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Subaru アウトバック日記 No.5 腰、肩、首が楽なほうがいいよね。

車に長時間乗っていると腰が痛くなってくる。
肩甲骨のところが凝り、肩、首まで凝ってくる。
こうなると気持ちが悪くなる。最悪だ。

アウトバックBS9 Limited のシートは革のシート。
基本的には触り心地は良い。
ただし腰痛持ちで、肩甲骨、首肩が凝る僕にとってはイマイチなシートだ。
僕の体型にあっていないのかも。他の人にはあっているかもしれない。

車幅が広い車で革のシート。左右スペースに余裕があるため、コーナーでは座面で「滑りやすい」。ずれてしまうのだ。
また、ヘッドレストが前の方にグッと傾いており、座席を立てて座るのが好きな僕にとっては首の角度が辛いものがある。(座席を立てるのは、骨盤で座るため)

これには困った。

確かに

ショックアブソーバーを Teinの Endura Pro Plus に変えて、ボヨンボヨンという気持ち悪い揺れは無くなった。でも、それでも残る腰、肩甲骨、肩、首のこり。
どうするか。いろいろ探して試してみた。

まず
ミューレンメディックダンパーSZ

これはだいぶ良かった。座席のズレは無くなったし、細い振動も吸収してくれる。でもベストではなかった。首、肩甲骨の凝りは取れない。

これも使った。p!nto driver クッション

僕にとっては肩甲骨が合わないため、首のこりも解消せず。

ネットで良い評判の、Meikaso

これもだめ。腰は厚みがあっていいのだが、そのぶん肩甲骨が浮く。合わず。

困って辿りついたのが
「ザ・ロングドライブ カーシート」がそれ。

最終的にはこの動画が決め手になった。

整体師が勧めている車用クッションである。なぜ整体師が勧めるかというと、骨盤がきちんと立つからだ。

低反発のクッションは、上に乗るとゆらゆらしてしまい、骨盤を安定させることはできない。だから高反発のシートに座る。骨盤が安定し、お尻がグラグラしません。骨盤が安定しないのであればその上の部分も揺れる。だから凝る。

ザ・ロングドライブカーシートは、東洋紡の「ブレスエアー」が使われている。高反発のためこれが骨盤を安定させる。ブレスエアーは新幹線の普通車両やグリーン車両の椅子に使われているし、東北新幹線のグランクラスの座席にも使われている。ブレスエアーは、座る、寝る人にとって最強クラスの座席(マットレス)素材だ。

僕たちは普通、右足をブレーキやアクセルで使っている。だから「浮いた状態」になりやすい。右側が浮く。ではどうやって体の重さを支えるのか。当然左側に重さがのしかかってくるのだ。それも「体の左側の後部」に重さが偏る。お尻があるからだ。かくしてバランスが崩れる。腰の痛みにつながる。

ザ・ロングドライブカーシートは、座面は後ろを少し高くし、前が低くなっている。このため前に荷重が分散される。左側後部にかかりがちな重さがなくなるのだ。

ランバーサポートは、いろいろ位置を変えられる。

1 右から1つ目のパターンは全体的に一番楽。ただ可もなく不可もなく。
2 右から2つ目は肩甲骨や肩首が特に楽。面で肩甲骨を支えているからだ。
3 腰重視なら右から3番目が良い。腰回りの隙間も埋まる。ただ、肩甲骨は点で支えることになる。

一長一短があるが、やはり腰が全ての起点となるため、腰を支える3にしてみた。

これで車を走らせてみる。

かなりいい。車の微細な振動が伝わりにくい。ブレスエアーが効いている。
腰から肩甲骨、首にしても過去最高に良い。

P.S. ランバーサポートの役割は主には、骨盤を立たせることである。骨盤を立たせた状態であれば、上の部分もしっかりそこに乗っかる感じだ。逆に骨盤が寝ている状態であれば、腰痛を始めいろいろ支障が出てくる。

ではどうすれば骨盤が立つ座り方になるのか。骨盤の少し上を押してあげればいいらしい。そのためにランバーサポートがついている。背骨に合わせているのではない。運転中、「骨盤上部」にあてるだけで、骨盤が立つ。結果、上半身の正しい姿勢を支える。

https://www.youtube.com/watch?v=5UEr-WTQndI

結果は僕にとってはとても満足のいくものだった。
ただしマイナス点もある。
それは値段が高いこと。
約2万円する。

他のシートと比べると効果はあるが、高い。
試してみることもできない。
なので万人むけではないかもしれない。
投資できる余裕のある方は一度試してみるのもいいかもしれない。

長年にわたってカーシートを探して思ったことは、
誰にとっても最高のものなどあるはずもない。ということだ。
人は体型がそれぞれである。あう人もいれば合わない人もいる。
僕のスタンスは、自分の問題が解決するものが最高のものだ。というものだ。
足りなければ工夫をする。でもなぜそうなるか理屈はわかっていたい。

みなさんに合うものが見つかるように願っている。



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