派に反対意見を提示している。ゆえに私は正しい」と言っているのではありません。

そうではなく、まずあなたに「専門家の意見が間違っているかもしれない」ということを認めてもらいたいのです。

これを認めることが、「心を聞く」第一歩なのです。

あなたが本書で読んだ内容について、友達や家族と話し合うことがあるかもしれません。

それはとてもよいことだと思います。

ただし、その時は、世間のほとんどの人が食欲と身体の問題について大変無知であるということを心して議論してください。

そうでないと、話し合うことで、あなたがまた過食生活に逆戻りしてしまうかもしれません。

人は過食の罠にはまってしまうと、ストレス発散になるなどと過食についてのいわゆるよい面ばかりが目に入り、悪い面は見えなくなってしまいます。

過食とは、そういうずるい代物なのです。

どんなに知的レベルが高く、偏見のない人でも、こと

しかも、その九人がみな知的レベルの高いその道の専門家ならば、なおさらそうだ。

もっと多くの人が賛成し、より多くの専門家が含まれているとしたら、その意見に反対する人はさらに少なくなるだろう。

いたとしても、その人はよっぽど無知か、よっぽど自分の意見に自信を持っているか、どちらかだ。

私はみんなの意見に反対している。

つまり私は自分の意見に自信があるからだ。

この論理の中には、真実も含まれています。

結局、私たちは誰一人彼女を言い負かすことができなかったばかりか、彼女の論拠を正しいと認めざるを得なかったのです。

私がここで言いたいのは、「大勢の専門家が認める通説はもしかしたら間違っているかもしれない」ということ。

そして「間違っていると認めるのは難しい」ということです。

私は何も、「多数派の意見はいつも間違っている」という論拠をもって、

「私は多数派に反対意見を提示している。ゆえに私は正しい」と言っているのではありません。

そうではなく、まずあなたに「専門家の意見が間違っているかもしれない」ということを認めてもらいたいのです。

これを認めることが、「心を聞く」第一歩なのです。

あなたが本書で読んだ内容について、友達や家族と話し合うことがあるかもしれません。

それはとてもよいことだと思います。

ただし、その時は、世間のほとんどの人が食欲と身体の問題について大変無知であるということを心して議論してください。

そうでないと、話し合うことで、あなたがまた過食生活に逆戻りしてしまうかもしれません。

人は過食の罠にはまってしまうと、ストレス発散になるなどと過食についてのいわゆるよい面ばかりが目に入り、悪い面は見えなくなってしまいます。

過食とは、そういうずるい代物なのです。

つづく

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