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  • MLB30球団ファン合同note

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    MLB30球団のファンのnoteが集まる場所です。各球団のファンがそれぞれのペース、それぞれのスタイルでMLBに関するnoteを更新していきます。

最近の記事

【TOR】戦力分析:野手編

もう開幕してしまいましたが、戦力分析について取り纏めました。まずは野手編からどうぞ。 強打のブルージェイズ復活なるか 2010年にバティスタがブレイクして以来、ブルージェイズは強打のチームであり続けました。バティスタに加えてエンカーナシオンや先日引退したドナルドソンらが2010年代後半までチームを支え、彼らと入れ替わるようにしてゲレーロ、ビシェットら野手の有望株が続々とメジャーデビューして、強打のブルージェイズは世代交代しながらも健在でした。しかし、2023年のチーム得点

    • ドナルドソン引退、ボット―とマイナー契約、怪我人情報等

      Noteの更新が少し滞ってしまったので最近の話題をいくつか挙げていきます。少し前の話題もちらほらありますが、ご容赦ください。 ドナルドソンが引退を発表 3月4日付でジョシュ・ドナルドソンが引退を発表しました。一昨年以降は衰えが顕著で、特に昨年は打率1割台と不振に陥っていました。 ドナルドソンがブルージェイズに移籍したのは2014年オフ。ロウリー、バレット、グレイブマン、ノリンのトレード要員で、OAKの主力打者かつ4年間保有できるドナルドソンが獲れたときは大いに歓喜をあげた

      • 【TOR】ジャスティン・ターナー、ボーゲルバックと契約

        ブルージェイズは1月末にジャスティン・ターナーの獲得を発表し、本日はダン・ボーゲルバックとのマイナー契約も発表。ベルトのFAで補強ポイントと目されていたDHを補強しました。 38歳でも衰え知らずのターナー 昨年の11月で39歳になったターナーですが、その打棒は未だ衰えていません。流石に全盛期ほどの爆発力はないものの、ソリッドなコンタクト能力とパワーを兼ね揃えた選手で、昨年もちょうどOPS.800の成績を残しました。長期の離脱もなく、昨年は同地区でプレーしていたので対戦経験

        • 【TOR】ジャリエル・ロドリゲスを獲得

          (画像はSportsnetより引用) 多忙につき更新が滞りがちですが、出来るだけタイムリーな投稿に努めたいものです…。他のトランザクションも追って更新しますが、今回は本日正式アナウンスのあったジャリエル・ロドリゲス獲得について触れます。 当初の報道よりはリーズナブルな価格 1月頃から契約合意の報道がありましたが、カナダに入国してのメディカルチェックに時間を要し、本日ようやく正式にアナウンスがありました。 当初は4年32Mと報道されましたが、実際は5年32M保証の契約。5

        【TOR】戦力分析:野手編

        • ドナルドソン引退、ボット―とマイナー契約、怪我人情報等

        • 【TOR】ジャスティン・ターナー、ボーゲルバックと契約

        • 【TOR】ジャリエル・ロドリゲスを獲得

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        記事

          【TOR】理解に苦しむIKFの獲得

          (画像はSportsnetより引用) オフの最優先事項だった大谷獲得が失敗に終わったブルージェイズ。その後様々な選手に興味芸関心を示しながらも年末まで動きは見られませんでした。ようやく年末に差し掛かるタイミングで2名のFA選手とサインしました(もう一人の選手については別途記事を作成予定)。 今回はNYYからFAとなっていたアイザイア・カイナー・ファレファ(以下「IKF」)を2年15Mで獲得したことについての投稿です。タイトルとおり、このトランザクションを相当に酷評しますが、

          【TOR】理解に苦しむIKFの獲得

          【TOR】あまりにも愚かで、お粗末で、救いようのない組織であることを露呈した不可解な継投策

          (画像はQuesnel Cariboo Observerより引用) 今期のブルージェイズは地区優勝争いに全く加われず、不完全燃焼とも言えるレギュラーシーズンでした。それでもワイルドカードでのポストシーズン進出を達成しました。ポストシーズンで躍進できれば、レギュラーシーズンで地区3位に終わったこともチャラに出来たはずです…。 しかし、そのワイルドカードシリーズで2連敗とあっさり敗退。長打がほとんど出ない、走塁ミスが頻発する等、悪い意味で今年のブルージェイズを象徴する試合でした

          【TOR】あまりにも愚かで、お粗末で、救いようのない組織であることを露呈した不可解な継投策

          【TOR】現地観戦@オークランド

          前回のデンバーに続いて、今度はサンフランシスコに移動してオークランドとの3連戦をレポートしました。 オークランド/サンフランシスコについて 野球観戦はオークランドですが、オークランドは治安が悪いと聞いていたので、もっぱらサンフランシスコ観光となりました。コロセウムまで電車からの街並みを眺めた印象としては、そこまで治安が悪そうというわけでもありませんでしたが、くたびれた港湾都市という感じはありました。 サンフランシスコはテック系の企業のオフィスが撤退しつつあるという話を聞い

          【TOR】現地観戦@オークランド

          【TOR】現地観戦記@デンバー

          某流行り病と自身の資金面・時間のなさにより北米でのMLB現地観戦は5年ほど遠のいていました。ようやく渡航規制も解除され私生活も余裕が出てきましたので、久々の現地観戦を敢行しました。 北米旅行に関する余談 円安と物価高でMLB現地観戦は金銭面がネックになるだろうと覚悟していましたが、思ったほどの出費にはなりませんでした。日本⇔北米間は現在LCCという選択肢があるので、移動費をとにかく抑えることも可能に。今回デンバーまでは成田⇒サンノゼ⇒ラスベガス⇒デンバーと乗り継ぎました。

