ドナルドソン引退、ボット―とマイナー契約、怪我人情報等

Noteの更新が少し滞ってしまったので最近の話題をいくつか挙げていきます。少し前の話題もちらほらありますが、ご容赦ください。

ドナルドソンが引退を発表

3月4日付でジョシュ・ドナルドソンが引退を発表しました。一昨年以降は衰えが顕著で、特に昨年は打率1割台と不振に陥っていました。
ドナルドソンがブルージェイズに移籍したのは2014年オフ。ロウリー、バレット、グレイブマン、ノリンのトレード要員で、OAKの主力打者かつ4年間保有できるドナルドソンが獲れたときは大いに歓喜をあげた記憶があります。その期待通りに、ドナルドソンは2015年シーズンで打点王とMVPを獲得、ブルージェイズの22年ぶり地区優勝の原動力となりました。

翌2016年以降もブルージェイズの主力打者として活躍していたものの、2018年は故障で出遅れ、チームの低迷も相まってシーズン中にCLEに移籍しました。結局ブルージェイズに在籍していたのはわずか3年半足らずでしたが、非常に大きなインパクトを残しました。次のキャリアにも大いに期待したいものです。

ボットーとマイナー契約

3月9日付で、ブルージェイズはジョーイ・ボット―とマイナー契約を発表しました。メジャー昇格時には2M、昇格後の追加のインセンティブ2Mも含む契約です。このサイトを訪れる読者であれば説明不要のCINのレジェンドで、40歳となり流石に全盛期の力はないものの、昨年もOPS.747とソリッドな成績を残していました。
ボット―は地元トロント生まれのカナダ人で、長らく多くのブルージェイズファンから獲得を熱望されていました。通算2135安打は殿堂入りしたラリー・ウォーカーの2160本に次ぐ数字で、メジャー昇格できればカナダ人の通算安打記録を更新する可能性もあります。
現状ではDH/1Bはゲレーロ、ターナーでブロックされており、ボーゲルバックというライバルもいるのでメジャー昇格を保証されていませんが、本人は3Aスタートも覚悟の上でのマイナー契約のようです。キャリアの終盤で地元に錦を飾れるか、注目したいところです。

故障者情報

ゴーズマンは肩の張りにより開幕アウトが濃厚であるものの、既に実戦登板は行っており、4月上旬には復帰できる見込み。より深刻なのは同じく肩を痛めたマノアで、キャッチボールはしているものの、復帰のタイムラインは未定のままです。
STでソリッドな投球をしているフランシスがローテの1枠を埋めるのは濃厚で、週末で実戦初登板とするジャリエル・ロドリゲスがある程度使える見込みであれば、少なくともゴーズマン復帰までローテに入りすることが想定されます。

また、ジャンセンは死球による骨折で2週間アウトで、こちらも開幕IL入りが濃厚。COLから移籍したスティーブ・サーバンが予想外の好調で代役候補となりそうですが、現在40人ロスター外であることから、サーバンをロスターに入れる場合は、40人枠を空けるための追加のトランザクションが必要となります。
ジャンセンが故障がちなのはもう規定事項なので、そろそろバーショを捕手で起用することも検討すべきように思えます。バーショの昨年の残念な成績でも捕手であればそこまで見劣り数字でもありませんから。

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