2024/04/24 04:49

いつの間にか日付がかわっていた。
今日、いや昨日。でもまだ眠っていないから今日の話。
ここ数日ずっと書けないでいたから書かなかった。
書けなかった。
15分で綴る私の心の内。
画面は揺れてキーボードを叩く手は震えている。
でも、今なら書ける。書きたい。
ここまで何度も打ち直した。それでも今日は書きたい。
文字数や時間制限を気にしなくても、今日は書きたい。
でもちゃんとタイマーをセットしているから、ルールに則って書く。

大切な人が、今日でちょっとの間活動休止した。
いつもは早めに帰らせてもらう打ち上げも、どうしても一緒にいたいから居させてもらった。どうしても一緒に居たかった。今までありがとうと、これからもどうかよろしくお願いしますが伝えたくて。
カメラマンになるずっとずっと前から応援してくれた人だから。
俺が何者になろうとも変わらず味方で居てくれた人だから。
店舗を構えますって言った日に、応援と心配をしてくれた人だから。

タイマーが6分を切った。まだまだ書ける。
一口飲んだポカリスエットの味が脳に届くその前に文章にしてしまおう。
カウンターの向こうでいつも見守ってくれていた人は、ライブハウスのステージで俺をカメラマンにしてくれている。
いつも正真正銘の真剣勝負で現場に向き合わせてくれる。
ステージに食らいつく感覚を骨の髄まで届けてくれる。
今日のあの曲は、今俺が欲しかった言葉そのもので。

掛け時計が5時を指す。机に置いている写真立てが倒れてしまったが戻すのは後回しにする。あと2分23秒が惜しいから書き殴る。
ここまで名前を出さないから最後まで名前は出さない。そんなことしなくてもちゃんと伝わるから。
今日のライブは身体に浸透しました。今日、俺をカメラマンにしてくれてありがとうございます。
ありふれた言葉かもしれないけど、これからもよろしくお願いします。
どうか、よろしくお願いします。

2024/04/24 05:04

書き殴りはタイマーに止められて、今日はここまで。