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【→RE_PRAY←】ライビュ佐賀公演感想

こんにちは、ynnです。
いつもかき氷の話しかしてないヤツですが、今回は別の「氷」について熱く語らせて下さい。

今回羽生結弦くんの→RE_PRAY←で初めてアイスショーを体験した喜びをゲーマー目線で勝手に語り散らかしたいと思いますのでお時間があればお付き合い頂けると幸いです。

1月14日の事なので今更かよ!って感じですが、横浜公演のライビュを観て佐賀公演の感想も綴りたくなったので過去のツイートを元に書き連ねていきます。


※この先重度のFF9のクジャとUndertaleオタクの妄想による偏りに偏った感想になります。

事の始まりは埼玉公演で「破滅への使者(クジャ戦の曲)」の新アレンジが流れているという情報をキャッチしたので、佐賀公演のライブビューイングを観よう…かな!?というところからでした…が!今思えば本当にチケットを取ってよかったです。
FF9を!?この時代に!?という気持ちと、この時代にあえて懐かしいタイトルだけども、それでも今の時代にマッチするようなゲームを選んでくれてありがとう…!という気持ちです。


以下は当時の生の叫びツイートの引用をちょこっとアレンジしたものになります。

思いっきりクジャへの感情で偏った感想なのですが、まず競技としてのフィギュアスケートしか見てこなかったので舞台としての側面が強くて途中にゲーム風の映像や映画のようなCGやエフェクトもあり、曲と曲の行間で繋がりを感じ羽生くんのセリフもあってミュージカルを観ているようで新鮮でした。
FF10の「いつか終わる夢」から始まり、導入のムービーでストーリー性の片鱗を見せ「鳥と蛇と豚」から表情がグッと変わる。
そこからの「阿修羅ちゃん」での真っ赤なYシャツ姿がカッコよかったです。

かなりゲーム風のテイストが散りばめられており、ムービーが入ってその中のメッセージウィンドウに「一度も死んでないよな?」「それとも何回死んだ?」というUndertaleでの特にドキッとするセリフが入っててゾクゾクしたし、劇中とは違ういい意味での羽生くんなりの解釈だなぁ…と思ったとこで「MEGALOVANIA」が流れてわかってはいたけどうわあああってなった!!!

MEGALOVANIAからトランスクジャ風衣装にお色直ししてからのあえてアズゴア王のテーマなのが、アズゴア戦でイントロを聴くともう戻れないとこまで来たんだ…というところがクジャともダブっててこみ上げるものがありました。(ちなみに実際のアズゴア王は優しいお方で、やりたくないけど、王様だからそれをやらなければいけないというポジションで対峙してくるキャラクターです。)
超超超余談ですが、公演の最後の最後に羽生くんがハの字に足を開いてお礼してる姿を見て足の部分にメタトンみを感じた…メタトンもちょっとクジャみがあるよね!

トランスクジャ風衣装の羽生くんを真上から撮影してハートの形(ネタバレしたくないので伏せますがUndertaleではかなり重要)になるのも粋な演出だし、モニターに破滅への使者までのカウントダウンが赤文字で表示されてるところにクジャの寿命を知ってしまった後の焦りや自暴自棄さが既に感じられ、ここから始まるのか…破滅が…という気持ちの昂りがありました。

ちなみにアズゴア王のテーマが勇ましいのですが、そこからFF9の「独りじゃない」の新録が勇ましいアレンジでカッチリとハマり、何だか騎士が助けに来てくれそうな感じ(?)でとにかくカッコよかったです。今回のアレンジはかなり大胆だったので実は原曲を一番聴いて噛み締めて欲しい…!サントラ欲しいです(切実)

練習曲の途中からどんどん表情も変わって「破滅への使者」へ突入、鬼気迫る表情に変貌してて一番圧倒されました…頭を抱える仕草がまさに寿命を知ったクジャで…もう…
アルテマポーズもしちゃうしクジャが!クジャがそこにいる!!!!(感涙)
独りじゃないに続いてシンフォニックロック的なアレンジだし、原曲にないメロディもあって新鮮だったのでサントラください!!!(2回目)
大きな動きで髪の毛が乱れ、分け目の部分がぴょこんと立ったのもクジャだー!!!と思いました。

30分休憩を挟んだ後「いつか終わる夢:Re」から始まり、白い衣装で袖広め+上着の後ろの丈や丸みがあり普段のクジャのシルエットっぽくてもうそこにクジャがいた。確かにいた。
いつか終わる夢の照明が紫と白なのも作品は違えどクジャみがあったけれど生を感じる青もや緑も入り混じり…。
FF10は未プレイなので拾いきれず思いっきりFF9寄りの感想になってしまいますが、プロジェクションマッピングで、緑に近い系の青と紫の光が枝の様に別れていくところにジタンとクジャのED後を感じたりして、大量の文字が氷上に表示されて全然読みきれないんだけど「還るべき場所」という言葉があり、FF9のOPテーマの「いつか帰るところ」とゲームの主題の「原点回帰」というワードを思い出し涙。
何故2回目…?と思ったのですが、最初に聴くのと破滅への使者を聴いた後だと印象が大きく変わるなぁと思いました。
いつか終わる夢の後に「天と地のレクイエム」という曲でタイトルがもう…!ジタンに助けられ、初めて愛をしっかりと受け取りながら最期を迎えられたクジャへ贈る曲だと思います(個人の感想です)

「天と地のレクイエム」→「あの夏へ」でどんどん憑き物が落ちたように優しい表情になり「春よ、来い」で締めくくり羽生くんの顔もほんのり穏やかに。
FFシリーズにはディシディアファイナルファンタジーというスピンオフ作品の格闘ゲームがあるのですが、ちょっとディシディアの桜色クジャ衣装を思い出したりもしました。
「僕を見て欲しいな!!!」と怒るクジャちゃんは可愛いぞ!!!!

ED映像が流れていや〜良かった…と思ったらムービーの最後の方に羽生くんの周りで3つの球体がくるくる回ってたのも、かなりディシディアのクジャの武器感(FF9本編には出てこないけど、ディシディアではふわふわ浮く球体を操りながら魔法で戦う)があったので、本人だけでなく制作スタッフも多分相当好きな人がいるんだなぁ!と思う演出でした。

アンコールの「Let Me Entertain You」と「私は最強」はうって変わって演者からエンターテイナーに変わる感じでにっこり笑顔が素敵でした!
破滅への使者のド迫力満点の表情を観た上でのアンコール時のMC(?)の羽生くんのえへへ…とかふぅ…ってのを聞くとギャップが…何というか…美少女キャラッ…!

そして羽生くんの「物語を解釈する上で自分が意図しない伝わり方をそうじゃなかったのに…!という事もあったけど、それぞれの中でアイスショーの解釈を楽しんで欲しい」っていうコメントで創作者として葛藤の側面も見られて大変考えさせられました。
今回アイスショーを見ながら羽生くんだけでなく、映像、音響、照明、演出、カメラという感じで色んな制作スタッフに思いを馳せるくらい全てが良かったしスタッフロールをもっとデカい文字でじっくり見たかった…!
あと氷が削れる音が大きめだったので氷削れ音フェチにはたまらなかったです。音響さんありがとう!

という訳で滅茶苦茶ごちゃごちゃな感想でした…ゲームを知らなくても楽しめるけど、UndertaleとFF9をプレイした人にはとても刺さるかと思います。
初めてアイスショーを見たのですが、本当に一期一会というか…また観たいなと思いました。(結局この後横浜公演もライビュで観る事となる)


最後に一言言ってもいい…?

皆!羽生くんを見て欲しいな!!!

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