日曜の朝ーありがとう、サザン
日曜の朝。
ちょっと早く起きてNetflixをつける。
見たいものが特にあるわけじゃあないけど、いつも夫や子供達に占領されているリビングを1人で満喫できるチャンスはなかなかない。
と、いきなりサザンの茅ヶ崎野外ライブのドキュメンタリーが突然流れた。
サザン?!
北米用に全て英語で。
早速Netflixの操るままにままに再生ボタンをポチ。
ちょっと長めのテロップからゆっくり始まった。
いつもなら絶対読まない。
でもなんだかのんびりゆったりな朝、目で追う。
へー1978年デビューなんだあ。
そうそう桑田さん茅ヶ崎出身だったよねえ。
と温まったタイミングでコンサートが始まった。
音楽というものは香りと同様、特定の思い出や景色がタグづけされていて、それは自分で自覚しているものから無自覚のものもある。
愛しのエリーとか栞のテーマとか大好きだったものはもちろん鳥肌が立ったけど、それぞれの歌に私の、私の家族とのそして友人との思い出が次々と思い出され、
それはまさに走馬灯。
一体私はどれくらいサザンにお世話になったのだろう。
桑田さんは確実に歳をとって、デビューした頃のように弾けるようなエネルギーは消えて、すっかりエッジが取れた。
そしてそう言う私も。
けど、今だからこその深みや渋み、そしてやっぱり変わらない桑田節に心が震えた。
かっこいいー!
歌っても、ふざけても、話しても。
コンサートやライブというものにはとんと縁がない生活を送っているけど、この画面のライブにいるファンが羨ましかった。
実際にライブでききたかったなあ。
原ボーも変わらずやさしくてかわいくて。
ずるいくらい年取ってないなー。
今世界中深刻な懸念が次から次へと後を断たない。
それは日本も同じ。
一体どこにむかっているのだろう。
時々漠然と日本の未来をただただ不安に思い
心ざわつくことがある。
どうなってしまうんだろう。
日本を離れたお前が勝手なことを言うなといわれればそのとおり。
でも離れたからこそ見える「どうして?」と思わずにいられない不安材料。
でも大袈裟だけど、サザンのライブを見て、何だか日本もまだ大丈夫かもと思えた。
こんな素敵な音楽と才能が生まれて、世代を超えて大事にされている、愛されている日本。
未来はまだ明るいのかも。
1人静かに色々な思いに浸っている私。
サザンへの愛が止まりません。
また明日から頑張りましょう!
まだ見てなかったら是非観てみてください。お勧めです。
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