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いきなりそんなこと言われましてもな話

どうも、かわむらです。

今週のかわむらはとにかく疲れてます。

月曜日に私用で有給を使っておりまして、月曜の仕事を他の曜日で分散させようと予定を立てていたのですが、火曜日に出社するや否や2人インフルエンザでお休みになったという衝撃事実を知りまして、すぐに上司から

「かわむら君!◯◯さんの案件△△と××の件対応できる?」

といきなり言われましたので、出社し2秒後には覚悟を決め、インフル2人のカバーを残った人たちで手分けして対応することになりました。

おかげさまで超絶ハードな1週間となりました。

インフルエンザやコロナの時もそうですが、いくら気をつけていても罹ってしまうことは仕方ないことですから誰も責めやしないのですが、ただそうはいってもこんなはずじゃなかったのに、、と心身ともにとにかく疲れております。

そのため、noteの記事を書きたいなーと思っていたのにぜーんぜん進みませんでした。

この記事も実際に書きはじめたのが先週末くらいには書きはじめていたんですけど、なんやかんや一気に書けなくて、ちょっと書いては保存して、またちょっと書いては保存して、、を繰り返しました。

こうやって時間かけて書いたことを言うと、なんだかものすごい壮大なスケールのことを書いてるんじゃないかと思われるかもしれませんので、先にお伝えしますが、全然大したこと言ってないです。

いつも通りあなた史上最も無気力な状態で見てもらえたらと思います。


さて、普段生きていると、

「いや、いきなりそんなこと言われましても…」

と困惑することって多々ありませんか?

先日、ノンケ友達とスーパー銭湯に行きまして、更衣室で服を脱いでいたら、4つほど横のロッカーを使ってたおじいさんに

「最近の子は女みたいに化粧しとるらしいけどあんたもか⁈」

と声かけられました。

ちなみにその時友達はトイレに行っていたのでかわむら1人でしたし、近くには誰もいなかったので明らかにかわむらが問われておりました。

「僕は化粧はしてな…」
と返事をしている途中で、

「おれにはよーわからん。テレビに出る人なら分からんでもないが、そうじゃなくても最近の子はみんなしとる!勘違いしすぎやブツクサブツクサ…」

とお気持ちを表明されておりまして、それはそれは
(いや、いきなりそんなこと言われましても…)
と困惑してしまいました。

うわーちょっとだるいやつやんかこれ。ドッキリかなんか仕掛けられてる?とほぼ全裸状態でキョロキョロしていると、
「えっ、もしかしてかわむら今なんか怒られてた?笑」
と笑いながら友達がトイレから戻ってきたので、
「でっかい独り言でしょ」
と軽めの嘘をつきさっさと風呂へ行きました。


ただ、しばらく頭の中がおっさんの言葉でぐるぐる支配されていて、結局家に帰ってからもなんかもやもやしてました。

別に何の意味もないおっさんのウザ絡みなんだけど、ちょっと心に引っかかるものがありました。

きっと僕がゲイだから、そのおっさんが言った「女みたいに〜」という言葉たちがどうしても気になってしまったのでしょう。
普段だったら全然聞き流せるのに、あまりにも意味わからんタイミングで来られたから、そのインパクトと不愉快さが凄かったです。

昨今、多様性(ダイバーシティ)という言葉をあちらこちらで聞く機会が増えたなーと思います。
ゲイ当事者の僕なんかはもっともっとこう言った言葉や考え方が広まっていってくれると嬉しいなと思います。

ただかわむらはゲイ当事者ですから、多様性って言っても正直ゲイ含むLGBTQのことをざっくりとしか考えたことが無く、ちゃんと専門的に学んだわけでもありませんし、多様性って年齢だとか人種、経歴など本当に様々な個性に向けた考え方だと思うので、僕が適当になんか言えるほど簡単なことではないよなと思います。

