Mirco-TESEを受けるはずだった話:Cryptozoospermia

昨年、地元のクリニックで2度の精液検査を受けて精子0(奇形も死精子もなし)と言われ、非閉塞無精子症と診断された私は明日、北九州まではるばる遠征してMicro-TESEを受ける、、、はずでした。

支えてくれる妻への感謝と申し訳なさ、本当に自分が一緒にいて良いのか、足枷にならないかと思い不安に押し潰される毎日でした。

ただ、手術直前の1ヶ月間ずっとスマートフォンを使った精子観察キットを使って観察したところ、1匹だけですが運動する精子を見つけました。
↓GIFです。累計20回x各15分=600分以上観察して、唯一1匹だけ見つけました

安堵よりも信じられない気持ちで感情が追いつかないまま、メールで動画を執刀医の先生に送付しました。

「確実に精子です。Cryptozoospermiaですね。」
「ウチなら手術せず凍結もできる。出産まで至った事例もあるから術前にウチで検査してみよう」


手術の覚悟をしていた私としては頭の整理が追いつかず。
妻にも涙ながらに説明し、まずは検査を受けてみようという事で一致。

予定より飛行機を早め、北九州へ飛びました。
(続く

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