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4月26日: 物流関連の注目ニュース

BLINK株式会社の浅井です。本日のnoteでは、物流関連の気になったニュースをまとめていきます。

ヤマトや佐川が本当に恐れる物流「2030年問題」とは?“繁盛貧乏”から脱出する真の解決策

ダイヤモンドの記事では、ヤマトと佐川が本当に恐れるのは2030年問題であることが語られている。この問題は、2024年問題の影響が収まった後も続く労働人口の急激な減少と関連している。業界内で効率化を図るための対策が検討されており、さらなるデジタル化とサプライチェーンの最適化が求められている。

倉庫マッチングで物流の2024年問題を解決!新サービス「サバケル」を第5回関西物流展で公開しました|ロジテック ...

株式会社ロジテックが新サービス「サバケル」を公開した。このサービスは、倉庫の空きスペースを効率的に活用することで、物流業界の効率化を図るものである。サービスは、1都3県および大阪府、兵庫県で約1000棟の倉庫が登録されており、急な需要にも柔軟に対応可能である。

Mujin、AGVと半導体洗浄装置組立システムの連携で拡張性のある物流自動化をスピード導入 - ロボスタ

Mujinは、SCREENセミコンダクターソリューションズの滋賀県彦根事業所において、自動化された物流システムを導入した。このシステムはAGV(自動搬送車)を活用して、半導体洗浄装置の組立工程の効率化を図るものである。工程では、AGVがフリーロケーションでの配膳部品管理および組立セルへの部品配膳と完成品回収を自動で行う。この導入により、部品配膳に必要な人員を削減し、誤配膳や取り間違いをなくすことが可能になった。さらに、AGVの使用により、設備の変更にも柔軟に対応することができるフレキシブルな組立工程の構築に貢献している。

荷待ち時間短縮へ物流効率化の新設備 トラック台数削減も期待 キリンビール名古屋工場 - 食品新聞社

キリンビール名古屋工場は、荷待ち時間の短縮と物流効率の向上を目指し、新しい設備の導入を進めている。この取り組みには、自動で貨物を出庫する「自動ラック」とレイヤー自動ピッキング装置の導入が含まれている。自動ラックは、トラックへの積み込みを自動で行い、入出庫口数の増設と出庫スピードの向上により、荷待ち時間を平均14分削減する効果がある。また、レイヤー自動ピッキング装置は、従来の約半分の人手で済むよう設計されており、作業の削減と作業負荷の軽減を実現している。これらの設備は、省力化を進め、ピッキング機能の永続的な確保と作業負荷の軽減を目指している。

CBRE/「インフレと賃料の複雑な関係」賃料上昇可能性をレポ - LNEWS

BREは、レポート「インフレと賃料の複雑な関係」を発表した。このレポートによると、日本の消費者物価指数(CPI)は、2022年10月に約31年ぶりに3%を超える上昇率を記録して以降、インフレが定着する兆しを見せている。日本銀行は、安定的な物価上昇が見通せると判断し、マイナス金利政策の終了を決定した。レポートは、賃金と物価の好循環が実現すれば、事業用不動産の賃料上昇ペースが従前を上回る可能性があると分析している。ただし、オフィスと物流施設の賃料は、それぞれ異なる動向を示しており、オフィスは下落傾向にある一方で、物流施設は概ね横ばいで推移している。

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