ですからこういった繊細な問題は、ちゃんとした知識を持ってから本来なにかしら発言するべきなんじゃないかと思うので、ここからはあくまでも「どこにでもいる平凡なアラサーゲイかわむら」のほぼ独り言同然な個人的考えということを前提で言いたいのですが、結局は金子みすゞ先生が言うように

みんなちがって、みんないい。

この言葉に尽きると思っています。
個人的な考えを〜とかいいながら結局他人の言葉を使っているのはどうかと言われてしまうかもですが、かわむらはこの言葉には思い出があるので許してください。

かわむらが小学1年生の終業式後の離任式で、離任することになったおばあちゃん先生が全校生徒にこの金子みすゞ先生の「私と小鳥と鈴と」を読んでくれました。

担任の先生だったわけでもないし、今となってはどんな顔でどんな声ですっかり名前も忘れてしまった先生ですが、7歳のかわむら君はこの「みんなちがって、みんないい」と言う言葉に感動し、忘れられない言葉となりました。

どんな風に感動したのかって言われたらあの時のかわむら少年にしかわからないですが、その頃からなんとなく自分は他の男の子とちょっと違うかもって本能的に感じていて、あの言葉で肯定してもらえたような気持ちになったのかもしれません。

人間ですからどうしても自分が経験してないタイプの人と出会うと最初はえっ?と困惑するのは当たり前だと思いますし、僕もそうです。

小学生の特に低学年の頃のかわむらは他の男の子たちがボールで遊んだり外で元気に遊んだりしている一方、ぬいぐるみ遊びだったり室内で女の子と遊んでいることの方が多く、女の子みたいと言われたことがあります。子どもって素直だから時に残酷ですよね。
でもそれって、知ってる世界が狭いからこそ素直な疑問なんだと思います。

小学生エピソードと同じ感じで言うのも良くないかもですが、スーパー銭湯で出会ったあのおっさんも最初はただ困惑しただけなはずなのに、自分の人生において経験値が無いからとりあえずシャットダウンしちゃってるだけだと思います。

そんな僕も「おっちゃんがそう思うのもそりゃそうだよな」と思えばいいものの、「は?いきなりなんだこいつ」ってすぐおっちゃんを否定しようとしているので僕も人のことを全く言えませんが、「みんな色んな考えがある=みんなちがう」ってその考え方が常に前提としてあるだけで、もう少し良いレスポンスが出来たんじゃないかなって思います。

こんな考え方があるから絶対受け入れて!とかマイノリティのことを常に考えて!とか厚かましいことは言わないし、どんどん大事になって重く考えてしまいがちだけど、色んな考え方があってそれをすぐ否定することなく「へぇーそう言う感じいいじゃーん」くらいのライトな気持ちでお互いのこと分かり合えればもうちょっと気持ちが軽くなったりするのかなって思います。

もちろん犯罪行為なんかは絶対にダメですし、なんでもかんでもってわけではないですが、結局その辺のものさしってそれぞれ違うから難しいところだよなと思いますが、まずは否定することなく「わかろうとする」ってアクションだけでも常日頃頭に置いておきたいなと僕個人は思います。


いやーあいかわらず文章がへったくそですな。笑

やっぱり難しいことを考えると教養の無さが出てしまいますね。

なんとなーく言いたいことが伝われば良いし、伝わらなくても大丈夫です。

そのくらいゆるゆるなスタンスでOKです笑


というわけでスーパー銭湯で出会ったおっさんからの「いきなりそんなこと言われましても、、」から結構目まぐるしく考えさせられてしまったかわむらでした。

今週はかなり疲れたので、またスーパー銭湯でも行ってのびのび癒されに行こうかな?

そんなことを思いながらも見出し画像は数年前に友達と行った箱根の温泉旅館の客室露天風呂でございます。毎回記事の内容に無理矢理こじつけた見出し画像だな笑

以上、本音はがっつり温泉旅行に行きたいかわむらでした。

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