【TOR】ジャスティン・ターナー、ボーゲルバックと契約

ブルージェイズは1月末にジャスティン・ターナーの獲得を発表し、本日はダン・ボーゲルバックとのマイナー契約も発表。ベルトのFAで補強ポイントと目されていたDHを補強しました。

38歳でも衰え知らずのターナー

昨年の11月で39歳になったターナーですが、その打棒は未だ衰えていません。流石に全盛期ほどの爆発力はないものの、ソリッドなコンタクト能力とパワーを兼ね揃えた選手で、昨年もちょうどOPS.800の成績を残しました。長期の離脱もなく、昨年は同地区でプレーしていたので対戦経験のある投手が多いことも強みと言えそうです。
一方で守備力の低下は明らかで、昨年の三塁、二塁でのプレーは10試合以下で、約40試合は一塁で出場し、残りはDHでの出場でした。今年も主にDHでのプレーが濃厚です。

昨年はほぼプラトーン要員として起用されていたボーゲルバック

183cm122kgの豆タンク体型で有名なボーゲルバックは、その外見通りほぼDHで出場しています。昨年はOPS.742とそこまで悪い成績ではありませんでしたが、昨年の対左投手の成績は15打席でノーヒットと全く打てないこともあり、対右投手のプラトーン要員でした。打席成績はやや落ち込んだものの、平均打球速度は91.7マイル、ハードヒット率は50%とスタットキャスト関連の数値は優秀で、復調する可能性も十分ありそうです。

補強の方向性としては妥当なものの、割高感は否めない

ベルトの穴埋めとして強打のターナーを獲得すること、ペイロールの柔軟性を考慮して単年で契約をまとめたのは極めて妥当な動きと言えます。一方で、ターナーの契約は13M保証、インセンティブで最大14.5Mの契約であり、39歳の選手へのオファーとしてはやや割高感があります。本日マイナー契約を結んだボーゲルバックがマイナー契約であることを加味するとなおのことです。

キャンプ開始

未だに多くの大物FA選手の移籍先が決まっていないだけに、個人的にはまだオフシーズン気分ですが、すでにキャンプは開始しており、1週間後には実戦も始まります。
怪我なく万全の状態でシーズンに臨んでほしいですね。

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