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2024年4月5日

2024/04/05 06:43

飛び起きた。今何時だ。
4時半。予定より1時間遅刻。間に合うか。
最小距離での動作。ドライヤーもそこそこに。
忘れ物は無いか部屋を見渡すが。きっと大丈夫。
チェックアウトはいとも簡単に済んだ。よかった。
乗る予定のバスは目の前を走り去っていく。

次のバスになんとか乗れて空港へ向かっている。
相変わらずよく揺れる。運転が荒いのか。
短かったが恐ろしいほどの濃さを持った香港への冒険は最終局面へと向かっている。
ここからは時間と手続きとの闘いになる。取るに足らない私の英語力でどうにかできるか。
そもそも昨日は早く寝る予定だった。21時には夢の中に居るつもりが、現地の人との英語でのつたない会話が弾み「日本人の友達とこれから会うから一緒に行こう」と言われて気がついたらタクシーに乗っていた。
香港島と九龍島を繋ぐ地下道を私たちを乗せたタクシーが猛スピードで駆け抜ける頃に「これはまずいことになったかも」と不安になった。

午前中にフェリーで優雅に渡った九龍島へ爆走タクシーで再び舞い戻る。
日本人はアオイさんと言うらしい。アオイさんはやくはやくはやくアオイさん。
ここまで連れてきてくれた現地の人と3回目の「香港は楽しい?」の話をしているところでアオイさん登場。後光が差していたのは見間違いではないはずだ。

3人で乾杯。アオイさんが同時通訳をしてくれる。うーん、会話がスムーズで心地いい。
さてと私はお暇しますぜと伝えると現地の人が「俺の奥さんが迎えに来るからホテルまで送るよ」と素敵な提案。
さっさと電車に乗って帰りたかったがご厚意に甘えた。しかし更に30分とは。アオイさんは颯爽とホテルに戻っていった。

今回の冒険はまとまった書き物にする予定なので詳しくはそちらを読んでいただきたい。
窓の外が明るくなってきた。どうか飛行機に間に合いますように。

2024/04/05 06:58

時間がきたのでここでおしまい。

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