          【TOR】現地観戦記@デンバー

          【TOR】デービス・シュナイダーという光明

          (画像はYahoo Sportsより引用) ワイルドカード圏内にありながら、今期のブルージェイズはどこか閉塞感がありました。投打の主力であるゲレーロとマノアがパッとしない上に、好調のビシェットまでIL入りしてしまったことも一因ですが、若手の台頭が見られていないことも大きいように感じます。 昨年はシルバースラッガー賞のカークやオールスター選出のエスピナルら若手の突き上げがありました。しかし、今期はその両者がイマイチなのもあり、野手は特にベテラン頼みという状況。彼らの大半はオフ

          【TOR】デービス・シュナイダーという光明

          【TOR】2023年ドラフト総括②

          前回の続きで11順目から20順目の指名をまとめました。3日目の指名では大物に特攻することはなかったので、ドラフトの全体像だけを把握されたい方はまとめに飛んで頂いて結構です。 11位(全体334位) Grant Rogers McNeese State (LA) P R/R 4YR SR 6' 7" 230lbs DOB:05/22/01 Signing Bonus: 150K Comment: トランスファーを経て3年次から現在の大学でプレーするシニアの投手。先発一筋でプ

          【TOR】2023年ドラフト総括②

          【TOR】2023年ドラフト総括①

          (画像はMLB公式より引用) 今年はオールスターと同時期にドラフトが実施されました。ブルージェイズはオフにQO物件であるバシットと契約したため、2位指名権を喪失してドラフトに臨むことに。 本投稿では1~10位の指名選手についてまとめました。 選手情報は上から、MLB及びBaseball America(BA)のランキング、出身校、ポジション、投打の利き手、年次、身長/体重、誕生日、契約金(10順目まではスロットも併記)となっています。ReportではMLB及びBAのスカウテ

          【TOR】2023年ドラフト総括①

          【TOR】前半戦総括&後半戦展望

          (トップ画像はSportsnetより引用) 随分と前回の公式から月日が経ってしまいました。駆け足になりますが、前半戦総括と後半戦の展望についてまとめました。 前半戦総括ブルージェイズは後半戦で幸先よくARIをスウィープすることに成功。現在は53勝41敗で貯金の地区3位、ワイルドカードの2番手の位置に付けています。決して悲観するような成績ではないのですが、首位と5.5ゲーム、2位と4.5ゲーム離されていることもあり、手放しで喜べる成績に到底及ばないという状況でもあります。特

          【TOR】前半戦総括&後半戦展望

          【TOR】戦力分析:投手編

          (画像はSportsnetより引用) WBCが盛況のうちに終わったこともあり、もう翌朝にはMLB開幕という事実に驚いています。直前の投稿となりますが、戦力分析に関する記事を投手編、野手編に分けて作成しました。今回は投手編になります。 先発投手ストリップリングが抜けてバシットが加入した投手陣 予想先発ローテは以下のとおりです。 1. マノア 2. ゴーズマン 3. バシット 4. ベリオス 5. 菊池 その他候補:トンプソン、ハッチ 有望株:ティードマン、ズルエタ、ジェン

          【TOR】戦力分析:投手編

          【TOR】チャド・グリーン獲得

          (トップ画像は公式サイトより引用) 開幕まで大きな動きはないと思っていましたが、オフシーズンのブルージェイズは貪欲に補強する姿勢を見せています。本日、NYYからFAとなっていたチャド・グリーンの獲得が発表されました。これに伴い左腕リリーバーのマット・ゲイグがDFAに。 グリーンは昨年の5月にTJ手術を受けて現在もリハビリ中ということもあり、契約はやや変則です。23年シーズンのサラリーは2.25Mで、シーズンオフに3年27M(+インセンティブ1M)のクラブオプションがありま

          【TOR】チャド・グリーン獲得

          【TOR】ザック・トンプソン獲得は手堅い補強

          大分時期が経ってしまいましたが、ブルージェイズはPITからDFAとなっていたザック・トンプソンを獲得し、見返りにチャベス・ヤングを放出しました。ヤングはバハマ出身で走力に優れた外野手。40人ロスターには入っていませんでしたが、走力とそれを活かした守備、加えて選球眼には定評のある選手です。 そのヤングを放出してトンプソンを獲ったブルージェイズですが、その価値は十分にあると言えます。何と言ってもブルージェイズは先発のデプスが手薄でした。マノア、ゴーズマン、ベリオス、バシットは確

          【TOR】ザック・トンプソン獲得は手堅い補強

          【TOR】ベルト獲得

          もう13日と大分遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。今年も当ブログにお付き合い頂ければ大変嬉しいものです。 ブルージェイズはオフの懸案事項だった先発投手の補強(バシット獲得)、ブルペンの補強(スワンソン獲得)、過剰気味の捕手(バーショ獲得)を一通り済ませました。贅沢税ラインを超えることもあり、もう補強は終えるだろうと見ていました。 しかし、私は殿様商売で渋ちんオーナーのロジャースを少し見くびっていたのかもしれません。ブルージェイズはFAのブランドン・ベルトを獲

          【TOR】ベルト獲得