クリスマスイヴですね。

この時期に聞きたい聖歌はいくつもあり、どれも美しい旋律。作曲する方々も、ここぞとばかりに名曲を紡いだのでしょうか。それとも冬の澄んだ空気の魔法？

胸に沁みわたる名曲がいろいろある割には、一番はいつも不動のこちら。アダンの「さやかに星はきらめき」（"O Holy Night"）です。

キリスト教系の中学校に通っていたので、冬になると毎年、《讃美歌コンクール》というクラス対抗の学内イベントがありました。３年生の恒例の課題曲がこれだったの。

朝の校庭で、白い息とともにみずみずしい声で歌っているお姉様方。３年生になるのが待ち遠しかったのでした。

後に、作曲者のアダンが、バレエ音楽《ジゼル》の生みの親と知り、なるほどミラクルな旋律を書くわけだ…と、あらためて感心したのでした。

👼 ナターシャ・グジーさん

ご紹介するのは、Ukraine出身の歌姫ナターシャ・グジーさんの弾き語り。
つま弾いているバンドゥーラは、リュートの一種で、あちらの国の民族楽器なのだそうです。打弦楽器のハンマーダルシマーの音とも似ていますが、バンドゥーラは撥弦楽器なので、系統としてはギターに近いのかしら。バンドネオンもですが、どこか金属的なほど硬い触感の、こういう音が好きです。

ナターシャ・グジーさんは声もとびきり綺麗ですが、お顔立ちが清らかで美しく、思わず見とれてしまいます。この卵形はジュリエットヘアも似合いそう.･:*♡

こんなに幸せそうに声を奏でるひとはあまり見たことがない気がするほどですが、きっと、ご苦労と丹精の賜物なのでしょう…。

見終えた頃にはマリア様にしか見えなくなるかもしれません。ぜひ最後までご覧下さいね•*¨*•.¸¸♬

かの国にも思いを寄せつつ…

👼 おまけ...の写真

カトリック教会の中庭にあるお人形さん。《降誕場面》、ネイティビティ(Naitivity Scene)と呼ばれているそうです。

佳きイヴ＆クリスマスをお過ごし下さい(◍•ᴗ•◍)✧*。

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