慶太郎@Blue Photo Base

山口県宇部市Blue Photo Base代表ライブカメラマン慶太郎。 どうかあなたへ…

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山口県宇部市Blue Photo Base代表ライブカメラマン慶太郎。 どうかあなたへ届きますように。

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最近の記事

2024年4月26日

2024/04/26 08:23 毎日していたことができなくなる。 これは私の人生では頻繁に起こることで、きっかけは様々だが急にできなくなるのだ。 電源を落とされた機械のように、動けなくなる。 そして次には電源を入れるのが怖くなり、電源を入れなくてはと思うほど拒むようになる。 もう一度電源を入れるには大きな勇気と小さな力が必要になる。 だが、頻繁に起こるのでちょっとだがコツがつかめてきたのも事実。 直前にも書いたが、必要なのは大きな勇気と小さな力。 起動する順番を逆にしてみ

    • 2024年4月25日

      2024/04/25 07:41 使う言葉をちょっと変えてみると、気持ちもちょっと変わる。 料理の話をしているとき。 世の中には数え切れないほどの食べ物・飲み物がある。 同じ料理でも作る材料や調理方法、淹入れる具材の組み合わせで同じ料理でも同じ味になることはなく、無限に存在する。 口にして美味しくないと感じたとき「不味い」と言うことがよくあるが自分の中ではこれは過去の表現の仕方にありつつある。 「不味い」のではなく「口に合わない」と言うようにしている。 不思議なことに、こう

      • 2024年4月24日

        2024/04/24 04:49 いつの間にか日付がかわっていた。 今日、いや昨日。でもまだ眠っていないから今日の話。 ここ数日ずっと書けないでいたから書かなかった。 書けなかった。 15分で綴る私の心の内。 画面は揺れてキーボードを叩く手は震えている。 でも、今なら書ける。書きたい。 ここまで何度も打ち直した。それでも今日は書きたい。 文字数や時間制限を気にしなくても、今日は書きたい。 でもちゃんとタイマーをセットしているから、ルールに則って書く。 大切な人が、今日でち

        • 2024年4月19日

          2024/04/19 09:30 ほぼ毎日飲んでいるコーヒー。私自身が淹れている。 その時に使っているカップについて。 二種類のカップを使っているのだが、どちらとも日本の伝統的な焼き物であるため、カップと呼ぶのはなんだかしっくりこない。器、と呼ぶのがいいのかもしれないがこれだとちょっと大きくなってしまう。サイズはカップ、物は器。とりあえずこんな定義にしておこう。 一つ目は備前焼。二つ目は萩焼。 どちらも150ccと標準的なコーヒーカップにしては小さいと思う。意図的に小さい

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        • 15分エッセイ
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          2024年4月17日

          2024/04/17 21:17 ビールについて書いてみようと思う。 私は人並みにお酒を飲む。いや、ここでは嗜むとする。 改めて、私はお酒を人並みに嗜む。 世の中に存在するお酒の中でもとりわけビールが好きだ。 なぜだろう、ちょっと記憶の引き出しを開けてみることにする。 お酒を飲んでもいい年齢に達した頃、私は会社勤めをしていた。 忘年会だか新年会だかで、先輩社員や上司に囲まれて一緒にお酒をのんだ。 「とりあえずビールで」 ビール君は「とりあえず」的な存在なのかと少しだけ不憫

          2024年4月16日

          2024/04/16 08:23 時計のアラームがもう何度も鳴っているのになかなか起き上がれずに二度寝三度寝を繰り返して、ようやく床を抜け出したのは午前7時を回った頃だった。 昨日買ってきたばかりの新しい櫛を使うのが楽しみでなかなか寝付けなかった、わけでは無い。時間にすれば十分すぎるほどに寝ていた筈なのだが、寝起きが良くない。 さて何が原因なのか。ちょっと考えてみる。 やり残したことが眠ることを妨げている可能性。 洗い物。いやこれはちゃんとやった。洗い終わったコーヒーカッ

          2024年4月15日

          2024/04/15 13:14 ポツポツと外で音がしていることに気がついたとき、時計の針は長針短針が仲良く12を指していた。もう少し仕事の続きをして、昼食の準備に取りかかった頃には雨樋を跳ねる雨の音がしっかりと聞こえていた。 昨日は遠征先から帰る運転で体力を使ってしまい、夜の予定は無断でキャンセルしてしまった。申し訳ない。 体力について考える事が最近増えたせいだろうか、人と話をしているとその話題になることが増えたような気がする。この場合、身体に関する体力の話題となるこ

          2024年4月13日

          2024/04/13 09:12 今の私は9時15分を握っている。 富士山を正面に見ながら晴天の空を時速100キロで西に向かって走っている。 普段の私は10時10分だな。 これはハンドルを持つ手の位置の話。 車種によって位置が変わる。 今、9時15分を握っているのはちょうど親指の付け根がハンドルの中心と外円とを結ぶ交点に当たる部分であり、無駄な力を掛けずにハンドル操作ができるからだ。 それと、ハンドルに付いている便利なボタンにも容易に触れることができるからだ。 燃料の現在量

