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カロリー神話の崩壊

こんにちは、かおりです。


今、ちょうど「食べて治す過食症」継続講座を作っている関係で、「食べ物」と「身体」の関係をいろいろと調べまわっています。

ですが、調べているうちに、だんだんと怒りが湧いてくるのです。


日本人、なめてんじゃねーぞ!

という感じです。

そして、同時に18年間マスメディアに騙され、洗脳され続けてきた自分も呪いたくなるのです。


マスメディアによる嘘

よくマスメディアでは、

〇食べなきゃ痩せる(ダイエット番組や、ダイエット関連の本)

〇カロリーは体重に関係がある(ダイエット番組や、ダイエット関連の本)

〇糖質は太る

〇脂質は太る

・・・もうなんでも太る(笑)

〇体組成計で体脂肪は測れる前提で話をすすめる

〇塩は摂りすぎは危険

〇病気は薬で治すもの・・・


まあ挙げたらキリがないのでここら辺にしますが、

これを読んで、え?そうでしょ?それがなに?

って思った人は少なからずいると思います。


これね、全部嘘ですよ。(笑)

そういう嘘をこれから暴いていこうかなって思っています。


そのきっかけをくれたのはモニターさんでした。

「かおりさんの話には、私達の思い込みをひっくり返してくれるだけの信ぴょう性があると客観的にわかります。

長い間の思い込みを新しく書き換えるだけの理由が欲しいというか・・・

うまく言えませんが、かおりさんが論文ベースで客観的にお話されているのが、本当にすごいと思っています。」

とメッセージをくれたのです。


私は、そのメッセージがとても嬉しくて、調子に乗ってまたいろんな論文やデータをあさっていたのでした(笑)

私はそもそも日本語の情報もたいてい疑ってかかるので、海外の論文も調べまくります。

海外の研究結果でさえも、国民を惑わすために企業が協賛していたりするので、全部疑って疑って疑って、自分で考えて これだ! と思うものを紹介しています。


ですので、皆さんも、私のこの意見を鵜呑みにするのではなく、マスメディアと学校教育に思考停止にされた脳みそのリハビリのひとつとして、「この人の言ってることってホントなの?」と考えてみてください。


世の中、正しい・正しくないの二元論がまかり通っていますが、
そんなことより、自分の人生と自分の身体に良いことは何なんだ!?という視点を持つことをオススメします。


食べなきゃ痩せる、という嘘と、食べたら太るの嘘は無料動画講座や、いつもインスタなどで書いているので割愛します。


カロリー神話という嘘

まず、今日はカロリー神話を崩壊させるところから始めたいと思います!


よくカロリー についての質問を結構聞くんです。

カロリーってとっていいんですか?
とか、何キロカロリーがいいんですか?
とかいうようなことをよく聞かれます。

いつもそこでお答えしているのは、目安として克服中に取ってほしいカロリーは身長や体重、そして生活でどのくらい動いてるかというところも関係してくるということ。

だいたい1400~1600キロカロリー。
女性であれば運動している方ですと、2000ぐらいとっていただきたいと考えているのですが、あくまでこれは目安です。

なぜならば、2000キロカロリーというその計算方法自体がそもそも怪しい。

怪しいというか、それでいいんですか!?という計算方法で成り立っているからです(笑)


カロリーの計算方法

その理由を説明します。

カロリーというものは温度を1度上げるのに、必要な熱量のことを指しています。

それが1度であれば、1キロカロリーという形で表わされています。

ただ、それがですね・・・

化学の話になってくるのですが、
実は人間の体の代謝とは全然違う方法で計算されています。

ちなみに、食品のカロリーの値は、容器の中に食べ物を入れ、その食べ物を燃やした瞬間、容器の周りの水の温度がどのくらい上昇したかで計測するのが従来の方法です。

つまり1kcalとは、1kgの水の温度を1℃上昇させるエネルギーのことなのです。


例えば、食べ物があります。

それを燃やしたら何キロカロリーかというような計算方法になっています。

じゃあ、皆さんはそれを燃やしているでしょうか?っていうところになると、燃やしてませんよね。

そうなんですよ、体は別に食べ物を燃やしてないんです。

代謝はしますが、実験室のように食べ物を燃やしてはいない、ということです。


なので、根本的に考え方が違うっていうところが私の考えでございます。

人間は食べ物を代謝する時、体の中で作られた酵素を出して、
消化、そして腸で吸収、そして腸で血液を作っていくという風に体ができています。

ちなみに血は骨髄ではなく、腸管造血説というものを採用しているので、腸で食べ物を吸収して、それが血肉になっていくという考え方なんですね。


で、そうやって考えてくると、油を燃やしました、100キロカロリーです。

となった時に、本当に体の中で100キロカロリーとしての動きをするのかっていう話になってきます。


例えば、吸収できないような油を取ってしまっても、100キロカロリーなんですが、油、そのままお尻から出てくるって方も本当はいらっしゃいます(笑)


←バターコーヒーとかやっている人でおむつしたことある人、絶対いますw
なぜなら私がしていたから(笑)


そうなると、じゃ、それ100キロカロリー吸収できてるんですか!?っていう疑問が、昔からあったわけですね。

食べ物も、例えば、玄米なんかよく噛まないで飲んで、出す時に消化悪い方もそのまんま玄米出てきたりします。

あ、これ玄米のまんまやん!みたいなw

すみません、ちょっと汚い話で。


で、じゃあ100キロカロリー分のなにかを口の中に入れたから、体で吸収されるカロリーも100キロカロリーなんですか?という疑問もありますよね?

