記事をシェア“健康マイレージ事業:県が来月から ポイントに応じ特典 /三重”

県民の健康づくりのため、県は7月1日から、市町や企業と連携し、「三重とこわか健康マイレージ事業」を始める。市町などが進める健康づくりの取り組みに参加して一定のポイントを獲得すると、県の健康応援カードが与えられる。事業への協力店でカードを提示すると、商品の割引など、さまざまな特典が受けられる。

 県健康づくり課によると、県内では既に、29市町のうち14市町で、独自にマイレージ事業を実施。がん検診の受診や健康教室への参加者にポイントを与え、ポイントに応じて商品券を贈るなどしているという。

 県の事業では、市町の事業の他、県内のイオン各店など取り組み協力事業所として登録した事業所で実施する。客や従業員向けの取り組みに参加するとポイントがためられる。

 一定のポイントをためると、各市町から健康応援カードが与えられ、特典協力店で利用できる。イオンでは、ポイントを付与する取り組みとして店舗内のウオーキングやラジオ体操などを検討しているという。

 特典協力店には、25日現在、量販店や飲食店、スポーツ施設、金融機関など557店が登録。商品の割引の他、食事後の飲み物の無料提供、トレーニングジムの無料体験、金融機関のマイカーローンの金利優遇などの特典を受けることができる。県は今年度中に協力店を1000店に増やすことを目標にしており、協力店名や特典内容は27日から県ホームページで紹介する。

 事業には7月1日から桑名、伊賀、名張、尾鷲、熊野市と玉城、紀北、御浜町の8市町が参加。同2日から鈴鹿市が加わる。他の20市町も今年度中に順次参加する。

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