          2024年4月11日

          2024/04/11 09:15 日付が変わった直後に迎えの車がやってくる。 荷物と身体を忘れずに詰め込んで東へ向かって走り出す。 最初の運転は任せました。片道13時間のハイウェイドライブ。 途中で運転代わります。 目を覚ましたのは兵庫県の入り口のサービスエリア。 空が少しずつ明るくなってきた。 運転中に太陽が昇るだろうからいつでもサングラスを掛けられるように手元に準備をする。 運転席から見る朝日は格別に綺麗だ。太陽よりも早起きの我々はまだまだ東を目指す。 運転中は手と

          2024年4月10日

          2024/04/10 07:34 作品に触れてニヤニヤする経験は誰にでもあるだろう。 ニヤニヤのポイントは人それぞれだろうが。 私の場合は「あぁこれ作ってる人がニヤニヤしながら作ったんだろうな」と感じると、ニヤニヤしてしまう。 肩書きが多いので割愛するが、宮藤官九郎が今私の頭に浮かんでいる。 彼が脚本を担当しているドラマの最新作を遅ればせながら視聴している。 ここでふたつお断りを。 まずひとつ、ネタバレはしないし作品名もここには書かない。 ふたつ、ここから先は敬愛の念を

          2024年4月9日

          2024/04/09 09:12 記憶のトリガーはどこにでもある。 先日空腹に任せて肉うどんとカツ丼を単品で頼み、完食し、満腹感と罪悪感をブレンドした感情に浸っていたときにトリガーは引かれた。 あれは三年前の話。 仕事で市外に行っていた。少し遅めの昼食。 県内に数店舗存在するうどんの美味しいうどん店。 この時も空腹だったが、多少の理性あった私は親子丼セットを注文した。 親子丼と小さな素うどん。 壮年の女性店員さんによって運ばれてきた親子丼セット。食べる前からもう美味しい。

          2024年4月8日

          2024/04/08 08:14 思考を言語化するのが苦手だ。 考えていることをわかりやすく確実に正確に伝えることが昔から苦手で、喋りすぎたり長くなりすぎたりして途中から話を聞いてもらえなくなり、いつからか伝えることを諦めていた。これは他者に対してもそうだし、自分自身に対してもそうだ。 考えていることをいざ紙に書き出しても、半分くらいでよく分からなくなる。 もういいや。そう思ってやめてしまった事が大半だ。 先日そんな話をしたときに、思わずハッとする言葉をもらった。 「聞き

          2024年4月6日

          2024/04/06 05:28 昨日の夕方無事に自宅へ帰り着いた。 激しい横揺れをお見舞いしてくれた飛行機で気絶するように短時間眠り、渋滞に巻き込まれてノロノロと車を走らせ、ようやくたどり着いた我が家は数日前と何も変わること無くひんやりとした空気を漂らせていた。 ただいま帰りました。 あの蒸し暑かった香港が既に懐かしい。 この数日間で桜はすっかり花を付けて満開へと向かっている。 視界の先が薄桃色に染まっていく日本の春を、蒸し暑さの後に感じることはなんだか新鮮な気分だっ

          2024年4月5日

          2024/04/05 06:43 飛び起きた。今何時だ。 4時半。予定より1時間遅刻。間に合うか。 最小距離での動作。ドライヤーもそこそこに。 忘れ物は無いか部屋を見渡すが。きっと大丈夫。 チェックアウトはいとも簡単に済んだ。よかった。 乗る予定のバスは目の前を走り去っていく。 次のバスになんとか乗れて空港へ向かっている。 相変わらずよく揺れる。運転が荒いのか。 短かったが恐ろしいほどの濃さを持った香港への冒険は最終局面へと向かっている。 ここからは時間と手続きとの闘いに

          2024.4.4

          2024/04/04 07:01 私は今香港に来ている。 昨日夕方到着して無事にホテルに到着。現地の料理を食べるために英語、ジェスチャー、とびっきりの笑顔を駆使して食事とビールにありつき一日を終えた。 現在滞在二日目の朝。ホテルでこれを書いている。 先に宣言しておくが、ここまでありとあらゆることが起こりすぎているので別の読み物として後日まとめる予定だ。 ここでは香港空港での出来事について。 三時間半のフライトを終えて香港空港到着。蒸し暑い。 入国審査を無事にパスしていざ預

          2024年4月3日

          2024/04/03 05:14 短い日数だが今日から数日ほど出かける。 いつもの遠征や旅行とはちょっと違う。 初めて行く場所。準備もいつもより入念に。 忘れ物によってはそこで行動ができなくなる。 旅と言うより、冒険に近いような。 これまでたくさんの場所に行ってきた。 高校生の頃に初めてひとりで広島に行ったのも、当時としては大きな冒険だった。 社会人になって青森まで電車で行ったのも冒険だった。到着して最初に飲んだビールが身体に染み渡る感覚は今でも覚えている。海に沈む夕焼