見出し画像

2024年4月16日

2024/04/16 08:23

時計のアラームがもう何度も鳴っているのになかなか起き上がれずに二度寝三度寝を繰り返して、ようやく床を抜け出したのは午前7時を回った頃だった。
昨日買ってきたばかりの新しい櫛を使うのが楽しみでなかなか寝付けなかった、わけでは無い。時間にすれば十分すぎるほどに寝ていた筈なのだが、寝起きが良くない。
さて何が原因なのか。ちょっと考えてみる。

やり残したことが眠ることを妨げている可能性。
洗い物。いやこれはちゃんとやった。洗い終わったコーヒーカップの感触は今でも手の中に残っている。
洗濯物。これもちゃんとやった。ムラ無く乾くようにときちんと間隔を開けて干した。
写真の整理。これは、ちゃんとできていない。ある程度はやっているが、自分の中での一応の「終了」をいつも決められないのだ。

早寝早起きを実践しているのだが、できないことも今のところ結構多い。
その度に「なんでこんなこともできないのだ」と自分を手加減無用で殴りつける。
一番近い場所で一番デリケートな部分を自分で遠慮無く攻撃するのだから、受けるダメージは計り知れない。
視点を一歩遠ざけてみよう。レンズを望遠側から広角側に変えるみたいに。
ぐっと世界が広がる。さっきまで私の顔しか映っていなかった画面は、胴体と両腕を捉え背景を捉える。背景に溶け込んだ私を見ると、少しだけ許せてしまう。
朝寝坊のことに関しても「まぁ、ちゃんと目が覚めたんだしよかったじゃないか。これは当たり前ではないぞ。」と寛容な気持ちにもなれる。

いつまでも落ち込んでいても仕方ない。
コーヒーを温めてトーストを焼く。今日はヨーグルトも食べてみた。
店のシャッターを開けて外の空気をちょっとだけ吸い込む。
椅子に座りこれを書く。
続き限り続けていけば、繰り返すことできっと習慣になる。
大丈夫。大丈夫だ。

2024/04/16 08:38

今日はこれでおしまい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?