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ルーキードラフト

何の話?と思われてしまうかもしれませんが。。
すいません、またホッケー話です。

今回も再び次男、新しく入ったホッケーチームの話です。ちょっと自慢話になってしまいます。予めお断りを。

この夏3か月近く続いたトライアウト(オーディション)を無事乗り越え、次男、今シーズン無事Sチームに入団することができました。涙涙の道のりでしたが晴れて新メンバーとなり、シーズン開幕のゲームで得点を挙げるという幸先の良いスタートを切ることができました。

何となくの今までの流れです。もしよろしければ。

さて新メンバー、ルーキーとしてチームに入ると、ベテラン選手が世話役として各ルーキーに配属されます。チーム内でのお父さんという感じ?もしくはお兄さん?とにかく面倒をみてくれる教育係の選手、師匠です。この人事はとても大切で、今後のチーム内での動向、立ち位置などを大きく分けるとても大事なものだそう。我が家の次男坊も「誰になるんだろう?」と常に気にかけているようでした。

ドラフトと呼ばれる方式で決められるメンター(師匠 それとも教育係?)は6名程度。どの選手もリーグ歴3-4年のベテランです。この選手たちが所属年数順にルーキーを指名していきます。一番長い所属年数で更に年が高い順です。

ルーキーは次男を含む15歳から17歳。これからのシーズンは勿論、今後ホッケーを続けていく中で助けてくれる大事なメンターですから、関心はとても高いです。

いつこのドラフトが行われるのかだけでハラハラドキドキでしたが、予告なしに今週の月曜日とうとう決行されました。保護者は残念ながらこのドラフトに参加できないので、ここからは次男の話を勝手に私が脚色してます。

ドラフトは練習前の更衣室で唐突に行われました。最初にキャプテン。彼は次男同様最年少のNくんを指名します。Nくんは高身長の体格は勿論、落ち着きのある好青年で、誰もが納得の1番指名でした。

2人目のベテランはいつもリーグの得点順位3位から下ったことのないチーム一番の得点王Hくん。もう雲の上の存在です。Hくんは得点王ではあるものの所属年数で実は3番目だったそう。でもペナルティーの$30ドルを支払うことで、2番目に浮上。どうしても指名したい選手がいて、その選手を他のベテランに取られる前に指名したい、そういう思惑があったようです。

そのHくんが指名したのが、何と次男坊だったそうです。次男はHくんをとても尊敬していたし、可能性は低いけどメンターになってくれたらいいなあと密かに思っていたそうで、とてもうれしそうに話してくれました。

何を思って次男を指名してくれたのかはわかりませんが、私もそれはそれはうれしく、突然訪れた幸運になんだか1年分の運を使ってしまったような気さえしていました。

自分で言うなと叱られてしまうかもしれませんが。
次男本当にいい子です。ホッケーが大好きなのは勿論ですが、チームメイト思いでチームのためなら我慢も大暴れもできます。普段はどちらかというと静かなタイプですが、チームメイトの為となるといつもより2倍も3倍も力を発揮します。チームメイトが涙すれば一緒に隣で泣きます。困っていると放っておけず、一緒に手を尽くします。お調子者でカチンとくることもありますが、とにかく心の優しいいい子です。

こんな自慢の次男を罰金を払ってまで指名してくれたHくん。君は見る目ある!!(すいません。)もうHくんのファンにならないわけにはいきません。今シーズンHくんがまた得点王になれますように。そして次男が人としてホッケー選手として大きく飛躍することができますように。
今日も願ってやまない私でした。



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