論文のはなし
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ここ最近、卒業論文の執筆が
蚊の羽音のように頭に染み付き
日々をすり減らしつつある。
書く文章はデータや資料に裏打ちされてなければならないし、根拠のないことなどご法度である。
自分の気持ちなんてのは論文には不必要であり、抑えられるべきものなのだ。
そんな中、日常生活における言葉足らず、内向的な一面が火を吹き、反動が来る。
そう、自分の気持ちを書きまくりたいのである。
最近書き進めていくうちに思ったが、論理的思考力のある人間に憧れ、自分はそれとはかけ離れた場所に立っているのだとも同時に思った。
小さな頃から感覚が最優先であったが故、現在になって悩みのタネとなってしまうことも多々ある。しかしながらそれがうまく転がることももちろんある。なんとなく進んだ小道にんまいカレー屋があったり、名前だけで選んだ小説が大切な一冊になったり、感覚に助けられたことがいくつもある。
そんなことを思い返して、今一度パソコンに向き合ってみる。
何も変わらない、とりあえず寝よう。
こんなことを考えながら、
最近は暮らしている。
ずっとか?
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