好きなことの中に旅行やドライブがある。もっと言うのであれば、移動することが好きなのかもしれない。
　元々、ふらっと何処かへ行っては何をするでもなく帰ってくるといったことをしていたのだが、これを趣味というか、好きなんだなと自覚させてくれたのは水曜どうでしょうという番組だった。
　今更何の説明をする必要があるのかという、言わずと知れた北海道のローカル番組。

　この番組、基本的に移動している過程を映しているのだけど、何故だか出演者含めディレクター陣まで辛そうにしている。
　ひたすらにぼやいたりケンカしたりを見せられているのに、何故か目が離せなくなってくる。
　そしてそんな辛そうな旅を見せられているのに、何故か何処かへ行きたくなる。

　旅行の計画を立てている時は必ず、どうでしょうが頭の片隅にある。
　何故だかは分からない。
　どう転んでもあそこまで辛い旅行にはならないと確認するためなのか、何処に行ってもどうにかなると確認するためなのか。
　どっちにしてもいつも楽しく旅行が出来ているのは、どうでしょうのスタイルを見ているお陰な気もするのだ。

　まぁ、18切符でサイコロを2回くらいやったけどアレは確かに辛かった。楽しいんだけどね。