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#07 人生最長の1ヶ月

激動の月、10月。

10月は、激動の1ヶ月だ。月の中間地点ではあるが、2~3日前、やっとほんとに余裕が持てたなと感じたので、このタイミングで現状を書き記してみる。
8~9月中旬にかけて、人生でいちばんの地獄を味わった。毎日22時〜23時の間で退勤し、帰ってからも明日の仕事の心配やプレッシャーで全く寝れずにパソコンの目の前でぼーっとする毎日。ひどい時は、2徹して出勤することもあった。毎日、ストレスで胃が痛かった。平日は仕事のことしか考えられなくなり、月1回の上長との面談の時は、いつも何も言葉は出てこなかったが、ただひたすらに涙が流れた。定期的に体調を崩すようになり、ベッドの上で寝るか起きてる時はずっと号泣している。そんな日もあった。ここまでの状態になっていたのは、明らかに労働時間が長いことが原因であるが、個人的に一番のストレスの要因だったのは、「自分を偽っている状態」でいることだった。

剥がれた仮面。

落ちるところまで落ちたことで、自分の人生をよくするヒントをたくさん得た。まずは、「自分の課題」について。自分の課題は、大きく2つだ。1つ目は、「完璧主義」であること。完璧主義って、社会人では弱みになることの方が多い。なんでかって、「完璧」なんてただの独りよがな概念であって、周りの人が求めていることは「合格点」だからだ。仕事は、自分のためにやっているのではなく、他人のため、会社のため、社会のためにやっている。だから、完璧にやる必要なんてないんだ。2つ目は、「相談を異常にしないこと」だ。こうなる理由は、私の「思い込み」と「自分の本性を知られることは恥ずかしいと思ってしまう癖」によって生まれている。私は、自分の信念が強い分、他人の反応を気にしたり、気づいたら自分の周りにとてつもなく高いバリアを作ってしまったりする。別に、意識してるわけじゃないんだけどね。一杯一杯で余裕がなくなったりすると、いつの間にか作ってしまうんだ。この期間に、自分の弱いところを曝け出したり、自分の本音を会社の人に伝えてみて返ってきた反応を見て、「自分の可能性を狭めて他のは自分なんだ」って強く感じた。

色々と吹っ切れたきっかけ

さっき話したように、今は自分の課題を客観的に見れたり、仕事を続けながらも自分を第一優先に生きることができている。社会人になって1年と7ヶ月、色々と拗らせた結果ほぼ鬱状態からなぜここまで吹っ切れたのか。それは、「弱みを曝け出したこと」と、「自己分析を徹底的にやったこと」だ。
会社の一番近い先輩に弱みを曝け出したことで、「自分に嘘をつかない」状態に自分を持っていくことができた。私は、プライドが高いから、「誰にも相談しない」「自分で自分を追い込む」癖がある。でも、そんな強がってても、所詮人間は一人では弱い。だから、人に相談したり、いろんな人と話して、関わって、生きていくんだ。これを身をもって感じられたことは本当に大きかった。そして、この状態で、自己分析を欠かさずやったことも大きかった。私は、「考える、ノートに書く、自分の行きたいところに行く、そこで新しい出会いをする、発信してみる」のサイクルで自己分析を行なった。
自分は、どんなことにストレスを感じるのかから分析し、自分は本当はどうなりたいのかという人生設計にも手をつけた。幸いなことに、まだ20代前半。人生を変えるなら今しかないと、思い切ることができた。ここで思い切る覚悟ができたことは、24年間踏み出せずにいた一歩を踏み出すことができたと感じている。

ここ1~2ヶ月の目標

さて、いつの間にか、年の瀬が近づきつつあります。
そこで、私は「これだけはやり通して2023年締めくくりたい」と思っていることが2つあります。1つ目は、「12月のマラソンで10km完走すること」です。これを頑張りたい理由は、2024年から新しいチャレンジをたくさん始める前に、「何か一つやり遂げた経験」をプライベートで作りたいと思ったからです。今のところ、かなり練習進捗悪いので、10月~11月は心に鞭を打ち頑張ります。二つ目は、「人と会う」ことです。これは、今から出会う人も、これまで出会ってきた人も。自分らしくいるためには、一人で閉じこもっているのは良くないとこの期間にすごく感じたし、改めて、人の繋がりってお金とかじゃ得られない、いつ消えてしまうかわからない奇跡だなと思うことができたので。


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