カロリーはなぜあくまで目安かという理由がそこなんですね。


そのカロリー1桁ずつ計算とかしていくと、だんだんだんだん頭おかしくなっていくんですよ。

カロリーノイローゼですね(笑)


昔、 サンドイッチマンでしたっけ?
もう、なんか、もう穴が開いてたら0キロカロリーとか(笑)
あげ物であげちゃったら、0キロカロリーとか(笑)
面白いこと言っていたんですけれども、もうあれぐらいでほんとはいいと思っています。


国が出したカロリー摂取量×肥満割合が関係ない証拠

おわかりいただけただろうか・・・

昭和50年 2188キロカロリー 

平成29年 1897キロカロリー

1日291キロカロリーも42年間で少なくなっていますね。

1日291キロカロリー × 365 日 = 106,215キロカロリー

体脂肪1kg分痩せるには、約7000kcal分の食事制限が必要

と巷では言われてます(笑)

それを信じると、

1日291キロカロリー × 365 日 = 106,215キロカロリー ・・・ 1年で15キロ


そうです、

1年で15キロ

痩せられる計算になります。


まあ、こんなものは机上の空論ですので、スルーしていただいて、

そのうえで、

まあ、摂取カロリー低いんだから、昭和50年より痩せているであろうと、もちろん思いますよね?


昭和50年より痩せているであろうと思いますよね?(念押し)w



しっかりと、肥満の人が増えてます(笑)

摂取カロリーが減ったのに、肥満の人、増えてるんです。

女性は頑張ってますが、男性の肥満がまーすごい。


もちろん、これは平均のカロリーと平均の肥満の割合なので、

1人の人生を追っかけて確認したわけではありません。


しかし、

カロリー摂取量の増減が、

必ずしも体重の増減(肥満の割合の増減)と相関するわけではないということをご理解頂けたのではないでしょうか。


食ったら太るは、幻想です。

ちなみに、この資料、今までは国が定期的に発表していたのですが、

平成29年をもって、「年別の推移」の表が忽然と姿を消しています。


もう、わかりやすいんだから♡(笑)



どうすれば痩せるのか

必要な栄養素さえ取っていけば、体の代謝が上がっていくので、痩せるように人間はできています。


(※最近では、私たちの「意識」も体重に干渉することが分かってきました。それは別記事にてご紹介します。)


ですので、その代謝に必要な炭水化物なり、本当に大事な脂質(これはいつかゆっくり語らせてください)ですね。

あと、タンパク質をきちんと取っていない状態で、ダイエットとかしていると、だんだんだんだん栄養失調になっていって、摂食障害、過食症につながっていくというのはとても頷ける流れなのです。


ですので、是非カロリーにとらわれることなく、ちょっと日々の食事の内容を見返していただければなと思います。


なぜならば、100キロカロリーのお米と、100キロカロリーの油(サラダ油)を摂って同じ体重の増え方・・・といえばそうではありません。


体組成計の嘘

お水を飲んでも体重は増えますし、むくむだけで体重は増えます。

むくんだ体重が脂肪かどうかなんて体脂肪計でも実は測れないんですね。
体脂肪計のエラー率は、7パー以上でしたっけ?

かなりのエラー率で・・・エラー率っていうのは、本当の体脂肪を測れてない率なんですけれど、大体あってないと思ってもらえばいいかなと思っています。

水飲む前と飲んだ後の体脂肪はだいたい変わりますし、

先に様々な人々のデータを入れておいて、補正をしています。


ムキムキのお兄さんが、市販の体脂肪計に乗って、20%(笑)

とか出しちゃってるネタのyoutubeなどもあるので、見てみると面白いと思います。


ホント、体組成計の体脂肪に一喜一憂してた私のばかばかばか~!!

って感じです(今さっき気づきましたw


1番必要なのは裸で鏡の前に立って、腹の肉をつまんでいただくと、その腹の肉のつまみ具合で、見ていただくといいと思います。


もう1つ分かりやすいのが、寝っ転がって、 骨盤の骨を触ってもらうとわかるんですけど、そのお肉のついている感覚を毎日覚えといていただくと、だんだん痩せてきたかどうかがわかります。

なので、自分の感覚で自分が痩せてるのか、太ってきたのかを、掴んでほしいなという風に思います。


お腹もむくむんですけれども、ご飯を食べていると、お腹のむくみが減っていくので、お腹自体はスッキリしていきます。

そこから体調が良くなったり、体重が減って体脂肪が落ちるというような流れになっていくので。


まとめ

是非今日、カロリーメイト食べちゃったから、もうご飯食べないとかいうのは絶対にやめてくださいね^^
もうカロリーメイト、ゼロキロカロリーでいいですね(笑)

まあ、そんな危ない食べ物は食べないで欲しいですけど。

(また別記事で書きますね!)


ご飯だけちゃんと1日2合食べて、それで日々の代謝をあげてから、
摂食障害を克服してからダイエットという、

ほんとの意味の「ダイエット」をしていただきたいなと思います。


「ダイエット」っていうのは、英語では、食事・食べ物っていう意味なので、ほんとの意味の私たちに必要な食べ物を食べてほしいなという風に思って、今日、このお話をお伝えさせて頂きます。

今日からカロリーというものの考え方、ちょっと改めていただければと思います。


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