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生き抜く力

先日、南米コロンビアの密林で小型飛行機が墜落し、約40日後に行方不明となっていた子供たち4名が発見救出された。
まさに奇跡だ。

しかも驚くことに、その4名は13歳、9歳、4歳、1歳(行方不明当時は11ヶ月)。
そんな幼い子たちが、母親も亡くし、40日間ジャガーやヘビがいる密林で生き延びたことに驚くと同時に、どのように生活してきたのかがとても気になった。

13歳の長女を中心に、飛行機に残されていたキャッサバの粉とフルーツを少しずつ食べ、雨風を避けるための仮の小屋を作り、食べられる果物をとって、水のある場所を探した。

なぜこのようなことができたのか?

それはこの子たちがウイトト族という先住民で、3〜5歳の頃からジャングルで生きる知恵を学んでいたからだ。
彼らは10歳くらいまでに生きる知恵を習得するという。
もしもこれが日本人だったらおそらく生存できなかっただろう。

このニュースをみて、私はあらためて自然との付き合い方と、そしてこの世界で生きていく力について考えてみた。

自然の知識を学んでいくことはとても大切だ。
では、日本で生まれて日本で育つ子供たちは何を学べば良いのだろうか?

ここで私が思いつくことは、お金教育のことだ。
日本にはジャングルはない。
少子高齢化問題がより顕著になり、日本に海外からの人が多く入ってきて、いますでに日本のお金の価値が下がりつつある。

そんな若干暗い未来をどう生き抜くか、生活に困ることがないようにするにはどうしたらよいのか??

お金はたくさんあるから幸せとは限らないし、
もしかしたらお金が無くても人との信頼や愛情で幸せになれるかもしれない。
でも、お金があって困ることはないし、身の回りの大切な人たちを守るためには、もっとお金の勉強をして武装しておくべきだと思う。

日本は学校でお金の教育をほとんどすることがない。
日本でこれから生き抜いていくためには、
アマゾンの密林でたくましく生き延びた子供たちのように、早くから「生き抜く知恵」を学び
身につけていくべきだとあらためて思った。

本日は Emiko(シモハタエミコ)さんの写真を使わせていただきました。
ありがとうございます♪

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