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あたりまえの話

「当たり前だろうそんなこと。」
「そんな当たり前のことも分からないの⁈」

僕はこの「当たり前」という言葉はあまり好きではないし、自分では決して使わない。

何かが常に前提的にあって、
それがあること、あの人がいること、それが食べられること、見えること、触れられること、

五感の全てに、当たり前なんてのはないんじゃないかなと常々思う。

今見えている景色は誰かと必ず同じだろうか。
聞こえる音も、肌を撫でる風も


決してあたりまえではない、
だからこそ、「共感」というのはすごく価値のあることだと思う。

遠くで光るビルの窓に、
同じことを感じてくれていたら、なんて思っている。

そんなあたりまえじゃないこと、には
しっかりと「ありがとう」と添えて。

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